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【プロ野球】大谷に「ダル部屋」 「すごく光栄」2012年12月28日 紙面から
日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=に、「出世部屋」が用意された。27日は千葉県鎌ケ谷市の2軍施設「ファイターズタウン鎌ケ谷」を見学。合宿所「勇翔寮」では今後の住まいとして、ダルビッシュ(現レンジャーズ)が使った部屋を案内された。 背番号だけではなく、生活の場も継承する。この日は午後1時半すぎに鎌ケ谷に到着。球団関係者に連れられて、寮の中へ向かった。案内されたのは「大谷翔平」という表札がかかった404号室。かつてのエースが暮らしていた部屋だ。足を踏み入れた大谷の胸は感激でいっぱいになった。 「すごく光栄です」。サプライズプレゼントに、強心臓で鳴らす大谷もさすがに驚きを隠しきれない。「自分でいいのかなという感じです」。顔には、はにかみ交じりの笑みが浮かんでいた。 404号室は、ダルビッシュが退寮した後も鎌ケ谷での練習時の用具などを置く倉庫になっていた。そのため、中田や斎藤をはじめ、誰も入ることができなかった。しかし、「背番号11」の後継者が現れたら話は別。その部屋で大谷が生活できるように、球団は満を持して準備を整えた。 もちろん、大谷はダルビッシュ級の活躍を心に誓う。メディカルチェックでは「フルメニューでトレーニングしても問題ない」と医師からお墨付きをもらった。あとは体をつくり、二刀流を貫くだけだ。「しっかり野球をやりきれるように生活できたら。ここをスタートにして頑張りたい」と誓った。 (川越亮太) PR情報
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