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志位委員長“安倍総裁の経済政策は破綻”12月20日 20時40分
共産党の志位委員長は記者会見で、自民党の安倍総裁が、デフレからの脱却を実現するため、大胆な金融緩和や公共投資の拡大を行う考えを示していることについて、「破綻が証明されたやり方だ」などと批判しました。
自民党の安倍総裁は、来週に発足させる新政権では、デフレからの脱却に最優先で取り組む方針で、大胆な金融緩和や公共投資の拡大を行う考えを示しています。
これについて、志位委員長は記者会見で、「いくら日銀が1万円札を刷って供給しても、内需が冷え込んでいるなかでは投資に回らないし、仮に物価が上昇しても、賃金が上がらなければ、国民の暮らしはいよいよ苦しくなる。公共投資の拡大は、お金に火をつけて燃やしているようなもので、一時的に暖はとれても、残った灰は借金の山だ」と指摘しました。
そのうえで、志位氏は「金融緩和とむだな公共事業のばらまきは、破綻が証明されたやり方であり、そのうえ、消費増税を強行すれば、経済に破局的打撃をもたらすことになる」と批判しました。
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