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【プロ野球】阿部が日本プロスポーツ大賞 オフの臨時収入2710万円ナリ2012年12月27日 紙面から
今年のプロスポーツ界で最も貢献度の大きい選手や団体を表彰する日本プロスポーツ大賞に、巨人・阿部慎之助捕手(33)が選ばれた。26日に東京都内のホテルで授賞式が行われ、大賞の賞金100万円、功労賞の賞金10万円、副賞として三菱自動車の新型アウトランダーPHEV(約400万円相当)が贈られた。阿部の今オフは表彰式の連続で、この日も加えて2700万円を超える“臨時収入”をゲットとなった。 殊勲賞には巨人、サッカーJ1の広島、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が選ばれた。セの新人王の広島・野村祐輔投手(23)に最高新人賞、大相撲で第70代横綱に昇進した日馬富士に特別賞が贈られた。 今年の日本プロスポーツ界のナンバーワンに選ばれたのは、やはり阿部だった。打率、打点の2冠に輝き、主将、4番、捕手としてチームを日本一に導いたことが評価された。このオフは当然のように表彰式ラッシュとなっているが、受け取った“臨時収入”もハンパでない額となった。 この日の大賞の賞金は100万円。功労賞にも選ばれており、その賞金10万円も贈られた。さらには、大賞の副賞として三菱自動車の新型車(約400万円相当)も阿部の元へ。これで今オフ、表彰式で受け取った賞金や車の総額は約2710万円に。このほど現役最高年俸となる5億7000万円で更改した阿部。“臨時収入”の総額も超ビッグだ。 賞を総なめにしていることもあって、壇上でのあいさつも慣れたものだった。他の受賞者がひと言ずつしか話さない中でも、舌は滑らかだった。 自ら、日本シリーズ第2戦での『沢村ポカリ事件』について触れた。鉄拳封印を宣言した6日の報知プロスポーツ大賞表彰式の時と同様、「試合中に後輩に手を上げるという、見苦しい映像を見せてしまった」と、いったんは反省の色を見せたが、すぐに態度を一転。「来年はテレビ(カメラ)の視界に隠れて足を出すので、期待してください」とニヤリ。鉄拳封印を鮮やかに翻した。さらには「ゆとり教育にメスを入れられたのではないかと思ってます」と続け、場内を大いに沸かせた。 もちろん、うならせたのは軽妙トークだけではない。「この賞に恥じないよう、日々精進してまいります。チームとして5冠(レギュラーシーズン、交流戦、CS、日本シリーズ、アジアシリーズ優勝)を達成できたので、また来年もできるように。個人としては、WBCでもキャプテンの重責を任されてますので、心と体の準備をしっかりして、頑張りたい」と、プロとして重厚な誓いを口にしていた。 (竹村和佳子) PR情報
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