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松井秀喜選手 現役引退を表明
12月28日 9時50分

松井秀喜選手 現役引退を表明
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大リーグのヤンキースやプロ野球の巨人で活躍した松井秀喜選手が現役引退を表明し、「憧れのヤンキースのユニホームに袖を通してプレーできたことは最高に幸せな日々だった」と20年間に及ぶ現役生活を振り返りました。

ニューヨークで記者会見に臨んだ松井選手は、会見の冒頭、「本日をもちまして20年間に及んだプロ野球選手人生に区切りをつけたい」と述べ、現役を引退することを明らかにしました。
引退の理由について松井選手は「命がけでプレーし、メジャーで力を発揮するという気持ちで10年間やってきたが結果が出なくなった。命がけのプレーもここで一つの終わりを迎えたんじゃないかなと思います」と述べました。
そして、引退を決断した時期について問われると「そういう気持ちに傾いたのはつい最近です」と話しました。
さらに、松井選手は20年間に及ぶ現役生活について振り返り、「憧れのヤンキースのユニホームに袖を通し、7年間もプレーできたことは最高に幸せな日々でした」と話しました。
そして、巨人時代の当時の長嶋茂雄監督との思い出についても振り返り、「毎日のように2人きりで指導していただいた日々がその後の僕の野球人生にとって大きな礎になったと思います。長嶋監督と2人で素振りした時間は現役時代の一番の思い出で、感謝してもし尽くせない気持ちでいっぱいです」と話しました。
また、日本のプロ野球に復帰して現役生活を続けなかったことについて、松井選手は「ユニフォームを着てグラウンドに立つことはできると思うが、10年前の日本での自分の活躍を想像するファンの期待に応える自信を持てなかった」と理由を述べました。
さらに今後について松井選手は「引退を決めてからまだ時間がたっていないので、少しゆっくりしながら考えたい。野球の世界にしか身を置いてこなかったので、今後は自分なりの土台を作る期間も必要だと思う」と話しました。

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