メンズパンスト:今冬、メジャーに 冷え性男性に朗報

2012年12月26日

「メンズパンスト」をはくとスラックスの下もすっきり=小田急百貨店本店で江刺弘子撮影
「メンズパンスト」をはくとスラックスの下もすっきり=小田急百貨店本店で江刺弘子撮影

 パンストはもはや、女性だけのものではなくなった。今冬、男性用のパンストが人気という。今のところ販売するのはメーカー1社のみ。これまで通販だけだったのが、今冬は百貨店でも販売を開始し、“メジャーデビュー”を果たした。足先までくるむパンストは「冷え性」の男性にも朗報。さらに節電ムードも手伝って、需要は増している。

 メンズパンストを売り出したのは、靴下メーカーのナイガイ(東京都台東区)。商品名の「スムーフィット・タイツ」の前にずばり、「メンズパンスト」と銘打った。販売を開始した9月は「反応が今ひとつ」だったが、11月中旬ごろから日増しに冷え込むようになると、売り上げが急激に伸びてきたという。

 「メンズパンスト」は女性のパンストやタイツと同様に足先までくるむタイプのもの。価格は1575〜1890円で、黒、チェック、霜降り模様の3種類がある。80デニールで厚ぼったくなく、すけるほど薄くもなく、スラックスの下にはいても、表にひびく心配がない。ステテコやレギンスと異なり、足先までくるむので、靴下をはかずに済むことが利点だ。またステテコのように肌との間に余裕を持たせるのではなく、伸縮性が高く肌に密着するのも特徴だ。

 商品を扱う小田急百貨店本店(同新宿区)は、発売開始から12月中旬までに全国の百貨店で一番多い162点が売れた。これは肌着、靴下、パジャマの中で「ダントツの動き」という。同店でも「ナイガイの在庫を見つつ商品を入れている。今後どれくらい売れるか予想もつかない」と手応えを感じている。同店では主として会社員をターゲットにPRを展開。マネキンにメンズパンストと短めに切ったスラックスをはかせ、実際にはいた姿をイメージできるようにしている。同店のバイヤーは「まずは1足試しにはいてもらえれば、リピーターは必ずつく」とメンズパンストの“実力”を評価。すでに「まとめ買い」をする消費者も出てきているという。

 ◇「細々と販売」が完売に 節電が突破口に

靴下をはかずに済むなど、「初心者」向けに説明ボードも=小田急百貨店本店で江刺弘子撮影
靴下をはかずに済むなど、「初心者」向けに説明ボードも=小田急百貨店本店で江刺弘子撮影

 実はこのメンズパンスト、3年前からナイガイの通販サイトで「細々と」(同社営業担当)販売していた。「意外にも冷え性の男性が多い」(同社)という事実や、「女性用パンストのLサイズをはいているが、男性用パンストがほしい」という消費者の要望に応えたものだった。しかし昨年は違った。「節電」や「ウォームビズ」の影響で、冬が始まる前に完売したという。

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