(cache) メールのプロの独り言: [投げ銭」がいよいよ実現しそうなYahoo!の取り組み「イイね!」

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[投げ銭」がいよいよ実現しそうなYahoo!の取り組み「イイね!」

Yahoo! Japanが「イイね!」ボタンを採用する。まずはYahoo!ブログからで「イイね!」をクリックしてカウントアップされるだけではなく、イイね!と同時にYahoo!ポイントをプレゼントできる。

 

投げ銭システムというのが以前から何度も模索されうまくいかない。

どういうものかというと江戸時代、そうわたくしが住んでいる神田界隈に明神様と呼ばれる神田明神が有り坂道になっていて坂道の下の方、明神下にトッツァンこと、銭形警部。ではない、銭形の親分こと銭形平次が住んでいらっしゃった。なんと、下手人捉えるのに十手術ではなく、銭を投げて捉えるという器用なことをされていて昭和の頃には随分とテレビでも取り上げられ毎週話題になったもの。時代劇好きな子でよく見させていただきました。

ではなくて、江戸の町や大阪では演劇なども盛んで、今も続いているけれど木戸銭を払って見るというよりも、応援する役者などに直接小銭を和紙でくるんで投げて応援する「投げ銭」というシステムがあった。木戸銭では、誰にいくら配分されるかわからないが投げ銭なら自分が応援している役者に直接自分があげたい金額をあげる。それに、「私が応援」しているとファンであることが伝わる。貰う方も上げる方も嬉しい現実的なシステム。

海外でもポールダンスなどで観客がダンサーの服にお札をねじ込むなんてのが映画の一場面によく登場したものだけど、もう少しスマートでいなせなシステムだ。

あれが良いからネットで情報発信している人を応援するシステムとして「投げ銭」を実現しようという試みが継続的に各国で起きている。日本でもいくつかあり話題になるけれど成功例は聞かない。理由はいくつかあって、まずは少額課金が難しいこと。100円あげたくても手数料が210円かかってはやってられない。さっと小銭を懐紙にくるんで放るような手軽さと無駄な費用がかからないことが大切だ。それができないのが最大の欠点。

次が汎用性のなさで、どこでも使えるわけではなくて使い始めが面倒。貰う方もどれを設置したらいいか、そもそも存在もわからないようなもの評判落としたくないし導入しにくい。知名度がないってことは致命傷だ。

たいていの試みは粋や良しの域を出ていなくて残念なんだけどYahoo!が本気モードでやるならこれは違う。Yahoo!ブログなんて使う人はあんまり知らないけれど、国内最大手のポータルサイトが投げ銭をやるのは意味が違ってくる。mixiみたいに閉じた閉塞的な世界では何をやっても意味がない。開かれた世界でお笑い芸人が「やほー」なんて言って唯一の売れるネタにできたくらい年齢世代にかかわらず通じる世界で行われるから意味がある。

それでもYahoo!ポイントではやっぱり使える場面が大してなくて、まあ頑張ってくださいで終わってしまう。ところがCCCと提携発表していて、Yahoo!ポイントは廃止されてTポイントに一元化される。Tポイントならコンビニで支払いに使えるわけでどこに住んでいようと現金並みに利便性が高い。

上げる方もYahoo!ポイントをわざわざ購入するなんて嫌なこったけど、Tポイントであるならコンビニで買い物するとき見せるだけで1%のポイントがつく。平均購入額は500円くらいのようで一回5円くらいか。

Tポイントが使われるのは500ポイント程度溜まった時が多いそうでめったに使われないようだ。無駄に溜まっているだけのTポイントを多くの人が持っているからそれを応援に使えて喜んでもらえるならこんなにいいことはない。

このシステムがYahoo!に閉じないでAPI公開、せめてブログパーツとして提供されYahoo! ID持っていればすぐ使えるようなら爆発的に広がる可能性がある。ブロガーはあまたいるけれど稼げている人ってひと握りでマネタイズできない代表的な存在。しかしTポイントがイイね!でもらえるとなったらよりコンテンツに集中することができ、読む側にもメリットは大きい。くだらない広告貼りまくって見にくくしたい人はいないわけで、広告モデルからイイね!モデルへと一大変革が起きるかもしれない。

もしかしてGoogleへの最大のアンティテーゼになるのかもしれない。Googleが大成功収めた広告モデルは限界だと多くの人が感じ始めている。世界最大のサービスであるFacebookは真っ向からGoogle否定しているしAppleは対決姿勢を崩さず、ついに地図を独自作成へと莫大な経費かける道を選ばせた。ネットもリアルもGoogle否定へと大きく舵が切られているがまだあまり気づかれていない。

そんななかSNSの隆盛で終焉迎えつつあるように見えたポータル界がもしかしたら再生できるかもしれない取り組みに見える。このシステム使えばYahoo!では使用先を認識できる。もともとのYahoo!は人力でネットの世界をインデックス化して利便性を提供してきたが、それが再生できる可能性がある。

もっとも、イイね!もステマちっくにspamできる。イイね!獲得数と金額で単純にリストアップすると自前でイイね!しまくるやからがすぐ出るだろう。なにせ自分に帰ってくるからいくら使ったっておしくはない。アカウント作ってイイね!しまくればいい。そういう業者も出てくるだろうしトラフィックエクスチェンジのようにイイね!エクスチェンジとか出て順番にイイね!しあう仕組みが登場するんだろう。しかしそんなものトラフィックを追えばすぐ足がつく。ビッグデーター分析についても親会社のソフトバンクは大きなリセラーだし対応策はすぐ取られるだろう。spamやりたいなら今のうちにあかうととっておけとかおかしなことにならないといいが、Tポイントに一元化される時に名寄せされて無駄になるだろう。そう言う意味でもCCCとの連携は極めて注目している。

嫌いな会社の代表格であるソフトバンクを褒めたくないけれど、井上さんを追放して以降の施策はかなりいい線いっていて筋がいい。世界のYahoo!は消えそうだけれど、日本中心にアジアからインドあたりで新生ヤフー!として活躍しそうな雰囲気が漂ってきた。ソフトバンクは中国に誰も注目しない時期から中国でのネットビジネスにしっかり根を張っている。楽天はあっさりネット通販から撤退したがソフトバンクは生き残っている。国を超えて一企業グループがアジアからインド一帯をネットビジネス的にまとめあげるかもしれない。決済手段のPayPalとも提携済みで銀行などが不十分な国でも容易に決済できる仕組みも手にしてしまった。携帯電話網とインターネットのインフラも自ら提供しているし体制的にはこれでほぼ磐石になっている。不安要素になり得る電力も自前で発電が始まり広大な土地に太陽光発電施設を作るわけだけど、契約内容次第ではその下に建家を作るのは容易。それをデーターセンターにしてしまえば電力も何もかも自前で低コストで運用できる。42円プラス6円などと高額で20年間も外販が保証された電力の一部を自前で消費すれば無料の電力と無料の敷地が手に入る。多分そういう方向に進んでいってクラウドサービスなども本格的に再展開するのだろう。

どこの会社が儲けてもいい。経済が回って行ってそこで生活するひとが結果的に豊かになれる。それに良質な情報やコンテンツにうるさすぎる広告に邪魔されずに触れらるようになるならこんなに素敵なことはない。

是非とも成功して欲しい。

対抗できるとしたらNTTグループなんだけれど法律になっていない様々な縛りでがんじがらめで身動きが取れない。でもNTTグループで同様の仕組みを作ってみて欲しい。CCCのTポイントにつぐのはポン太だったか!?提携先はその辺しかないんだろう。自由度と発送の豊かさから言ったらauの田中社長がもう動いていたりするかもしれない。この先どう変わっていくのかとても楽しみだ。

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