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巨人、ヤンキースなどで活躍し、8月にレイズを退団した松井秀喜外野手(38)が現役引退を決め、28日(現地時間27日)にニューヨーク市内のホテルで記者会見を行うことが分かった。来季もメジャーでのプレー続行を見据えてトレーニングを続けていたが、チーム探しは難航。20年間の現役生活にピリオドを打つことを決意した。
今年8月にレイズを自由契約となって以降、松井は自宅のあるニューヨークでトレーニングを続けていた。古傷である両膝への負担を考慮して、行っていなかった筋力トレーニングを取り入れるなど、来季もメジャーでのプレー続行に意欲を見せていた。だが、あまりにも長い“浪人生活”に気持ちがついてこなかった。
今季は開幕後も所属チームが決まらず、自主トレ生活が続いた。4月30日にレイズとマイナー契約を結び、5月29日にメジャー昇格。デビュー戦となった同日のWソックス戦で1号2ラン、6月1日のオリオールズ戦で2号2ランを放つなど順調に滑り出したが、その後は成績が低迷した。
7月2日のヤンキース戦で左太もも裏を痛めた不運もあり、34試合で打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と結果を残せずに同24日に戦力外を言い渡された。
この1年間で、プレーした期間はわずか約3か月。メジャーの舞台には約2か月しか立てず、自由契約となった直後には「気持ちが続かなくなったら(現役を続けるか)分からない」と明かしていた。ほとんどの時間を孤独な自主トレにあて、心身共に充実した状態からはかけ離れていた。
今季はチームが決まらずキャンプに参加できなかったことが、結果的に低迷を招いた。その二の舞いを避けるため、年内決着を区切りとしていたが、代理人のテレム氏に一任していたチーム探しは難航を極めた。「どこからも必要とされなければ、引退する」と言い続けてきた松井。その時が来たことを、本人が誰よりも実感していた。
すでに近い関係者には胸の内を明かしており、現地時間27日午後5時(日本時間28日午前7時)からニューヨーク市内のホテルで引退会見を行う。日米通算507本塁打。巨人の主砲として数々の栄光に輝き、ヤンキースでは07年右、08年左と両膝の手術を乗り越えて09年ワールドシリーズMVPに輝いた。後世に語り継がれる不世出のスラッガーの伝説が、幕を閉じる。
(2012年12月28日06時05分 スポーツ報知)
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