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当て逃げ警部補 部下に虚偽説明を指示
12月26日 15時12分

当て逃げ警部補 部下に虚偽説明を指示
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神奈川県警の40歳の警部補が、駐車中の車に当て逃げをして3人に軽傷を負わせたとして逮捕された事件で、警察はこの警部補が一緒に乗っていた部下の巡査に指示して警察に巡査が車を運転していたといううその説明をさせていたとして、犯人隠避教唆の疑いで追送検しました。

追送検されたのは、川崎警察署地域課の白澤准一警部補(40)です。
白澤警部補は先月、横浜市西区の路上で、後ろのドアが開いた状態で車を発進させ、駐車中の車にぶつけて3人に軽傷を負わせたうえ、そのまま逃走したとして、道路交通法違反の当て逃げと自動車運転過失傷害の疑いで逮捕されました。
車は一緒に乗っていた4人の部下のうち、22歳の男性巡査が所有していましたが、警察のその後の調べで、白澤警部補は現場で目撃されたナンバーから警察から問い合わせを受けた巡査に指示して、「車は自分が運転していて現場は通っていない」とうその説明をさせていたことが分かりました。
白澤警部補は26日までに犯人隠避教唆の疑いで追送検され、犯人隠避教唆と当て逃げの罪で略式起訴されました。
また、逮捕容疑の自動車運転過失傷害については起訴猶予になりました。
一方、巡査は、犯人隠避の疑いで書類送検されました。
神奈川県警察本部監察官室は「検察の処分を踏まえて処分を検討している」としています。

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