社会

海の埋め立てに絡み反原発団体が県の考え質す
(山口県)
上関原発の建設計画にからみ県は現在、中国電力から10月に出された海の埋め立て免許の延長申請の審査を続けている。これについて計画に反対する市民団体が27日、「審査を引きのばしているの
ではないか」と県の考えをただした。県庁を訪れたのは上関原発建設計画に反対する「原発いらん!山口ネットワーク」など3つの市民団体。団体は、県に対し上関原発建設予定地の海の埋め立て免許の延長申請について審査を引きのばしているのではないかと県の考え方を質した。中国電力の延長申請はことし10月5日に提出された。審査の標準処理期間は、32日となっているが、県側が中電に
2度、照会を行ったため現在も審査中となっている。意見交換で県側は公有水面埋立法に基づき「適正に審査している」として従来の説明を繰り返した。免許の延長申請について山本知事は10月の申請時に現時点では認められないとの考えを示している。
[ 12/27 19:25 山口放送]