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双葉町長 辞職せず議会を解散
12月26日 18時15分

双葉町長 辞職せず議会を解散
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福島県双葉町の町議会から原発事故後の一連の対応を理由に不信任の決議をされた井戸川克隆町長が、26日、議会を解散しました。
井戸川町長自身は町の課題の解決に取り組むとして辞職しない意向です。

双葉町の町議会は、井戸川町長の原発事故後の発言や行動が町の復興の妨げになっているとして、今月20日、町長に対する不信任決議案を全会一致で可決しました。
これを受けて、井戸川町長は26日、辞職はせず議会を解散することを議長に通知し、町議会は解散されました。
これにより26日から40日以内に町議会議員選挙が行われます。
井戸川町長は会見を開き、「議会解散の決断に至ったことは、断腸の思いで、町の課題が山積するなかでの苦渋の決断だ。不信任の決議は重く受け止めるが、喫緊の課題の解決のため全力で取り組んでいく」と述べ、町長を続ける考えを明らかにしました。
一方、町議会の佐々木清一議長は「町民からの負託に応えるためにそれぞれの議員がこれまで努力してきた。町長の不信任を決議したのは、決して自分たちのことだけを考えているのではないと町民に理解してほしい」と話しています。

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