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コウナゴ漁引き続き検討 相馬双葉漁協の試験操業

 県漁協組合長会は26日、いわき市の県水産会館で開かれ、相馬双葉漁協が取り組む試験操業で、新たな漁獲対象にコウナゴを加えるかどうか引き続き検討することを決めた。
 19日に同会館で開かれた県地域漁業復興協議会では試験操業計画案の試案が示されていた。重点検査などで安全性を求める声などが挙がったため、今後はいわき市漁協とも情報共有を図って計画案を作成することを申し合わせた。
 組合長会には東電の担当者も出席した。福島第一原発の港湾から高濃度のセシウムを含むマアナゴなどが見つかっていることなどから、来年1月に港内でかご漁を2回程度行い、魚を捕獲する方針が示された。12月20日に実施したかご漁ではアイナメなど29匹を捕獲した。
 堤防際に生息する魚を網で封鎖し、移動を防ぐ方法も計画している。

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