2012年の大納会となった28日の東京株式市場は、1ドル86円台の円安加速が追い風となり、4日続伸。日経平均株価の終値は、前日比72円20銭高の1万0395円18銭と、大震災前日の昨年3月10日(1万0434円38銭)以来、1年9カ月ぶりの高値水準となった。前年の大納会終値に比べ、22.9%、1939円83銭上昇した。
終盤にこの日の高値となる110円高の1万0433円まで上昇。これも大震災前日の昨年3月10日以来の高値水準となった。その後、失速して取引を終えた。
高値、終値ともに今年の最高値を更新した。年初来高値で取引を終えるのは、1999年以来13年ぶりのこと。
先行きについては円相場は新政権誕生による日銀の追加金融緩和で円安基調がまだ続くと市場では予想。SMBC日興証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは「外国に比べて東京株は回復が遅れていたため、1万0500円くらいまでは、新政権へ業績回復に対する期待だけで上がる可能性がある」と話している。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比5.71ポイント高の859.80。こちらは3月28日終値(872.42)以来8か月ぶり終値高値にとどまった。
出来高は概算で28億9171万株。売買代金は1兆4746億円だった。東証1部銘柄の騰落は値上がり821、値下がり732、変わらず143。
売買代金は野村HDとトヨタ自動車が500億円超。みずほFG、アイフル、三菱UFJ、オリエントコーポレーション、ホンダ、東芝、三井住友FG、ソニーと200億円超で続いた。すべて値上がりした。