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経済
尖閣問題のあおりを受け日東トラベルが破産申請へ 日中関係悪化で利用者減
2012.12.27 22:39
[west経済]
中国からの訪日旅行を手掛けていた日東トラベル(大阪市)が営業を停止し、大阪地裁に破産申請をする準備に入ったことが27日、分かった。担当弁護士によると、負債総額は約4億円。尖閣諸島をめぐり日中関係が悪化し、利用者が大きく落ち込んだことが響いた。
日東トラベルは中国人の訪日旅行や日本から中国への旅行を扱っていたが、今年夏以降に売り上げが大幅に減り、資金繰りが行き詰まった。
東京商工リサーチによると、日東トラベルは平成1503年に岡山市で設立され、24年3月期の売上高は22億円。
日東トラベルによると、大阪市のほか、東京と岡山、広島、山口の各市に営業拠点を展開し、中国の北京と大連に事務所を持っていた。
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