現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 国際
  3. アジア・太平洋
  4. 記事
2012年12月27日23時46分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

中国「立場変わらず」 過去の人民日報も「尖閣」表記

 尖閣諸島が琉球に含まれるとした中国政府の文書について、在日中国大使館の楊宇報道官は27日の定例会見で「この目で見たことはないが、文書があったとしても中国の立場は変わらない」と語った。中国外務省の華春瑩副報道局長も会見で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)の主権について十分な歴史的、法的な根拠を持っている」と主張。「古来、中国固有の領土だ」と改めて繰り返した。

 一方、政府の文書とは別に中国共産党の機関紙・人民日報は1953年1月、琉球諸島が「尖閣諸島」を含む島々からなるとする記事を載せていた。58年に中国で発行された地図でも尖閣は沖縄に属する島として扱われた。(北京=林望)

PR情報
検索フォーム

おすすめ

「バカの壁」と「アホの極み」の2学者による、新しく大胆な「日本世直し」論。

気鋭の哲学者や歴史学者らが説く中華思想の本質。厄介な隣人との付き合い方をさぐる。

南シナ海での領有権獲得に向けた中国の巧妙な戦略からわれわれが教訓とすべきものは。

臨時国会を前に、自民党では早くも「安倍晋三政権」の人事構想が語られ始めている…。

歴代政権とは異なる理論武装が説得力を放つ共産党の提言。日本外交に一石を投じるか。

都、地権者、中国とのやりとりを明らかにし、決断までの動向を徹底検証する。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞国際報道部 公式ツイッター