NHK山梨県のニュース　甲府放送局

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再び異常値で県陳謝

北杜市にある県の産業廃棄物最終処分場で、汚水漏れを検知するシステムで再び異常な値が出たことを受け、地元の住民グループが２７日県に抗議し、県側は、「心配をかけ、誠に申し訳ない」と陳謝しました。
北杜市にある県の産業廃棄物最終処分場では、今月１９日、汚水漏れを検知するシステムで異常な値が出て、県は廃棄物の搬入を一時中止して原因の究明にあたっています。
処分場周辺の住民で作る、対策協議会のメンバーらおよそ２０人は、２７日県庁を訪れ、おととし、異常な値が出た際に十分な再発防止策がとられなかったために再び問題が起こったとして住民に対する説明会を開くよう、抗議しました。これに対し、県環境整備課の保坂公敏課長は、「心配をかけ、誠に申し訳ありません」と陳謝しました。
しかし、「前回の原因究明などの結果は、安全管理委員会で認めてもらっている」として住民側の「再発防止が十分でなかった」とする、指摘については、言及を避けました。
処分場を管理する県環境整備事業団の広瀬正三専務理事は、「今回の原因究明をしてみないと前回の対応が十分だったかどうか述べることはできない。住民説明会については、開くかどうか検討したい」と話しています。

12月28日　00時34分

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