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'12/12/26

自転車都市へ3本柱 広島市


 広島市は、自転車を利用しやすい環境づくりに向けた「自転車都市づくり推進計画」の骨子案をまとめた。専用レーンの整備や駐輪スペースの増加、駐輪場の料金見直しなどを掲げる。本年度中に計画をまとめ、来年度から3年間で重点的に取り組む方針でいる。

 骨子案は、自転車が走りやすい空間整備▽駐輪場対策▽マナー向上策―の3本柱。それぞれに具体的な施策を盛り込んだ。

 歩行者と自転車が安全に通行できるよう、市内の主な道路への自転車専用レーンの設置を検討。放置自転車を減らすため、駐輪場の設置、運営に民間参入を促して駐輪場を増やすほか、市内29カ所の市営有料駐輪場の料金見直しも視野に入れる。

 市は年明けにも、有識者でつくる自転車都市づくり推進検討会に骨子案を示し、詳細を詰める。

 松井一実市長は、昨年12月にまとめた市政運営の基本コンセプトで、自転車を「都市内交通の一翼を担う乗り物」と位置付け、利用促進を重点施策の一つに掲げている。




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