大阪大学はまばたきをすると脳の活動が切り替わることを機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)で観察した。周囲に注意を向けていた状態から安静にしたときの状態に瞬時に切り替わり、また元に戻る。新たな情報を受けとめるために脳をリセットする役割を果たしているとみている。情報通信研究機構との共同成果。
10人の大学生を対象に約30分の映像を見せながらfMRIで脳の血流の変化を計測した。まばたきは赤外線カメラでとらえる。まばたきの約4秒後、安静にしている際に働く部位の血流が増えた。映像に注意を向けると血流の増えた部位の活動はおとなしくなった。
真っ暗な映像を見せる実験をしてもこのような現象は起きなかったため、まばたき自体の影響とみている。まばたきは1分間に15~20回する。1回0.2~0.3秒と短い。眼球を潤す作用があるが、脳への影響は詳細には不明だった。
fMRI、まばたき、大阪大学
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