トップページ経済ニュース一覧2月の電気料金 4社値上げへ
ニュース詳細

2月の電気料金 4社値上げへ
12月27日 17時38分

2月の電気料金 4社値上げへ
K10044796211_1212271815_1212271821.mp4

来年2月の電気料金は、原油の輸入価格が上昇したことから、石油を使った火力発電の割合が高い北海道電力など4社が、2か月連続で値上げすることになりました。

電力各社と都市ガス各社は、政府に申請して行う料金改定とは別に、直近3か月の燃料の輸入価格の変動を基に、毎月、料金を見直しています。
電気事業連合会によりますと、ことし9月から11月までの平均では、原油の輸入価格が上昇した一方、LNG=液化天然ガスの輸入価格は下落しました。
このため、来年2月の電気料金は、電力10社のうち、石油を燃料とする火力発電の割合が高い4社で、2か月連続で値上げとなりました。
平均的な使用量の家庭での1か月当たりの値上げの幅は、次のとおりです。
▽北海道電力が+29円。
▽北陸電力が+18円。
▽四国電力が+18円。
▽沖縄電力が+36円。
一方、LNGの割合が高い6社は値下げすることになりました。
値下げの幅は、次のとおりです。
▽東北電力が-12円。
▽東京電力が-69円。
▽中部電力が-72円。
▽関西電力が-15円。
▽中国電力が-6円。
▽九州電力が-27円。
また、ガス料金については、大手都市ガス4社はいずれも値下げとなりました。
平均的な使用量の家庭での1か月当たりの値下げの幅は、次のとおりです。
▽東京ガスが-74円。
▽大阪ガスが-78円。
▽名古屋市の東邦ガスが-53円。
▽福岡市の西部ガスが-51円。

[関連ニュース]
このページの先頭へ