原発とめよう!九電本店前ひろば第617日目報告【転送・転載大歓迎】

【転載開始】・・・・

青柳行信です。12月 27日。
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント座り込み★☆
明日、12月28日(金)まで。
この日午後4時からひろば・テント内で希望年会午後7時30迄。
来年、2013年 座り込み 1月4日から開始。
【これからもですが報告メールは2011年4月20から休日はありません】

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!電本店前ひろば第617日目報告☆
呼びかけ人賛同者 12月26日現在 総数2685名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】12月26日4名。
山本龍生 中西政幸 野里哲也 恒川元行
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
梅田さんの裁判の傍聴にいきました。
たくさんの方が傍聴にきていました。
裁判の後で、弁護士の方々から説明があり、裁判がどのようにして
行われているのかがよくわかりました。
次回はもっとたくさんの方が参加してくれるといいですね。

あんくるトム工房
原発労働裁判 傍聴   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2205

★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
☆憲法に違反しながら子どもらに規範意識を教へると言ふか(左門 12・
27-153)
※安倍内閣が発足しました。分母が間違っている上で、うごめくほど
それは国民にとっての不幸になります。顔を洗って出直して来い!
★ 仲 さんから:
●12月28日金)18:00~19:00 九電本社前に集まろう!●
全ての原発再稼働反対 第25回抗議行動
この夏から始まった九電前での抗議行動も25回目になります。
これまで続けることができたのも皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
28日も皆で心を合わせ“原発いらない”“再稼働反対”の大きな声を上げ、
この一年を締めくくりましょう。(雨天決行)
年明けは1月4日(金)からです。
来年もよろしくお願いします。
連絡先 080-3224-3227(仲)

★ 吉田典子 さんから:
12月26日(水)の夕刻、元障害者スポーツセンターに移動している図書館に、新
聞を読みに行ったら、
西日本新聞の1面の『九電原発ゼロ1年』に『九州の電力の4割を担っていた原
発がゼロになり』とありました。
前のメールを送ったばかりだった私は驚きました。
この4割という数字は、どこから出てるんでしょう!?
私は博多の電気ビルの地下で九電が行った原発の説明会に出た事があります。
そこで九電からもらった資料では、せいぜい15%もなかったものが…いつの間に
4割!?
私は玄海町での原発に関するアンケート取りに参加もしてます。
名は失念しましたが、それには西日本新聞の記者さんも、参加していました。
昼御飯を食べたファミレスで、私はその記者さんに資料を、見せてるんです。
彼は数字をメモしていたのに…。
資料には平成23年8月末とあります。
現在約1年4ヶ月たってますが、平成23年8月末から原発が停まるまで、どれく
らいかかったでしょう?
その短い間に、供給電力が4割に増えていたと、いうんでしょうか?
誰にも解る単純な事を、傷が付いたレコード並みの根性で繰り返し言い続けるの
は、やはり有効だと思います。
時間がたつと忘れるのが、人ってものなんですから。

★ ハンナ&マイケル さんから:
「キャンドル・ウォーク記念カード」今後もよろしく!
クリスマス・イヴが終わり、「キャンドル・ウォーク記念カード」の売り出し
が、折り返し点を過ぎました。
デザインしてくださったいのうえしんぢさんは、当初、そんなカード売れるの?と、
疑わしそうでしたが、とても好評です。
「清潔な、何か胸を打つクリスマスカードありがとう」という、礼状が届いたり
してます。

これからは一枚150円のバラ売りOKですので、お求め安くなります。
収益の全額が各自の脱原発の運動に使えます。
暖かいロウソク柄ですので、今後も年賀、寒中見舞い、誕生祝いなどに使用して、
さりげなく脱原発の思いを伝えてください。
福岡市イムズの「ナチュ村」なんかでも扱ってますから、よろしく!

金曜行動では、これを阿部首相に送ろう、なんて動きもあるみたいです。
原発推進派に送りつけるのもいいですね。
でも今はなんといっても、青柳さんの第616日目報告の中にあった、双葉町の
解任された井戸川町長や、
大阪の逮捕された下地先生へのエールを送るのに使用してほしいです。
全国でがんばっている仲間に、このカードの祈りの思いが広がってくれれば幸い
です。

★ 前田 朗 さんから:
「千葉悦子・ 松野光伸『飯舘村は負けない』」をブログにアップしました。
http://maeda-akira.blogspot.jp/2012/12/blog-post_9083.html

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
きょうも冷たい朝を迎えています。
さて、マスコミは新内閣発足の発足を報道していますが、その影では、にわか作
りの新党の分裂・離党(分党)の動きもあると報じています。情けない。
きょうは、ネットこの記事から、
1.「活断層」判断変えず=東北電の反論否定―現状なら再稼働認めず・規制
委」時事通信 12月26日(水)16時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00000077-jij-soci
・・・これでも、なおかつ抵抗する電力会社・・・何ということでしょう。
2.「<九州電力>来夏ボーナス全額カットへ…コスト削減狙い」毎日新聞 12月
26日(水)2時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00000003-mai-bus_all
記事「九電の12年度(年間)賞与は、業績悪化に伴い、11年度より11万
7000円低い年間160万6000円(組合員平均39歳、要求173万円)
だった。九電とともに電気料金の値上げ申請した関西電力は、既に来夏の賞与全
額カットなどを労組側に提示している。
・・・・社員に対しても原発再稼動なくして経営はないという脅しですね。
さて、被災地フクシマ 福島民友では、
3.「震災で南相馬・真野小統合へ 14年度にも鹿島小と」(12/26 09:50)
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news8.html
記事「・・・真野小は1873(明治6)年の創立以来、地域に欠かせない存在
だ。」
・・・・伝統ある学校も廃校に・・・。
4.「復旧加速へ前倒し配置 13年度採用の県職員18人」(12/26 09:50)
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news10.html
5.「一部和解案提示加える 紛争解決センター総括基準」(12/26 09:30)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news5.html
6.「3世帯が検出限界値超 コープふくしまの食事調査」(12/26 09:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news6.htm
・・・現地に生活すると、どうしても被曝したものが口に入ります。
7.「堆肥」12点から基準値超えセシウム検出」(12/26 09:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news7.html
8.「いわき市施設に『被災者帰れ』 3カ所に中傷落書き」(12/26 09:15)
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news2.html
・・・こころないいたずらは許せない。
9.「原発事故賠償126億円請求 川俣・山木屋地区27世帯」(12/26 09:15)
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news3.html
記事「・・・1世帯の請求の最高額は14億7900万円。・・・・」
・・・いくらお金を積んでもらっても故郷は帰ってこないが・・・。出してやっ
てください。
他紙では、
10.「震災後 続く生活保護 首都圏で受給500世帯中、今も315世帯」
東京新聞12月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2012122602100004.html
記事「・・・・震災後に一都六県で生活保護を受給する被災者は、働ける現役世
代が最も多い割合を占めているのが大きな特徴だ。・・・」
・・・・添付されている記事にある一覧表を見るとやはり福島県出身者が一番多
いです。
11.「町長不信任で議会解散=埼玉避難の福島・双葉町」時事通信12/26-16:38
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122600546
・・・ついに、ここまで行き着きました。
12.「東電、追加支援7千億円要請へ 累計3兆円超に
2012年12月26日 13:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340712 ←後半は有料ページのようです。
・・・・底なしの様相です。
原発立地問題では、
13.「上関原発予定地の入会権認めず 反対住民敗訴 山口地裁判決」東京新
聞(共同)12月26日 14時00分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122601001290.html
記事「・・・男性側は「登記名義は神社だが、実際は地元住民が購入した。住民
らは薪を採るなど利用していた」と主張。被告の中国電や推進派住民は『登記か
ら神社の所有地』とし、利用実態もなかったと反論した。」・・・・「原告側は
控訴するとみられる。」
14.原発基準、地下構造の詳細把握を 原子力規制委で島崎氏」東京新聞(共
同)12月26日 13時01分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122601001206.html
記事「・・・・島崎氏は『(地下構造を)きちんと見ないと、揺れがどう来て、
どこがどう揺れるか計算できない』と述べ、従来の方法では不十分だと指摘した。」
15.「『活断層』判断変えず=東通原発で調査団-規制委」時事通信12/26-16:33
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122600616
記事「・・・・会合には東北電の担当者が出席し、問題の破砕帯は活断層ではな
いと反論したが、専門家からは疑問視する意見が続出。」
昨日記事のみ存在を他紙で紹介したが、地元の新聞のネットにアップされました、
16.「被ばく線量を過小評価」拡散予測図を批判」佐賀新聞 12月26日
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2365230.article.html
記事「反原発の市民団体「玄海原発プルサーマル裁判の会」(石丸初美代表)と
「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」(美浜の会、小山英之代表)は
25日、記者会見し、原子力規制委員会が公表した玄海原発の重大事故時の放射
性物質拡散予測図について「被ばく線量を相当、過小評価している」と批判、予
測図の見直しを訴えた。」 「同会は、規制委が予測図作成から外した台風時な
どのデータ(全体の3%分)も含めて試算すると、避難が必要となる範囲は原発
の半径30キロ圏内に収まらず、2倍以上に及ぶと指摘した。 」
・・・・よく読んでみましょう。
次の記事、よくも、ぬけぬけと、
17.「『来年7月には原発再稼働を』 鹿児島県知事に聞く」西日本電子版12
月26日 14時37分 更新
http://qbiz.jp/article/10193/1/ ←有料ページです。
記事「・・・-原発再稼働の手続きについて、国の原子力規制庁が、原発の新安
全基準が来年7月までに決まるのを待たず、骨子がまとまる来春に事実上前倒し
して開始する方向で検討していることが明らかになった。一部原発は来夏にも再
稼働する可能性がある。川内原発1、2号機再稼働の見通しは。」・・・「『時
期的な見通しはないが、前倒しの話は聞いている。国はきちんと手続きを進め、
7月には稼働できるぐらいのスケジュールで全体を考えてほしい』・・・」
・・・と発言しています。自民党が政権をとってから強気です。

今届いた朝刊では、「第二次安倍内閣発足・・・」、う~ん、”第二次”そうか二
度目なんですね、またすぐ病気にならないか? “戦後生まれ大半”とか、もう戦
争体験した長老のハト派がいなくなった自民党には、歯止めがなくなったと思わ
れます。
西日本新聞8面生活欄に、“共に生きて”特集欄で、
18.「福島の教訓 NPO代表が講演 災害時 障害者は手を上げて 地域との
つながり備えに」という見出しで、今のフクシマでの障害者の実情を語った。と
あります。Ⅰとあるので続きがあるのかもです。ネットにはありません。
15面経済欄に、
19.九電、新卒採用を最大45%減 13―15年度、合理化の一環」西日本
電子版12月26日 20時12分 更新
http://qbiz.jp/article/10207/1/ ←有料ページです
記事「・・・・・九電によると、11年度決算が最終赤字に転落し13年度の採
用予定数は256人(12年度比29%減)に抑制したが、値上げ申請を踏まえ
14、15年度はさらに削減し年200人(同45%減)に抑える。人件費につ
いては、社員給与を現行の年収826万円から650万円に21%引き下げるな
どし、原価算定期間の3年間で前回原価から計168億円削減する。・・・」
20.「九電 11月販売電力量 8ヶ月連続減少」
http://qbiz.jp/article/10200/1/ ←有料ページです
26面社会欄に、
20.「避難51ヶ所に振り分け 糸島市が原発災害広域計画」
・・・51ヶ所にも、自動車で・・・・、ネットにはまだありません、ちょっと触
れた記事が次に、
20’.「【福岡】糸島市が原発事故対策を盛り込んだ防災計画」kBC九州朝日
放送12/26 18:32 更新
http://www.kbc.co.jp/news/
30面社会欄に、すでに他紙では報道されている記事がありました、
21.「中間貯蔵施設問題で不信任 双葉町長 議会解散」
32面に、東通原発の1.14.15.の関連記事が図入りであります。
すぐ横に、新内閣発足にともなう、市民の声を紹介した記事があり、「再稼動
を」「また依存」などの見出しも見えます。
次の記事がネットにはあるが紙面にはありません、
22.「27日に安全協定締結 川内原発周辺の鹿児島6市町」西日本電子版12
月27日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/10238/1/ ←有料ページです
記事「・・・・6市町は鹿児島市、出水市、日置市、姶良市、さつま町、長島
町。7月に各首長が連名で九電に締結の要請書を提出し、交渉を続けていた。」
最後に、
23.「原発推進『身勝手すぎ』 経団連前で抗議行動」しんぶん赤旗12月26日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-26/2012122615_01_1.html
・・・しっかりと続いてます。28日は官邸前でもあると。

★ 木村(雅)さんから:
『大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!
関西大弾圧救援会・東京の会 12月27日緊急記者会見、院内集会』のお知らせ

大変お世話になっております。
東京新聞12月21日記事(28面、「震災がれき反対 また逮捕者」)等ですでに
報道されているように、12月9日、阪南大学准教授の下地真樹さん他1名が、
10月
17日に行われた大阪駅駅頭における震災がれきの広域処理に反対する宣伝活動の
ために逮捕され、現在なお勾留されています。この件については憲法
学者や弁護士等から、
「表現の自由」に対する侵害であるとしてきわめて迅速な抗議声明が発せられて
います。
また、逮捕に対する抗議声明に7000名を超える署名が寄せられるなど、広汎
な社会的
関心を呼び起こしています。
(詳細は「関西大弾圧救援会」ブログをご覧下さい:http://blog.goo.ne.jp
/kansai-dan)

12月28日の下地さんの勾留期限切れを前に、私たちは、大阪地方検察局に対し、
この件に関して東京からも不起訴の決定を行うよう要請するため、
下記の形で院内集会を開催することにいたしました。つきましては、各新聞社・
報道機関
の方々にご参加、ご注目をお願いしたいと思います。年末の慌ただしい時期で大
変恐縮
ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
★★★★★
大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!
「関西大弾圧救援会・東京の会」 緊急記者会見・院内集会
日時:12月27日(木)13時~記者会見、14時~
院内集会
(どちらもどなたでもご参加下さい。12時30分から会館入口で通行証を配布
します。)
場所 参議院議員会館・B107室(地下鉄永田町駅)
会見・集会発言者
大口昭彦(弁護士)、鵜飼哲(一橋大学教員)、くま(関西大弾圧救援会)、国
会議員(予定)ほか
※経産省前テントひろばからも、テントの現状と支援についての呼び掛け
主催:「関西大弾圧救援会・東京の会」
(12月24日に行われた「大阪反原発で不当逮捕された仲間を支援しよう!東
京集会」
http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/20121219 の終了後に参加者が行った相談会
で立ち上げ
ました。関西の不当逮捕された当事者と運動を支援し、東京の運動弾圧問題にも
取り組みます)
連絡先:東京都港区新橋2―8―16石田ビル5階救援連絡センター気付け
電話03ー3591ー1301
目的:大飯原発再稼働阻止及び「汚染ガレキ」焼却反対の活動をする市民に
対する不当逮捕に対して、抗議の声を結集し、メディアでの報道を促す。

★ 白垣詔男 さんから:
青柳さま。日本ジャーナリスト会議(JCJ)は、11月から「現場から」という
ブログを立ち上げて全国の会員が輪番でコラムを書いています。12月25日付で私
が「九電前テント」を紹介させていただきました。先日、青柳さんに電話で質問
したのは、このコラムを書くためでした。「憲法メディアフォーラム」で検索す
ると「現場から」が出てきます。きょうは、全文を紹介しますので、お読みいた
だければとてもうれしいのですが…。
以下が全文です。
〈600日超えた九電本社前の「抗議テント」〉
「あおやぎさんから おてがみ ついた」と口ずさみながら私は毎朝届くメール
を楽しみに開いて読みます。「あおやぎさん…」は、私の尊敬する山口県在住の
103歳の詩人・まどみちおさんが作詞した(團伊玖磨作曲)童謡「やぎさんゆ
うびん」の替え歌です。毎朝来るメールの発信人が青柳行信さんなので、心弾ま
せて私は替え歌を口ずさんで、パソコンを動かすのです。

このメールは、2011年4月20日から、福岡市中央区渡辺通2丁目の九州電
力(九電)本店前の道路に、同社が所有して現在休止している玄海原発(佐賀県
玄海町)と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の2原発の再稼働に反対するととも
に日本の全原発の再稼働に反対する意思を表すために張っている「抗議テント」
発で毎朝午前8時すぎには送られてきます。12月20日現在で「第610日目報告★原
発とめよう!九電本店前ひろば」です。毎日、3000人ほどに発信しているという
ことです。

内容は原発に関する内容が主体で、反原発集会やデモなどのお知らせ、賛同者
が見つけて知らせたいと思ったマスコミ最新情報などに加えて、テレビ放送や
ネットメディアが流した映像も混じっています。最近では、沖縄・高江地区にオ
スプレイ・パッドを強行建設する沖縄防衛局(国)に反対して座り込んで書類送
検された人たちの叫びを主題にした琉球朝日放送の「標的の村」1時間バージョ
ンや日本テレビ製作の「日本の空は今も占領下?」(11月25日放送30分番組)も
送られてきました。

メールには誰が送っても、それがすべて転送されるので、集会のお知らせを広
めるにはとても重宝されているようです。

このテントは、元教員の青柳さんが思い立って設営しました。それに賛同した
人が共同で毎日、テントを張ったり畳んだりしています。当初、毎日24時間、張
り続けていました。その後、土日祝を除く朝から夕方までと変わりましたが、息
長く続けています。

テントには時々、外国から来た人々も訪れるなど、「反原発」の熱気が渦巻いて
います。周囲に「原発いらない」「金より命」などののぼりや旗が立っていま
す。会社が要請したのか、警察官や福岡市役所の職員らが何度もやって来て、
「テントの撤去」を求めてきましたが、正式に道路使用届を出しているので、強
制撤去はできません。変わったところでは「在特会」(在日特権を許さない市民
の会)や「原発賛成右翼」のメンバーも来て青柳さんらに恫喝まがいの発言を浴
びせたこともありました。在特会会員が来る時は私服警官が必ず付いてくるそう
です。青柳さんは彼らの話も聞く姿勢で、在特会幹部が「おれたちはどこに行っ
ても相手にされないが、ここは違うなあ」と感心したこともあるとか。

今回の衆院選で自民党が圧勝したあおりで原発再稼働の恐れが現実味を帯びてい
ます。ですから、青柳さんらのテントは、命と健康よりも金のために再稼働させ
ようとする自民党中心の政権の暴挙に反対する意思を示すものとして輝き続ける
と確信しています。(男)

★ 歌野 さんから:
安倍政権がスタートします。閣僚の顔ぶれをみると既視感に襲われます。原発
はもちろん、憲法改悪、尖閣問題を契機とした局地戦の発生、沖縄普天間の辺野
古移設強行、新自由主義の徹底による秩序の混乱、ハイパーインフレの脅威、愛
国心教育のおぞましい蔓延……立ち向かうべきテーマがじわりじわりと拡大して行
きそうです。腰を低くして力を溜め込み対抗していかないととても太刀打ちでき
ない。直近に控える再稼働の動きや憲法論議はしばらく静観しなければならない
のかもしれない、という悲観的気分も鎌首をもたげてきます。
でもそれらはとりあえず状況次第として、今回の選挙で明瞭になった人々の経
済主義。心深く染み付いたこの経済主義に正面から切り込んでいくにはどうする
か。ここを切開できなければ、おそらく原発のみならずその他の諸課題も真正面
から向かう状況は作れないと思います。
私はその戦略を定めるコンセプトをずっと考えてきました。結果、辿り着いた
キーワードは「平穏・知足・自給」。平穏な日々こそ掛け替えのないものゆえ
に、戦争も原発もオスプレイも拒否する。足るを知ることによって、自然を収奪
し後代に負債をつけ回しすることのないエコロジカルな暮らしを実現できる。そ
してその方法論として自給的営みの追求があるという戦略です。具体策はまたい
つかの機会にしますが、ヒントとしていつも想い描くのはアフガンで孤軍奮闘し
ている中村哲医師。砂漠化と戦禍から逃れる難民を救済すべく長大な用水路を建
設する「緑の大地計画」を進め、すでに50余万人が用水を回復し耕作可能になっ
た農地に戻って暮らしています。多国籍軍と称する暴虐者が跋扈するこの地に
あって、中村医師は「ここに絶対的な変和がある」と断じます。飢えることのな
い平穏な日常の中の農作業。私もこの暮らしの原点ともいえるここにしか本当の
平和はないと思います、おこがましいですが。
それはともあれ、災暦、あるいはフクシマ暦3年をもうすぐ迎えるいま、地に足
がついた運動を積み重ねていかねばと誓う日々です。

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
今週、12月28日(金)まで。
午後4時からひろば・テント内で希望年会午後7時30。
来年、2013年1月4日から開始。
ツイッター フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★

・・・・【転載おわり】

原発とめよう!九電本店前ひろば第616日目報告【転送・転載大歓迎】

【転載開始】・・・・

青柳行信です。12月 26日。

本日● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!電本店前ひろば第616日目報告☆
呼びかけ人賛同者 12月25日現在 総数2682名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】12月25日1名。
篠原咲樹
★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
冷えましたねえ。
今朝のテント設営は さすがに指先がかじかんできました。
それでも、参加者が多いと 気持ちが暖かくなりますね。

九電から各家庭向けに電気料金の値上げ申請の説明書が配布されてきました。
値上げをしないと 燃料を買えなくなると書いてあります。
コスト削減は 人件費、修繕費、設備投資、旅費、消耗品などの削減に
取り組む、と 書いています。
役員の賞与削減、不動産の売却、政治献金の廃止、寄付の削減、などには
言及していません。 徹底的な コスト削減要求をして、ガラス張りの
料金を要求しましょう。 MOX燃料などは コスト増加につながります。

夜。19:00~ 原発なくそう 九電前抗議に参加しました。
パワーがあってよかったです。 さっそくブログとfacebookに掲載しました。
あんくるトム工房
原発なくそう 火曜日の抗議集会 http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2204
電気料金 値上げだって  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2203
Face book は 横田 つとむ で検索してください。

★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
☆母子して原発ノーのデモ参加 5年生の孫のプラカード見事(左門 12・
26-152)
※クリスマスの祝会に孫の家へ。懇談の時、そのプラカードが披露されました。
クリスマスに、このような事態を子供らに負わせる行政は何をしている
のか!

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は雨も降る大変寒い一日になりました。九電本店前ひろばでの活動お疲れ様
です。
昨夕刊に次のような記事が、
1.「核廃絶 ゲンに託す 中沢啓治さん死去」東京新聞12月25日 夕刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012122502000228.html
記事「・・・昨年三月の東京電力福島第一原発事故後には、本紙の取材に『まだ
まだ人間が制御できるレベルではない。つらくても、記憶と、建物などの跡を
子々孫々に伝えていかなければ』と訴えていた。
・・・惜しい方が先に逝かれました。ご冥福をお祈りします。
2.「再稼働めぐる投票条例で直接請求 新潟県の柏崎刈羽原発 」西日本12月
25日 12:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340530
記事「全7基が停止している東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働の是非を
問う県民投票条例制定を求め、市民団体が25日、新潟県の泉田裕彦知事に6万
8353人分の有効署名を提出し、直接請求した。」・・・「来年1月の臨時会
か2月定例会で審議される見通し。出席議員の過半数が賛成すれば可決され、
90日以内に県民投票が実施される。」
・・・・東電が再稼動を狙う原発、これまでどこも住民投票は実現していない
が、県議会はどう判断するか。
さて、いつもの被災地フクシマ 福島民友をみます、
3.「『まだ帰れない』現実 県外避難者、佐藤知事に訴え(12/25 09:55)
http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news9.html
記事「都内で開かれた震災と原発事故で首都圏に避難する県民を対象にした交流
会。会場に集まった県外避難者約160人・・・・」「・・・・帰り際の佐藤知
事を呼び止め、質問する避難者が相次いだ。双葉町から東京都港区に避難してい
る女性(69)は『2014(平成26)年3月に借り上げ住宅の期限が来るん
です。どうなるのですか』との質問をぶつけた。」
4.「葛尾村『区域再編案』、住民が了承 方向性固まる」(12/25 09:30)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news5.html
・・・また村民が分断されます。
5.「前原、山田浜地区も提示 楢葉・集団移転宅地買い取り額」(12/25 09:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news6.html
・・・安すぎます、足元をみた提示で・・・・だれのためにこうなった
6.「“復興イチゴ”人気 相馬・水耕栽培、10分で完売(」12/25 09:30)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news7.html
7.「年賀状仕分け、手早く丁寧に 県内各郵便局“急ピッチ”」(12/25 09:15)
⇒ http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news2.html
・・・バラバラに避難している人々にきちんと届くように願います。
8.「県、間伐で『森林除染』 県土の1割超、20年かけ」(12/25 08:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1225/news1.html
・・・・これは現実的な対応ですか?
他紙、
9.「県有施設に避難用物資 食料や日用品8500人の3日分 来月開始」福
島民報12/25 08:45
http://www.minpo.jp/news/detail/201212255654
・・・これが現実的な対応なのか分かりません。
10.「賠償書類7000人届かず 東電、避難区域の留守宅送付」東京新聞
(2012年12月25日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122502100003.html
記事「東京電力が福島第一原発事故で避難している住民に郵送した留守家屋の修
理費の賠償請求に必要な書類七千人分が宛先不明で届いていないことが分かっ
た。対象者の三割に上り、書類が届かない場合、制度に気付かず、修理費の支払
いを受けられない恐れもある。東電が不動産登記に頼って留守宅に送付するとい
う安直な方法を採ったためで、東電は避難先の情報を持つ自治体に協力を求める
など『改善したい』としている。」
・・・・「安直な方法を採ったため」・・・・とんでもない。
11.「子どもの肥満、福島で顕著=原発事故で運動不足か-全国は減少傾向・
文科省調査」時事通信12/25-17:07
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122500604
・・・子供の成長にこんな影響も・・・・被曝だけでなく種々の影響がまだ出て
いるはずです。
12.「牛タン会社が東電と和解=風評被害で1300万円支払い-仙台」時事
通信12/25-20:56
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122500816
規制委等の動き
13.「ヨウ素剤、周辺家庭に事前配布 規制委、原発5キロ圏軸」東京新聞12
月25日 20時29分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122501002322.html
記事「原発事故時の緊急被ばく医療体制を検討する原子力規制委員会の検討チー
ムは25日の会合で、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を周辺地域の家庭に事前
配布することで大筋合意した。配布範囲は原発の半径5キロ圏を軸に検討してお
り、30キロ圏についても今後議論を続ける。」
14.「避難基準、早期具体化を=原発防災で福井などと協議-規制委」時事通
信12/25-20:11
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122500788
記事「・・・・滋賀、岐阜、京都など近隣府県と・・・・」
九電に関する記事が東京の新聞で2つあった、
15.「(九電)OBら、脱原発訴え 全国連絡会 現役含め30人超」東京新
聞12月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122502100005.html
記事「・・・・・・『維持費や廃炉費用を考えると、原発は決して安い電源ではな
い』。九電OBの井原東洋一長崎市議(76)は、東京電力福島第一原発事故を
受け、今年七月に『全国の電力労働者が声を上げる受け皿に』と連絡会を立ち上
げた。電力各社の現役社員を含めて三十人以上が加わった。」
16.「管内全原発停止1年 九電、巨額赤字に苦慮」東京新聞12月25日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122502100006.html
昨日、他紙にあった記事が西日本新聞にも、
17.「島の町内会が太陽光発電 売電で会費ゼロ目指す 」西日本12月26日 00:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340624

今届いた朝刊では、自民党の新しい陣容、民主等の党首選の結果の記事が踊る
中、一面下方に、
18.「九電、原発ゼロ1年 見えぬ再稼働」西日本電子版12月26日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/10169/1/
記事「・・・・・川内原発がある鹿児島県薩摩川内市。旅館経営の安藤邦光さん
(41)は街に元気がないと感じる。『今みんなで口にするのは辛抱、辛抱』。
飲食店経営の徳田政博さん(61)は「忘年会シーズンだが原発関連の人はさっ
ぱり」と嘆く。」「一方、福岡市の九電本店前では25日夕も『原発いらな
い!』と叫ぶ人たちが集まった。参加した同市の団体職員、西田真奈美さん
(42)は『脱原発の市民は着実に増えている。1年間原発が止まっても、生活
に大きな影響があっただろうか。九電も再生可能エネルギーなどへの移行を急い
でほしい』と話した。」
13面経済欄に、
18’.「【九州経済回顧】〈1〉電力 安定供給対応に追われ」西日本電子版
12月26日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/10161/1/
記事「・・・・出口が見えない電力需給問題。家計を直撃する電気料金の値上げ
申請。日中関係の悪化は九州の基幹産業である自動車産業や観光にも影響が及
び、グローバル競争の激化で半導体メーカーは再編の波にさらされた。景気の転
換期になった2012年の九州経済を振り返る。」
19.「『原発やめるのは無理』日立社長が言及」西日本電子版12月26日 03時
00分 更新
http://qbiz.jp/article/10151/1/
記事「・・・日立が事実上受注したリトアニアの原発の建設計画が同国の国民投
票で10月に否決されたことに関しては「事業開始時期は、ずれるかもしれない
が、計画が止まったわけではない」と指摘。『(日立の)原発事業が縮小すると
は思っていない』と述べた。」
・・・自民党が政権をとって強気の発言です。
20.「原発再稼働『規制委の議論尊重』 古川・佐賀県知事に聞く」西日本電
子版12月26日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/10166/1/
記事「?再稼働の是非は。 『安全性が確認された原発は再稼働するべきだと従
来主張している。電力の値上げ幅が小さければ九州の競争力強化にもなる。ただ
玄海原発は規制委や規制庁がしっかり調査して、検討を深めてほしい。私はその
結果を最大限尊重する』」
・・・・・・残念ですが上の4つともネットでは有料ページです。33面にも関連
記事が掲載されています。
6面に社説
21.「原発と再稼動 震災で落ちた目のうろこ」・・・明日検索して確認して
ください、
社説検索⇒http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/syasetu/
32面社会欄に
22.「はだしのゲンの中沢啓治さん死去 6歳時、広島で被爆」 西日本12月
25日 12:15
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340540
・・・大きく扱っています。その横に、17.の記事、33面に18.の関連記
事、その下に、13.の記事、すぐ下に、
23.「『台風並みなら65キロ圏も非難を』佐賀の脱原発団体 放射性物質拡散
を予測」
・・・・玄海原発プルサーマル裁判の会によるものですが、ネットにはまだあり
ません。

★ 木村(雅)さんから:
首相官邸「裏」からの抗議行動
(12月28日(金)18時30分~19時30分)
今週も反原連有志が呼びかける金曜の首相官邸抗議行動が開催されます。
新政権に対しても脱原発を訴え続けることは今とても大切なことだと考え、私た
ちは「表」に同期しながら「裏」からも行動します。官邸を目の前にして声が聞
こえる位置から、安倍首相や官邸に居る人たちに私たちの主張を訴え続けなが
ら、互いの思いと情報を交換します。
不正選挙がうわさされている中で明日安倍内閣ができるようです。新政権に対
して、脱原発・再稼働反対・規制委員会人事反対・大飯原発止めろ・大間原発建
設反対などとともにオスプレイ配備訓練反対を訴えましょう。更に、米国に従属
するな、憲法改悪反対、警察の不当弾圧抗議も訴えます。
よろしければどうぞ。

(名前) 首相官邸「裏」からの抗議行動
(目的) 首相官邸により近いところで脱原発などを訴える
(呼びかけ) 木村(連絡先:080-5062-4196)
(日時)12月28日(金) 18時30分~19時30分
(集合場所) 首相官邸「裏」(官邸西側、地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅
7番出口すぐ、首相官邸と山王パークタワーとの間の歩道)
(今週の抗議)脱原発・再稼働反対・規制委員会人事反対・大飯原発止めろ・大
間原発建設するな、オスプレイ配備・訓練反対、米国に従属するな、憲法改悪反
対、警察の不当弾圧抗議
(注意)反原連有志が呼びかける「表」の行動とは全く独立の行動です。
警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」には非暴力で毅然と抵抗します。

★  大分・さとうさんから:
由布院・平野さんからの「クリスマス朝に、みなさんに伝えたいこと」(下記、
3と4)というメールをお伝えします。
それに関して、遅くなりましたが、JAEAの2012年11月発表の情報についての
英語記事の訳を先にお伝えします。
できる方は、この記事の情報を井戸川町長や双葉町の人たち、その他多くの福島
の人たちに伝えてください。
最初の7日間で50ミリシーベルトという数字には、伝えるのもつらいものがある
でしょうが。

1)記事(2)について(他の情報を含み)
2)日本原子力研究開発機構の英語プレスリリースを伝える英語記事
3)平野さんのメール;「クリスマス朝に、みなさんに伝えたいこと」~不信任
案可決された井戸川町長へ激励を
4)記録映画監督、堀切さとみさんのメール~不信任案可決の場にいて
______________________________
1)記事(この下==以下の部分)について、他の情報を含み;

・爆発後、2日間屋内に避難してから、30km圏外に避難するとしても、
住民は最初の7日間で容易に50ミリシーベルトの放射線に被曝する恐れ
・爆発後、5km圏内から即時の避難命令を出せば、100分の1の被曝で済む可能性

また
・一時的な高線量被曝を恐れて避難せずに屋内退去していると、即時避難した場
合よりも被曝総量を高めることになること、
・10km圏内では、木造の家では屋内避難の効果が薄かったこと、
・ヨード剤の爆発前の12時間以内の配布は、30km圏内においてきわめて重要
ということが、記事からわかります。

このような発表したのは反原発のNGOとかではなく、<JAEA:日本原子力研究
開発機構>です。
その英語サイトを探しても、どこにあるのか、探しきれません。
毎日とジャパンタイムズの英語版は、その報道を今でも掲載しています。
当初掲載していた時事コムでは、すでに消滅しています。

この評価は、
・JAEAがまとめ、NRAの下につくられた委員会へ報告された、
・JAEAは、地元自治体が福島原発事故開始以来出されたいくつかのガイドラ
インに基づき、
原発事故災害からの効果的な被害緩和計画を練りだすように期待してこれを発表
した、
とジャパンタイムズにはあります。

即時ではなくとも、自己判断で県外避難を決断し実行した井戸川町長の行動が正
しかったことが、
今年の11月末頃になってやっと、日本原子力研究開発機構によって証明されてい
るわけです。
JAEAが言う「効果的な被害緩和計画」とは、記事要旨からしても、
<町民にこれ以上被曝をさせない>という点が最優先であるべきです。

今後30年以内の大地震とその被害予想が発表されているにも関わらず、自民党
は再稼働を進めるそうですから、
下記の記事が伝えるエッセンスである、<事故発生後の即時避難と、爆発前12
時間以内のヨード>という知識は、
再稼働する原発から少なくとも30km圏内の各地域で共有される必要があると思い
ます。

(参考)
■ http://foodsafety-renkei.jp/aecl/fukushima_100km.pdf (福一原発から
の距離)

■   都道府県庁所在地の市役所(東京は都庁)および北海道の総合振興局・振興
局庁舎付近において、

今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/12_yosokuchizu/2012hikaku.pdf

(*50%以上の数値だけを抜粋)

根室65.3%、 水戸62.3%、 千葉75.7%、東京23.2%、 横浜71.0%、 甲府
55.4%、 静岡89.7%、

津87.4%、 大阪62.8%、 奈良70.2%、 和歌山51.0%、 徳島64.2%、 高知
66.9%、 大分50.2%、

=============================================================
2)―JAEA(日本原子力研究開発機構)は、
原発事故後に住民の放射線量を低減するために取られた措置の効果を評価する新
たなデータを公表―
*下記 Enformable  2012/11/30  )

同データは、適切な措置がなければ、たとえ半径30km圏の外まで避難する以前に
2日間屋内に避難しているとしても、
住民は最初の7日間で容易に50ミリシーベルトの放射線に被曝する恐れがあるこ
とを示した。

・(原発から5km圏内)
JAEAの調べによれば、事故を起こした原発から5km圏内にある地区からの即時避
難の命令を行政が出せば、
そうでない場合に受ける放射線量の100分の1の被ばくで済む可能性があるという。

・(原発から10km圏内)
5kmから10kmの地域においては、住民が2日間コンクリートの建物の内部にいた後
に避難する場合には、
被ばく線量が60~80%下がると分かった。

・(同30km圏内)
事故を起こした原発から30km圏内で、屋内待避をするよう強いられる住民には、
放射性物質の放出の12時間前の早い時期に、
安定ヨード剤1つを採ることで、放射線量がIAEA基準を超えないようにすること
ができる。

(*Enformable 2012/11/30
http://enformable.com/2012/11/jaea-releases-new-data-estimating-effect-of-measures-
taken-to-reduce-radiation-dose-to-public-after-nuclear-accident/#OxYtmskxb1liFj6R.99

* 英語ソース:
・The Mainichi http://mainichi.jp/english/english/newsselect/news
/20121130p2g00m0dm077000c.html
―Taking iodine before release of radioactivity helps reduce exposure―
・The Japan Times online  http://www.japantimes.co.jp/text
/nn20121201a2.html
―Saturday, Dec. 1, 2012 Taking iodine before fallout hits is key:
NRA (Kyodo)―)
______________________________________________________________________________________________________________________________
3) 平野さんのメール:
みなさま
クリスマスの朝にどうしても伝えたいことがあります。
今月は体調が良くなく、この数日も病床にいたので、昨晩まで知らなかったので
すが、
福島県の双葉町の井戸川町長が議会で不信任決議をされていたことをsomlの
情報で知り、
すぐに埼玉県に住む記録映画監督の掘切さとみさんに連絡しました。

実は11月30日に由布院で開いた「いま、いのちを問う」vol.3の座談会で
彼女が完成させたばかりの記録映画『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記
録』を上映したことで、
双葉町の状況と井戸川町長がどんな方なのかいくらか知ることができたからです。
ちょうど朝日新聞の連載の中でも双葉町のことがとりあげられていました。
あの非常時で自分の政治生命よりも
町民の生命を第一に行動してきた井戸川町長は私はりっぱな人だと感じています。
もし私が彼の立場だったら、とうの昔にギブアップしています。

離れたところにいる私達が彼の勇気ある行動に支援し、
いま福島に留まらざるをえない方向にもっていかれている子ども達の被曝の現実
について
少しでも声を上げることができるとしたら、
いま、少なくともこのようなことはおかしいという声を出すことかと思うのです。

双葉町のホームページに埼玉庁舎のファックス番号やメールアドレスがあります
ので、
井戸川町長や町民の方たちへの支援の声を届けていただければありがたいです。

以下に掘切さんからのメールを添付します。
由布院 平野美和子
__________________________
4)記録映画監督、堀切さとみさんのメール

堀切です。

十二月二十日、双葉町議会の最終日。井戸川克隆町長の不信任案が、可決成立した。
議会を傍聴した私は、その瞬間を呆然とした思いで見つめていた。
自分はただ傍聴して
るだけで、何もできなかった痛恨の念があり、数日間、ただただ呆然としていたが、
多くの人から「双葉町長を励ましたい」「議会に抗議したい」そして
「双葉町はこんな ことでは終わらない」という町民の声が寄せられた。
「正しいことしてるから叩かれるんだよ」。
井戸川町長にもその声は届いているだろうし、
町長の思いに揺るぎはないことを思いつつ。
********

双葉町議会のリポートをします。
前町長の息子である(こんなレッテルを貼りたくもないのだが)
岩本久人議員が、不信任の理由を次のように述べた。

「町長は町民の声をきく努力をせず、町民との考え方にかい離があり、
自分の考えに固執している。・・・それに比べて議会は、多くの町民の声をきい
てきた」
「復興のためには福島県の汚染から出る放射炎汚染土壌やがれきの処分問題は避
けてはとおれない。
それなのに十一月二十八日の中間貯蔵施設の現地調査を議論する会議に、
町長だけが欠席し、福島県や町を落胆させた」

これを受けて、井戸川町長は
「町民の不満が解消されないのは、事故責任者が我々を放置していたからに他な
らない 。
健康問題、賠償問題など、町民に損をしてほしくないという思いで精いっぱい尽
くしてきた。
まだまだやるべき仕事が多くある中で、不信任は残念でならない。
町民どおしがいがみあうことなく、一丸となって戦えるような仕組みづくりに、
議会の皆さんは力を尽くしてほしい」
と反論した。

この町長発言の後、岩本町議ないし他の議員からの意見があるのかと思ったが
「質疑なし」「討論なし」で、本当にあっけなく採決になってしまった。
私は議会の傍聴は初めてだったのだが、
このやり取りをみていて、何か仕組まれたものを感じた。
なぜ今、不信任なんだろう・・・。

井戸川町長を解任しようという動きは、これまでに二回あった。
理由は「町長は独断的だ」「役場が県外にあることで、
県内に避難している町民は不利益を被っている」というものだ。
町長は、双葉町民は県内・県外避難者の対立を深刻化させないために
苦渋の決断として、役場の福島県内移転や、旧騎西高校の弁当の有料化などを決
めた。

にもかかわらず、三度目の不信任案が十二月二十日に出され、
あっという間に八人の議員全員の賛成によって、可決成立してしまったのだ。
誰かに頼 まれたかのように、何の迷いもなく。

3・11の直後。井戸川町長は、町民を内部被ばくのリスクから遠ざけるため、
役場 を福島県外に移し、埼玉県の旧騎西高校に多くの町民を避難させた。
私はそんな双葉町に共感し、握手したい気持ちで取材を始めた。
騎西高校は唯一残った避難所として、今も160人の町民が暮らしている。
一方、福島県内では佐藤雄平知事、福島県立医大を中心に事故の被害を最小化す
るため
のキャンペーンが張られ、「除染をするから帰還せよ」という政策がとられ続け
てきた 。

井戸川町長はこの安易な帰還政策に反対し「チェルノブイリ基準」を示しながら
「福島県内の多くの場所は、今なお人が住んではいけない汚染状況にある」と訴
え続けた。
すべては、目に見えない放射能から、子どもたちの未来を奪ってはならないとい
う思いからだ。

十月にはジュネーブで、放射能汚染による内部被ばくから町民を守ろうとしない
国の無 策ぶり、無責任さを訴えたが、本来これは福島県知事がやるべきことだ。
しかし実際に はそうはならず、小さな町の首長がたった一人で告発しに行くし
かないということが、
この国の惨状を示してあまりあると思う。
福島県内の自治体の多くが、帰還政策に追従していく中で、
井戸川町長は、町民の命と権利を守るために孤立無援で闘ってきた。
そんな町長の存在は「福島は安全だ」といって事故の責任をうやむやにする
国、県、東電にとって、目の上のたんこぶだったに違いない。
だからといって、国や東電が井戸川おろしをするわけにはいかなかったのだ。

岩本議員は「町長は町民の声を聴く努力をしていない」という。
こんな言葉が、双葉町民から出てくることに愕然とする。何を根拠にそう言うのか。
町長は福島県内の仮設を回って懇談会をしてきた。
仮設を回る回数が足りないというなら、もっと回ればよかったのか?
そして、そういう町議こそどれだけ町民と向き合ったのか。
3・11直後の福島第一原発の爆発のとき、避難できず町にとり残された
三百人の無念 さを背負い続け、町民すべての被ばく検査が終わるまで、
自分は検査をしないと言いは る町長を、私はとても暖かい人だと感じるのだが。
よその人間が双葉町のことを見つめているのに、
双葉の議会が町長のしてきたことを認めないというのは、・・・ちょっと度量の
狭さを感じてしまう。

中間貯蔵施設の会議に出なかった町長のことを「自分の町、自分の考えだけでコ
トにあたろうとした」と
岩本議員はいうが、自分の町のことを考えることがなぜ悪いのか。
岩本議員は誰と向き合っているのだろう。町民感情の頭越しに着工を急ぐ、県と
向き合ってるのかな。
また町議たちは、町長が主張している「町民の健康問題」については、何も見解
を言わない。
私は町議ひとりひとりにそれを聞きたいと思う。
井戸川町長にインタビューしたとき、「私は反原発ではない。ただ、日本を滅ぼ
したくないだけだ。
健康な子孫を残すということが大事で・・・・」と語った。

そのことに対して、どうして誰も共感しないのだろうか。反論でもいい。
なぜかかわろうとしないのか。
佐々木清一議長に至っては、議会の後の記者会見で
「国とけんかするのも、放射能について言及するのもいいが、
町民を一つにすることを考えるべき。自分ひとりの考えでなく、
町長としてやるべきことは双葉郡をひとつにすることだ」と言った。

自分の考えもなしに県のいいなりになることが、町民に向き合うこととどう結び
つくのか。
町民の頭越しに中間貯蔵施設を作ることを前提とする会議に対し「自分は反対だ」と
表明することも許されない。・・・
原発事故の最大の被害者である町の議長が、それを許さないのだ。
とにかく歩調を合わせることが大事なのだ。こんな議会がどうして、
町民のやるせなさに向き合えるんだろう?
前代未聞の世界的な原子力災害に対し、本気になって向き合う井戸川町長に、
追いつける人は双葉町議会にはいない。

不信任が決まったことを知った、旧騎西高校の避難所の町民たちは
「あんなに頑張ってくれてる町長なのに、本当に許せない」と、
悔しさを隠せない様子だった。泣き出す人もいて、つらかった。
傍聴席から「町長は町民思いだ!」と叫べばよかったのに、できなかった自分を
苛んだ。

しかしこの不信任決議は、マスコミの報道とは別にどんどん広がり、
多くの人が井戸川町長にエールを送っている。
そして今、町長不信任に抗議する、双葉町民の署名活動が始まった。
「双葉の人間はおとなしい」と言ってきた人たちが、動き始めているのだ。
日本社会はちょっとだけ成熟している・・と思う。
井戸川町長は、自分のしていることがすぐには理解されないことを知っている。
そして、個人が自分の考えを表明することが、民主主義の基礎だということも。
こんな人が、双葉町の中から登場してくることが、未来を作ることになる気がし
てならない。

○-----集会等のお知らせ-----○

● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出  意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所内 福岡県弁護士会館)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700-1-125911
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば・テント★☆
今週、12月28日(金)まで。
午後4時からひろば・テント内で希望年会午後7時30。
来年、2013年1月4日から開始。
ツイッター フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★

・・・・【転載おわり】

原発とめよう!九電本店前ひろば第615日目報告【転送・転載大歓迎】

【転載開始】・・・・

青柳行信です。12月 25日。

明日● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!電本店前ひろば第615日目報告☆
呼びかけ人賛同者 12月43日現在 総数2681名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
また、雪になりました。
被災した方々の生活は どのようだろうかと思いました。
今日は、部屋の片づけをしましたが、なかなか思うようには
進みません。 やっと、写真パネルを押し入れに片づけたところです。

船津さんのメールにあった、除染の件、本当にごまかしのような
やり方ですね。 雨で流れ、川や地下水、海が汚染されていくのが
心配です。
あんくるトム工房
復興は、除染は 進んでいるか? http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2202

★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
☆救世主(キリスト)の誕生といふこの日なれど遊び以外の行事はあるか(左門
12・25-151)
※12月25日だけではなくて、毎日、被災地に、原発立地区域に救世主は
生まれ・活動すべきです。毎日座り込みこそ、その一つである!共に!

★ 池永修(弁護士法人奔流)さんから:
「来る2012年12月26日、元原発労働者梅田隆亮さんの労災認定を求める裁判の第4回
口頭弁論が行われます。梅田さんは1979年に島根原発と敦賀原発の定期点検業務に従
事しましたが、そこでは線量計などを別の労働者に預けて作業に従事する、いわゆる
「預け」「手ぶら」が日常的に行われていました。この裁判に先立つ行政認定の段階
では、電力会社やプラント会社が提出した資料によって巧妙に隠されていましたが、
この裁判で国から提出された様々な資料により、徐々に電力会社等による大胆な被ば
く隠しの実態が浮かび上がってきました。その手口は、梅田さんが被ばく労働に従事
していたという事実そのものを記録から抹消したり、フィルムバッジそのものをすり
替えるという大胆かつ組織的なものであった疑いが生じています。12月26日の口頭弁
論では、弁護団が意見陳述を行い、国が提出した資料の矛盾点を厳しく追求する予定
です。梅田さんの裁判もついに核心に迫ってきました。ぜひ裁判所まで足をお運びく
ださい。」
● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出  意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所内 福岡県弁護士会館)

★ 金子 譲 さんから:
【Oneness TV:12/24福岡天神「反原発活動で不当逮捕された
仲間を支援する街頭アクション」】中継アーカイブ。
http://t.co/wH91zdgo
http://t.co/96fIImDY
※メインカメラ故障のため、iPhoneによる中継で画質・音質がかなり悪くなって
います。ご了承下さい。

★ Esaman さんきから:
関西弾圧連帯アクション・愛救援
http://www.youtube.com/watch?v=D7Hw0ACFE3w&list=PLs9VLjFg_TZGeBEmHU3FTb9MLc8t62v6I
脱原発・反弾圧・反排除緊急アピールin 名古屋:Esaman氏①
http://youtu.be/2Np9-fkT_4Y
脱原発・反弾圧・反排除緊急アピールin名古屋:Esaman氏②
http://youtu.be/wPjOq8SIQ6c

★ 前田 朗 さんから:
▲「若 松丈太郎『福島核災棄民―町が メルトダウンしてしまった』」
http://maeda-akira.blogspot.jp/2012/12/blog-post_2365.html

▲水島朝穂(早稲田大学教授、憲法学)の「直言」です。
今回のテーマは「*政治の劣化と選挙制度――2012年総選挙2012年12月24日」。*
http://www.asaho.com/jpn/index.html
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2012/1224.html

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
今朝も冷え込んでいます。日中の最高気温も10℃に行かない予報です。いま、
ほんのわずかに小雨が降っています。
さて、いつものようにネットの記事を拾います、
1.「福島に思い 学生手作り 東京・新宿アルタ前 終日ライブ・トーク
ショー 16万人避難 1000人超す関連死」しんぶん赤旗12月24日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-24/2012122415_01_1.html
記事「・・・・午前11時のスタートで、主催した実行委員会事務局長の男子学
生(23)は、『福島ではいまも16万人が県内外に避難し、震災関連死は
1000人を超えた。もう一度、福島に心を寄せよう』と呼びかけました。」
「福島県から駆けつけた日本共産党の佐藤八郎飯舘村議が、『避難で家族が離散
して1700世帯が3100世帯に。避難先で生きがいを失った高齢者がうつ病
や認知症にかかっている』と報告。福島復興共同センターの樅山悟史さん
(29)は』家族がバラバラになることを想像してほしい。事故は終わっていな
い』と訴えました。」
・・・・・この取り組み、若者ががんばって開催されているようです、期待した
い。それにして家族離散で世帯数が倍に、関連死も1000人を超える、これだけの
犠牲が表に出ないまま過ぎている・・・。
次に、その被災地フクシマ 福島民友では、クリスマスを迎えて、避難者へ対応
する記事が目立ちますが、それはあくまで一時のこと、日々の苦悩は続いています、
2.「希望を託す『水耕栽培イチゴ』 相馬観光復興きっかけに」(12/24 09:55)
http://www.minyu-net.com/news/news/1224/news9.htm
・・・・水は、その他の必要なものは大丈夫か、観光客がこないと生活が回復で
きない・・・。l
3.「宅地買い取り額」決定 楢葉・集団移転4地区」(12/24 08:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1224/news1.html
記事「東日本大震災による津波被災地の復興で防災集団移転事業を進める楢葉町
は、町沿岸部の宅地などの買い取り価格を決定、23日に、いわき市で地権者説
明会を始めた。」
4.「避難家族ら『雪遊び』満喫 福島大など南会津に招待」(12/24 09:55)
http://www.minyu-net.com/news/news/1224/news11.html
5.「屋内遊び場『ペップキッズこおりやま』開館から1年祝う」(12/24 09:55)
http://www.minyu-net.com/news/news/1224/news10.html
記事「・・・・同市などによると、施設の来館者は延べ約35万人で、約3割は
市外から。放射線の影響に対する保護者の不安が根強く、屋内施設への期待感、
需要は高いという。」
他紙、
6.「線量も大差ないのに… 避難勧奨指定の有無で格差 南相馬」(12/24 06:10)
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121224t63007.htm
・・・・地域をわずかな違いで色分けして一層混迷します。
電力会社の動き、
7.「東電、新卒の大規模採用を断念…14年度入社」読売新聞 12月24日(月)9
時16分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121224-00000223-yom-bus_all
・・・・企業が継続するには人が必要だが、明るい先が見えない企業に希望者が
あるだろうか。
8.「関電の役員賞与、2年連続ゼロ / 基本報酬さらに削減」佐賀新聞12月24
日 19時15分?
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2362370.article.html
記事「役員給与は08年度に計10億円だったが、賞与見送りと基本報酬削減に
より、13~15年度は年平均8億円に圧縮する。」
・・・・8割カットぐらいでもいいと思う、それでも飢え死にはしない十分な報
酬のはずです。

今届いた朝刊では、他紙ですでに報道された次の記事が3面に、
9.「 「活断層」の敦賀、東通原発 使用済み燃料800トン」西日本電子版
12月25日 03時00分 更新
http://qbiz.jp/article/10113/1/%93%8C%92%CA%20%82W%82O%82O/
すぐ横に、
10.「福島第一原発事故 冷温停止一年 廃炉の道 手探り」「溶けた燃料ど
こに 汚染水処理も難航必至」
・・・焦点 FOCUSとういう囲み記事です。下方に4つの原子炉の今の様子を絵
図で紹介しています。記事中に「事故は収束したとは言いがたい・・・」という
ことばがむなしく並んでいます。この記事は、まだネットにありません。
またすぐ横に、8.と同様の関電役員報酬の記事が小さく報じられています。
きょうもこれだけです。

★  崔 勝久 さんから:
一足はやい初夢です
http://www.oklos-che.com/2012/12/blog-post_25.html
昨日参加した日比谷公会堂での集会の興奮が冷めやらなかった
せいでしょうか、一足はやい初夢を見ました。ご披露いたします。

★ 東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)さんから:
【関連動画】
「大飯原発 活断層はあるのか~調査団メンバー生出演」
(BS朝日「ごごいち」、約30分)
http://www.dailymotion.com/video/xv2t5j_yyyy-yyy-yyyy_tech …
※渡辺満久さんがていねいに解説されています。
———————————————–
日弁連の意見書をご紹介します。
只野です。
日弁連では、下記意見書を公表しました。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2012/121220.html
大飯原発を停止を命じなければならない法的根拠を提示するものです。
(行政解釈では、国が、原発の運転停止を命ずる法的根拠がないとされていますが、
それが誤りであることを指摘するものです)

重要な意見書ですので、広く、拡散してください。
---
関西電力株式会社大飯原子力発電所の運転停止を求める意見書
2012年(平成24年)12月20日
日本弁護士連合会

第1 意見の趣旨
1 関西電力株式会社は,自らの判断で,稼働中の大飯原子力発電所
を直ちに停止するべきである。
2 原子力規制委員会又は経済産業大臣は,関西電力株式会社に対し
て,稼働中の大飯原子力発電所の停止を直ちに命ずべきである。

第2 意見の理由
1 はじめに
原子力規制委員会は,日本原子力発電株式会社の敦賀原子力発電所について,
原子炉建屋直下の断層が活断層の可能性が高いと有識者会合が判断したとの報告
を受け,再稼働のための安全審査をしない見通しであるとされている。これは,
事実上,敦賀原発の廃炉を決定するものであるが,後記国の指針においても,活
断層の真上に原子炉建屋などを建てることを認めておらず,これに照らして,極
めて適切かつ正当な判断であるというべきである。
一方で,関西電力株式会社大飯原子力発電所(以下「大飯原発」という。)の敷
地内の「F-6断層」については,複数の専門家が「活断層である」又は「活断
層でないとは否定できない」と述べているにもかかわらず,原子力規制委員会は,
結論を先送りし,調査の継続を決めた。その一方で,大飯原発は停止されること
なく,稼働し続けている。
そもそも,原子力規制委員会は,福島原発事故を受けて,安全指針類を改訂
中であり, これらの安全指針類は2013年7月をめどに策定し,その後に既存
の原発の適合性を審査する旨述べており,新指針に適合すると認められた後
でなければ,再稼働がされることはあり得ない。大飯原発は,原子力規制委員
会が発足する前に,国内で唯一再稼働されたものであるが,この点において,
他の原発と取扱いを異にするべき合理的な差は見当たらない。かかる事態は,
次なる原発事故災害を引き起こしかねない危険な事態であり,到底容認でき
るものではない。
以下,現行法において,原子力規制委員会又は経済産業大臣は,大飯原発を
停止させることが可能であり,むしろ,停止させなければならないことを述べる。

2 前提事実
(1) 活断層かどうかについての専門家の意見
原子力規制委員会の現地調査チームの専門家4名は,11月2日に,大飯原発の
敷地内のトレンチを調査し,「12万~13万年前以降の地層のずれがあること
は否定できない」との認識で全員が一致したという。さらに,「地滑りの可能性
もある」という意見もあったものの,活断層であることを否定した者はいなかっ
たという。
この結果からすれば,問題のF-6断層は,「活断層である可能性はある」
「活断層でないとはいえない」という帰結になるものと思われる。

(2) 「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き」について
耐震設計審査指針の運用について,2010年12月に原子力安全委員会が定めた
「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き」(「手引き」)で
は,活断層かどうかについて,「調査結果の精度や信頼性を考慮した安全側の判
断を行うこと」「断層運動が原因であることが否定できない場合には,耐震設計
上考慮する活断層を適切に想定する」と定めている。
現在,原子力規制委員会では,耐震設計審査指針等の見直し作業が行われているが,
手引きにあるような「安全側の判断」は,極めて甚大な被害をもたらした(現在
ももたらしている)福島原発事故を踏まえれば,原子力発電所の安全性を考える
上では,よりいっそう貫徹されなければならない。

3 大飯原発を直ちに停止させるべき法的根拠
(1) 原子炉設置許可について
発電の用に供する原子炉は,核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
(以下「規制法」という。)第23条に基づく原子炉設置許可申請に対し,同第
24条が定める基準に従って,原子力規制委員会(改正前は,経済産業大臣)に
よって,設置許可がなされる。

(2) 伊方原発最高裁判決の帰結
伊方原発最高裁判決は,原子炉設置許可処分について,「原子炉が原子核分裂の
過程において高エネルギーを放出する核燃料物質を燃料として使用する装置であ
り,その稼働により,内部に多量の人体に有害な放射性物質を発生させるもので
あって,原子炉を設置しようとする者が原子炉の設置,運転につき所定の技術的
能力を欠くとき,又は原子炉施設の安全性が確保されないときは,当該原子炉施
設の従業員やその周辺住民等の生命,身体に重大な危害を及ぼし,周辺の環境を
放射能によって汚染するなど,深刻な災害を引き起こすおそれがあることにかん
がみ,右災害が万が一にも起こらないようにするため,原子炉設置許可の段階で,
原子炉を設置しようとする者の右技術的能力並びに申請に係る原子炉施設の位置,
構造及び設備の安全性につき,科学的,専門技術的見地から,十分な審査を行わ
せることにある」とした上で,「現在の科学技術水準に照らし,右調査審議にお
いて用いられた具体的審査基準に不合理な点があり,あるいは当該原子炉施設が
右の具体的審査基準に適合するとした原子力委員会若しくは原子炉安全専門審査
会の調査審議及び判断の過程に看過し難い過誤,欠落があり,被告行政庁の判断
がこれに依拠してされたと認められる場合には,被告行政庁の右判断に不合理な
点があるものとして,右判断に基づく原子炉設置許可処分は違法」として,原子
炉設置許可処分を取り消すことができることを明確にしている。

(3) 具体的審査基準の内容について
そして,伊方原発最高裁判決にいう「調査審議において用いられた具体的審査基準」
とは,具体的には,以下のようなものを指す。
原子力安全委員会が定める指針
原子炉立地審査指針
安全設計審査指針
安全評価に関する審査指針
耐震設計審査指針(「手引き」も当然含まれる。)
安全機能の重要度分類に関する審査指針など
これらの「具体的審査基準」の前提となる科学技術水準は日進月歩であり,地震学,
地質学,地形学,耐震工学においても,それは例外ではない。
そして,伊方原発最高裁判決は,設置許可の違法判断の基準時として,設置許可時の
科学技術水準を基準とするのではなく,「現在の科学技術水準」を基準とする旨,
明言している。
これは,原子炉による深刻な「災害が万が一にも起こらないようにするため」に,
常に最新の科学的知見を,原子炉の安全性に取り入れさせることが必要という判
断に基づくものである。
そして,以上の理は,裁判にのみ妥当することではなく,当該処分をした行政庁
にも等しく当てはまる。すなわち,当該処分をした行政庁は,「現在の科学技術
水準に照らし,右調査審議において用いられた具体的審査基準に不合理な点があ
り,あるいは当該原子炉施設が右の具体的審査基準に適合するとした原子力委員
会若しくは原子炉安全専門審査会の調査審議及び判断の過程に看過し難い過誤,
欠落があり,被告行政庁の判断がこれに依拠してされたと認められる場合に,右
判断に基づく原子炉設置許可処分は違法」として,当該原子炉設置許可処分を取
り消すことができることは,当然である。
仮に,そのような確定的な判断に至らない段階であったとしても,「現在の科学
技術水準に照らし,右調査審議において用いられた具体的審査基準に不合理な点
があ」る疑いがあり,「あるいは当該原子炉施設が右の具体的審査基準に適合す
るとした原子力委員会若しくは原子炉安全専門審査会の調査審議及び判断の過程
に看過し難い過誤,欠落があ」る疑いがあり,「被告行政庁の判断がこれに依拠
してされたと認められる」疑いがある場合には,「右判断に基づく原子炉設置許
可処分は違法」である疑いがあるのであるから,当該原子炉による深刻な「災害
が万が一にも起こらないようにするため」に,原子炉設置許可処分の取消しとい
う重大な処分に比してより軽い措置というべき,運転を一時停止させる権限も,
当然に内包されているというべきである。

(4) 現行法の諸規定について
この点,規制法には,「原子炉の停止が命じられる規定はない」などという行政
解釈が示されているが,上記伊方原発最高裁判決は,当然に行政権も拘束するも
のであって,同判決の趣旨からすれば,上記行政解釈は誤りというほかない。現
に,現行の関係各法令にも,
原子力規制委員会又は経済産業大臣が,原発の運転を停止させる根拠規定がある。

①規制法及び電気事業法の定め

ア 規制法第36条第1項には,以下の定めがある。
「原子力規制委員会は,原子炉施設の性能が第二十九条第二項の技術上の基準に
適合していないと認めるとき,又は原子炉施設の保全,原子炉の運転若しくは核
燃料物質若しくは核燃料物質によって汚染された物の運搬,貯蔵若しくは廃棄に
関する措置が前条第一項の規定に基づく原子力規制委員会規則の規定に違反して
いると認めるときは,原子炉設置者又は外国原子力船運航者に対し,原子炉施設
の使用の停止,改造,修理又は移転,原子炉の運転の方法の指定その他保安のた
めに必要な措置を命ずることができる。」

イ 上記の規制法第36条第1項で指摘されている同法第35条第1項には,次
のような定めがある。
「原子炉設置者及び外国原子力船運航者は,次の事項について,原子力規制委
員会規則で定めるところにより,保安のために必要な措置を講じなければならない。
一 原子炉施設の保全
二 原子炉の運転
三 略」

ウ そして,規制法第35条第1項にいうところの主務省令とは,「実用発電用原
子炉の設置,運転等に関する規則」(昭和53年12月28日通商産業省令第77
号)であり,その第7条の3~第15条において,「保安活動」に関する規定が
ある。

エ また,規制法第36条第1項は,同法第35条第1項の外に,同法第29条
第2項も挙げているが,この条項は,同法第73条の規定により,大飯原発の
原子炉には適用されない。その代わりに適用されるのは,電気事業法第39条
第1項,第2項である。そして,これらの条項が定める技術基準への適合がな
い場合には,規制法第36条第1項ではなく,電気事業法第40条が適用される。

オ 電気事業法第40条は,「主務大臣は,事業用電気工作物が前条第1項の主務
省令で定める技術基準に適合していないと認めるときは,事業用電気工作物を
設置する者に対し,その技術基準に適合するように事業用電気工作物を修理し,
改造し,若しくは移転し,若しくはその使用を一時停止すべきことを命じ,又はそ
の使用を制限することができる。」と規定する。

カ そして,ここでいう経済産業省令とは,「発電用原子力設備に関する技術基準
を定める省令」(昭和40年通商産業省令第62号。以下「発電用原子炉技術基
準省令」という。)のことである。この基準は,設置許可申請に対する安全審査で
確認された事項をそれ以降(設計及び工事方法の認可以降)の規制で具体的
に確認するための基準であるが,発電用原子力設備が有するべき性能を定め
ている。

キ また,電気事業法第40条が指摘する同法第39条第1項は,「事業用電気工
作物を
設置しようとする者は,事業用電気工作物を主務省令で定める技術基準に適合す
るように維持しなければならない」と規定し,さらにそれを受けて同条第2項は,
「前項の主務省令は,次に掲げるところによらなければならない」と規定し,その
第1号には,「事業用電気工作物は,人体に危害を及ぼし,又は物件に損傷を与
えないようにすること」とある。

ク そして,発電用原子炉技術基準省令は,その第5条において耐震性,第5条
の2において津波対策(平成23年10月7日新設),第6条において流体振動に
よる損傷防止,第8条において原子炉施設の能力等,第9条において原子炉
施設の構造等についての定めを置いている。
発電用原子炉技術基準省令第5条は,安全設計審査指針の「指針2 自然現
象に対する設計上の考慮」(第1項)及び発電用原子炉施設に関する耐震設計
審査指針に対応するものであり,設置許可申請における地震に関する判断が
誤りであれば,同条に規定する「地震力による損壊により公衆に放射線障害
を及ぼさないように施設しなければならない」という技術基準に適合しない状
態になっているのである。

②大飯原発が,上記基準を満たしていないこと
既に,2でみたとおり,大飯原発の敷地には,「12万~13万年前以降の地層
のずれがあることは否定できない」と,調査に当たった専門家が全員一致して
いる。したがって,問題のF-6断層は,「活断層である可能性はある」「活断
層でないとはいえない」というものである。これは,明らかに,耐震設計審査
指針(及び「手引き」)違反であり,上記に述べた技術基準違反である。
また,原子力規制委員会は,現在,福島原発事故を踏まえて,各種安全指
針類及び技術基準を見直しているところ,これらはいまだ不存在であり,
2013年7月をめどに取りまとめることとされている。さらに,改訂された指
針類に対して,既存の原発がそれを満たしているかの確認には,更に時間
を要する。したがって,大飯原発は,電気事業法第39条第2項第1号「事業
用電気工作物は,人体に危害を及ぼし,又は物件に損傷を与えないように
すること」を満足する技術基準に適合していない。

③原子力規制委員会及び経済産業大臣には,裁量の余地がないこと
なお,規制法第36条第1項も,電気事業法第40条も,規定の文言上は,
「停止を命ずることができる」という定め方をしている。
しかし,原子炉に関する技術上の基準は,原子炉の安全性を担保する最
低基準であると同時に,原子炉が事故を起こした場合には,後に述べる福
島第一原発事故を見ても明らかなように,極めて多数の人たちに対して甚
大な被害を及ぼすことになる。したがって,法律の条文では「停止を命ずるこ
とができる」とされていても,原子炉が技術上の基準に合致していない場合
は,原子力規制委員会及び経済産業大臣には裁量の余地はなく,その停
止を命じなければならないものと解すべきである。特に,原子力規制委員
会は,「国民の生命,健康及び財産の保護,環境の保全…原子力利用に
おける安全の確保を図ることを任務とする」(原子力規制委員会設置法第
3条)のであるから,危険な原発を放置することは許されないものである。

(5) 改正規制法について

①改正の経緯
2012年6月27日,新たに原子力規制委員会設置法が制定され,それに伴って
規制法も大幅に改正された。同改正においては,第4章に第2節「発電用原子炉
の設置,運転等に関する規制」(第43条の3の5~第43条の3の33)という
項目を設けた。また,旧法第73条は削除された。その結果,大飯原発の原子炉
のような商業発電用の原子炉に関する技術上の基準等も,規制法の対象となった。

②規制法の改正の内容

ア 新たに設けられた項目の中で,第43条の3の14本文は,「発電用原子炉設
置者は,発電用原子炉施設を原子力規制委員会規則で定める技術上の基準
に適合するように維持しなければならない」と定めている。いわゆる「バックフィッ
ト制度」といわれる制度である。これは,最新の知見を技術基準に取り入れ,既
に許可を得た施設に対しても新基準への適合を義務付ける制度である。

イ そして,改正後の規制法では,発電用原子炉施設に関し「災害の防止上支障
がないものとして原子力規制委員会規則で定める基準」(第43条の3の6第1項
第4号)及び「第43条の14の技術上の基準」に適合しないと認められた場合,
原子力規制委員会は,当該発電用原子炉施設の使用の停止等を命ずることが
できることとされている(規制法第43条の3の23第1項)。

ウ この改正は未施行(原子力規制委員会設置法の施行日から起算して10月を超
えない範囲内において政令で定める日から施行)ではあるものの,伊方原発最高
裁判決に適合するように明文化されたものであって,その趣旨は,現行法におい
ても等しく当てはまるというべきである。

4 結語
以上のとおりであるから,意見の趣旨記載のとおり,
(1) 関西電力株式会社は,自らの判断で,稼働中の大飯原子力発電所を直ち
に停止するべきである。
(2) 原子力規制委員会又は経済産業大臣は,関西電力株式会社に対して,稼
働中の大飯原子力発電所の停止を直ちに命ずべきである。

○-----集会等のお知らせ-----○

● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出  意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所内 福岡県弁護士会館)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700-1-125911
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

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....【転載おわり】

原発とめよう!九電本店前ひろば第614日目報告【転送・転載大歓迎】

【転載開始】....

青柳行信です。12月 24日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!電本店前ひろば第614日目報告☆
呼びかけ人賛同者 12月23日現在 総数2681名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
寒くなってきましたね。
今日は、筑紫野のほうへ 餅つきの見学に行ってきました。
つきたてのお餅はおいしいですね。
たくさんの方が参加されていました。
あんくるトム工房
餅つき大会     http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2200
バーベキュー大会  http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2201

★ 橋本左門さん<無核無兵・毎日一首> から:
☆放射能を逃れんとして脱出を計りし長は不信任さる(左門 12・22-148)
※二葉町・井戸川町長。
☆エジプトを脱出せしも砂漠にて民に背かれしモーセの心か(左門 12・
23-149)
※二葉町の今回の出来事は痛ましいことです。町長も議員も真剣なだけに
痛ましいことです。
☆肉鍋を求むにあらず真正の復興のためと民は言へども(左門 12・
24-150)
※科学者と真の経世家(政治屋にあらず)が間に入って、対話によって
可能性を検討し、一致して行動できる道が開かれますように祈っています。

★ ビタミン和子(クレオ)さんから:
いつも御報告有難うございます。
青柳さんのあのスマートな体で、ここまで凄いエネルギーで頑張っていらっしゃ
ることに感動!感謝!です。
そこで、「原発労働裁判・梅田さんを支える会」の会員になりますので、詳細お
知らせください。
● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出  意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所内 福岡県弁護士会館)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700-1-125911
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

★ 久藤学 さんから:
青柳信行さま
昨日はどうもお世話になりました。
今年の初めに出された本ですが、小出裕章『原発と憲法9条』より
特に見過ごせないと考えた部分を引用したいと思います。
————————————
原子力の問題というのは、単なる「テクニカルな問題」ではないのです。憲法
9条の理
念や、「私たちがどうやって生きていく」「どうやってこの国を作っていくか」
という、
非常に根本的な問題ともリンクしている。私は、「原子力の問題は差別の問題
だ」と言っ
てきた。憲法9条を形作っている問題意識の土台も、たぶんそうだと思っています。

根源的には、差別の問題だと思っています。そして、差別の問題は、みなさん
一人ひと
りの身のまわりにも、そこらじゅうにあるはずです。その差別にまつわるひとつ
ひとつ問
題にみなさんが取り組んでくれるならそれは私がいま闘っている原子力の問題
と、必ず通
底していると思います。そしてもし、「差別の問題」を超えることができるな
ら、原子力
は必然的になくなるはずです。
————————————
現在は脱原発運動にとって転換点ではないでしょうか。
質的にも量的にも変化しないと、来年に敗北を見るのではないかと思います。
この冬にじっくりと内省し、春を迎えましょう。

★ 前田 朗 さんから:
「原発は犯罪 だと明言した著作」をブログにアップしました。浦田賢治編『核
と原発の犯罪性――国際法・憲法・刑事法を読み解く』の紹介です。
http://maeda-akira.blogspot.jp/2012/12/blog-post_23.html

★ 吉田典子 さんから:
♪始まりの風よ♪
♪届け♪メッセージ♪
以前NHKの深夜時間帯に放送されていたアニメ『彩雲国物語』のオープニング
に流された主題歌の、冒頭の歌詞です。
外伝も含めて全部で20巻もの長編小説に託されたメッセージは
『女の子!政治家や官僚を目指して勉強して!そして、庶民が住み良いと感じる
事の出来る国を、作って!!』
なのだろう、と私は勝手に思っています。
彩雲国物語を読んで、官僚を志す女の子が今、本当にいたとして、彼女達が社会
に影響を及ぼせる40代になるまで、25年はかかります。
『2037年か…私、もう死んでるわ。そして、それまでに無念の死を遂げる人
も、多かろう』
と思うと、嘆息が出ます。
でも、時間がかかっても、これが貧乏庶民にとっては、一番確実に現実を変える
最短の道かな、と思います。
かって友人が、小野不由美著『華胥の幽夢』に収録されている『幽夢』を読んで
言いました。
「この話に出てくる国で起こった事は、これからの日本にも起こり得るよ。
仮に、悪徳政治家や汚吏を全部、辞めさせられたとしても、追い落とす側に多数
の有能な実務家がいる、と思う?
政府の仕事が滞ってどうにもならなくなって、悪徳政治家や汚吏を呼び戻さなく
ちゃならなくなったとして、彼らが反省して真っ当に仕事する筈はないよね。
彼らは悪事の誤魔化し方が、いっそう上手くなるだけで、現実の庶民の生活は、
きっと前より悪くなるよ」
物語の中で先王を退位に追い込み、仲間と共に政治を司った理想家の王は、最後
に自らの実務能力の欠如に、気付きます。
そして
『責難は成事に非ず』
という言葉を臣下達に残して、自殺します。
私も『幽夢』を読んで、多分に暗示的な話だな、と思いました。
原発を廃炉にする為には、原発を擁護推進しようとする政治家や官吏を除こうと
するだけでなく、彼らの抜けた穴を埋められる誠意ある実務家…官吏の育成も、
どうしても平行して必要です。
一からとなると、時間はかかるけど、平行してシブトク別の道も探せば、いいん
です。
全ての道は、ローマに続く…ではなく、全ての道はどこかに続くです。
原発廃炉に到る道は、一本じゃありません。
そこに到るまでに、解決されなければならない事も、一つじゃないんです。
『日本は世界5位の農業大国』の著者浅川芳裕さんは、今の農政の責難をするだ
けではなく、私には極めて具体的に思える解決策も提示しています。
でも、肝心の政治家や官僚にとっては、自らの利権の喪失につながり、厄介な仕
事は増える、全く歓迎できない提案のオンパレードです。
これを何とかしたいと思うなら、なるだけ多くの庶民様市井の人達が、この本の
内容を知る事です。
そして、新聞に投稿するんでもいい。
ネットに自分の意見を流すんでもいい。
兎も角
『私の耳に入るくらいだから、みんな知ってるよね』
と思わず、自身の意見や感想も加えて、なるだけ多くの人に、情報を共有して貰
う努力を、してみましょう。
そしたら、自分では思い付けなくても、誰かが悪徳政治家を、せめて御隠居に追
い込む智恵を、出せるかもしれません。
若い世代が組織の内側から、政治や制度を変える底力を身に付けるまで、私達は
なるだけ多くを学んで、根気強く外側からどうにかする道を、探し続けましょう。
不必要なばかりか害がある諸制度も、原子力発電所も、作られる目的は同じ。
一握りの人が楽して利権を握り享受する為です。
政治家も官吏も全部が全部、権力惚け欲惚けばかりの筈はありません。
内にあって、何とか改善する努力をしている人もいる筈だ、と私はまだ望みを捨
てていません。

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
昨日は冷たい一日になりました、きょうはもっと冷たくなると予報されています。
今の気温は室内8℃、外気はマイナスを示しています。
さて、ネットに被災地フクシマで行われている除染事業について、懸念する記事
がありました。新聞社はもっとはっきり書くべきではいか、まやかしの除染作業
で帰村だけを優先する政府や自治体の姿勢の問題を。仕事を受注し儲けを独占す
る大手ゼネコン、その下で請け負う下請け孫請け企業とそこで臨時雇いで働く人
が被曝覚悟で作業をし、終わった後も人が住める線量には程遠い結果のところ
に、帰村をすすめる政府や自治体、・・・・。
1.「先見えぬ除染、不信感 3年間で1兆円 効果疑問」東京新聞12月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122302100004.html
記事「・・・・東京電力の福島第一原発事故で放出された放射性セシウムなどの
除染のため、三年間で一兆円を超える公費が投入される。」「除染によって住民
が元通り暮らせるという将来像を示さぬまま、巨額事業を推し進めようとする国
などに対し、住民の不信感は消えない。」「高齢の住民には早期帰村を望む人も
多いが、『除染をして、子どもが外で遊べるぐらい線量が下がらなければ意味が
ない。だが、国も県もどこまで下げるつもりかを示さない。お金を投入し、形だ
け除染して“帰村しなさい”と押しつけられるのでは』と懸念する。」
被災地の福島民友では、
2.「県内給油所「2月危機」 期限迫るタンク改修」(12/23 10:10)
http://www.minyu-net.com/news/news/1223/news8.html
・・・・・こうしたインフラも経営が成り立たなくては設置もできない、もっと
抜本的な生活を取り戻せる計画へ見直すべきだ。
3.「県産果実、タイでの販売強化 県が13年度に対象拡大」(12/23 08:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1223/news1.html
・・・・これは、どうしたものか、海外で唯一福島の産物を受け入れているとい
う・・・。
脱原発の取り組みでは、
4.「脱原発の声 選挙では届かず 新政権にどう発信」東京新聞12月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122302100003.html
記事「原発ゼロを否定する公約を掲げた自民党の圧勝で終わった衆院選。3・
11以降、首相官邸前などで盛り上がりをみせてきた脱原発の民意はなぜ、選挙
では反映されなかったのか。新政権に民意をどう発信していくべきかを考える討
論会が二十二日、東京都千代田区のYMCAアジア青少年センターであった」
5.「総選挙後初の官邸前行動 初参加者の思い聞くと…自分も動こうと 経済
に不安も 選挙結果に危機感」しんぶん赤旗12月23日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-23/2012122314_01_1.html
記事「ミサオ・レッドウルフさん・・・・・・来週は、新内閣に向けて『原発反
対』『再稼働反対』の抗議をいたしますので、さらに大人数で抗議をしたいと思
います。」
政治の世界の駆け引きでは、
6.「原発新設 公明「理解得られぬ」 改憲でも慎重姿勢」東京新聞12月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122302100006.html
・・・大臣のいすがほしいだけの党の本心はいかに?
7.「福島第1原発事故を再検証=安倍総裁」時事通信12/23-12:17
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122300034
電力会社の動き、
7.「電力社員議員、給与見直し 各社、料金値上げ前に」朝日デジタル12月
23日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/OSK201212220119.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_OSK201212220119
記事「・・・朝日新聞は11月、電力9社が計99人の社員議員を抱えているこ
とを報じた。うち91人は議員報酬とは別に会社から給与を受け、関西電力や東
北電力など6社の52人は、議会活動で会社を休んでも給与が出る『特例』を受
けていることを明らかにした。社員議員への給与は電気料金算定のもととなる経
費『原価』に含まれている。 」
「・・・・11月末に値上げを申請した九州電力も給与の見直しを決めた。同社
は社員議員全員を休職扱いにしている一方で、『経過措置』という名目で一定額
の給与を支払っている。値上げ申請時に経過措置分を原価に組み入れておらず、
今後廃止する方針という。 」
11月の記事はこちらに、
8.「原発9社に社員兼議員99人 91人は電気料金から給与」朝日デジタル
11月25日13時54分
http://www.asahi.com/politics/update/1125/OSK201211240192.html
記事「社員議員は10月時点で、東京電力23人▽東北電力18人▽関西電力15
人▽中部電力10人▽四国電力10人▽北海道電力9人▽九州電力8人▽中国電力5
人▽日本原子力発電1人の計99人。このうち一部の道県議を除く91人が給与
を受けていた。北陸電力には以前は議員がいたが現在はいない 」
原発施設のこと、
9.「核燃料、2原発で800トン超=「活断層」の敦賀、東通-安全確保に課
題」時事通信12/24-02:32
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012122300060
・・・・たとえ、原発が廃炉になっても、核燃料はそこにとどまれば危険性はな
くならないという次の課題をどうする・・・。
再生エネのこと、
10.「過疎の町内会が太陽光発電事業」東京新聞12月23日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/scheduledstop/list/CK2012122302100005.html
・・・・これは、おもしろい取り組みです。
紙面記事では、はじめにお詫び、昨日23日の西日本新聞の朝刊で、次の記事を見
落としていました。
30面社会欄に、囲み特集記事、
12.「原発のゆくえ 岐路に立つ米国 下 再生エネ選択捨てず」

今届いた朝刊では、7.とほぼ同様の記事が一面左上にあります、
13.「安倍総裁 福島事故再検証へ 原発再稼動の判断材料に」西日本12月23
日 17:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340359
・・・・再稼動前提の発言です。
今朝は、間違いなくこれだけのようです。
最後に、昨日のしんぶん赤旗の14面の全国版に大きな紙面を取る5.の記事の
横に、福岡の小さな取り組みが紹介されていました、この記事もしっかりと字数
を使っています、
14.「ミツバチは持続エネ生活、福岡市でキャンドルナイト」
・・・・21日にNPO法人「たんぽぽとりで」が主催して、親子ら35人が集
まった、と。
・・・・こうした小さな集まりも報道する姿勢は評価に値します。

★  京都の菊池 さんから:
NNNドキュメント「遠きフクシマの故郷 ~さまよえる家族たち~」[字]
放送日時12月24日(月)1:50~2:45
http://www.ntv.co.jp/program/detail/21816413.html
番組内容
福島第一原発事故から1年9か月。福島県ではいまだ16万人が避難生活を送っている。
放射能への不安、離ればなれの家族が一緒に暮らせる日はいつか…未来への展望
を探る。
詳細
「原子力 明るい未来のエネルギー」福島第一原発がある双葉町に掲げられてい
る標語だ。
小学生の頃にその標語を作った男性は、いま愛知県で家族と避難生活を送る。
幼い息子にいつか見せるため、故郷の記録を録り続ける。
一方、ある男性は仕事のために郡山市に残ったが、妻と娘3人は山形に避難させ
ている。
原発事故が奪った家族の日常、放射能への不安…。福島の今を伝え、未来への展
望を探る。
再放送は
12月30日(日) 11:00~  BS日テレ
12月30日(日) 18:00~  CS「日テレNEWS24」
で行うとのこと。
※番組ホームページも参照ください。
読売テレビ
http://www.ytv.co.jp/
関西では読売テレビにて
NNNドキュメント’11
日曜 深夜0:50~
http://www.ntv.co.jp/document/

★  前田 朗 さんから:
総選挙後の憂鬱な日々を乗り越えるために、お暇な方は下記へどうぞ。
ただし、生真面目な方はご遠慮ください。
(漢字の造字を試みました。新聞には造字が掲載されたものの、下記のサイトに
はそれが反映されていませんが)

泣くのは嫌だ 笑っちゃおう(1)
http://www.mdsweb.jp/doc/1222/1222_06m.html

泣くのは嫌だ 笑っちゃおう(2)
http://www.mdsweb.jp/doc/1224/1224_06m.html

泣くのは嫌だ 笑っちゃおう(3)
http://www.mdsweb.jp/doc/1226/1226_06m.html

泣くのは嫌だ 笑っちゃおう(4)
http://www.mdsweb.jp/doc/1228/1228_06m.html

泣くのは嫌だ 笑っちゃおう(5)
http://www.mdsweb.jp/doc/1230/1230_10m.html

泣くのは嫌だ 笑っちゃおう(6)
http://www.mdsweb.jp/doc/1232/1232_06m.html

○-----集会等のお知らせ-----○

● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出  意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所内 福岡県弁護士会館)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700-1-125911
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

○--------------------------------○
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
ツイッター フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1-82
地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
★☆ (ひろば・テント080-6420-6211) ☆★

・・・・【転載おわり】

原発とめよう!電本店前ひろば第613日目報告【転送・転載大歓迎】

【転載開始】・・・・

青柳行信です。12月 23日。

【転送・転載大歓迎】
☆原発とめよう!電本店前ひろば第613日目報告☆
呼びかけ人賛同者 12月22日現在 総数2681名。
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】を募っています。

★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★
<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>

★ 横田つとむ さんから:
青柳さま
お疲れさまです。
久し振りでゆっくり睡眠を取りました。
寝すぎたのか(7時間)あたまが呆けていて、曜日を間違えました。
行きつけの喫茶店に行ったら 定休日でした。
あぶない、あぶない。
お昼すぎ、また、中国、四国付近で地震がありました。
本当に危ないですね。
あんくるトム工房
また、地震    http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/2199

★ 小野進一(潮流詩派の会)さんから:
<逆風を跳ね返そう!>
嘆願書
囚人服を着て歩いている サラ金9社に借金をして
死にそこなった男が国税 の手錠を架けられて
虚ろな眼で家庭団欒を見つめ ながら

囚人服を着て歩いている 男が町役場に嘆願書を提出
した いつも虚ろな眼をした 公務員の心に動揺が走ったのか
時効の案件に何時迄も執着する 公務員の心に動揺が走ったのか
(殺人事件には時効は無いしな死刑にはされないしな)

公務員は民衆は全員が税金に視えるのか ガソリンを被り同時代に黒焦げに
なった男のいのちを返せ 学歴社会の影で心を引き裂かれ
自裁した脊椎カリエスの詩人の 命を返せ

三十キロ圏内外の農民の命を返せ 今だ福島に茨城に帰れないで
福岡県にいて まともな 家庭団欒を奪われている暮らす
家族の幸福と人権を

★ 吉田典子 さんから:
新聞に投稿したけど、載らなかったものですが…。
『こういう事なら、現在、政治家をやっている誰にも、投票する訳にはいかない…』
浅川芳裕著『日本は世界五位の農業大国』2010年2月20日出版を読んで、
そう思いました。
原発の件にしろ他の問題にしろ、国民が必要と望む事は何一つ、スムーズになさ
れない。
それは一体どうしてなのか、と調べ始めて約半年。
私は、この本の中に答えの一つを見出だした、と思います。
本は出版されてから、丸3年近くたってます。
石原・橋下・嘉田・東国原はじめ、現役の政治家が、この内容を知らないとは、
思えません。
一部の政治家の票田確保の為に、国民の大部分にとっては益になるどころか害に
なる制度を作り、
とうの国民からかき集めた税金を、実質賄賂として一部の人間に、ばら撒く…。
農政も原発も…調べれば多分、他にも…やってる事の根は同様の事がある、としたら。
それを、どの政治家も知っていて変えられない、変えようとしないで来ているん
だったら。
国民が投票に行くのは、愚か以外のなにものでもない、と思うのです。
皆さんが、浅川さんの本を読んだら、このトンでもない現実を、どう思うだろう
と思います。

★ 崔 勝久 さんから:
アメリカから送られてきたメールを読んでー選挙結果をどのように見るのか
http://www.oklos-che.com/2012/12/blog-post_21.html?spref=tw
敗北を選挙制度の所為にせず、排外主義的な植民地主義政策が国民に
支持されたとみるべきです。運動側はその判断を誤りました。一国主義の
枠を破れなかったのです。日本が新たな加害者になっている事実の認識
をして、国際連帯を強めましょう。

★ 清水@グルントヴィ協会 さんから:
青柳さん、こんばんは。
昨日は一部にまちがったURLがあり、申し訳ありません。正しくは以下の通り
です。
2,九電が値上げを予定していますが、玄海原発でプルサーマルを止めれば、原
価がもっと下がるという佐賀新聞の記事です。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2355708.article.html

★ 舩津康幸 さんから:
おはようございます。
得票数をも減らして天下をとった“おごれる自民党”が、早速、原発容認の発言を
次々と発しています。
1.「計画段階の原発9基 安倍政権で容認の可能性も」産経新聞 12月22日
(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121222-00000107-san-bus_all
記事「新増設は、運転年数が40年を超える関西電力美浜原発1、2号機(福井
県)など古くなった原発の再稼働に比べ、「最新技術で安全性を向上させるとい
う利点を世論に訴えられる」(経済産業省幹部)とみられている。」「原子力規
制委員会が来年夏に示す新しい安全基準は、既存原発よりも高い安全性が求めら
れるため、国民の理解が得られやすいとの見方もある。連立を組む公明党との調
整の結果、容認に転じる可能性がある。」
1’「安倍氏、原発の民主方針見直し 新増設は自民党公約基づき判断 」西日本
12月22日 00:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340139
・・・・なんということでしょう。次の記事が新聞記者が言葉で自民党のの今を
語っています。
1”.「おごれる与党は久しからず 安倍総裁、意気軒高 」西日本12月23日 00:28
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/340303
次に、いつもの被災地フクシマ 福島民友では、
2.「“さぁ冬休み” 県内の公立小中学校で2学期終了」(12/22 10:20
http://www.minyu-net.com/news/news/1222/news8.html
「・・・二本松市の廃校を間借り中の浪江小(石井賢一校長、30人)は、ここ
で2度目の冬休みを迎えた。・・・・同校は震災前500人超が在籍していた
が、現在は全校で計30人に激減。児童たちは同市内外から通学バスなどで登下
校している。」
・・・・多くの学校がこのような状況か。まだまったく再開できていない学校も
多数あると思うと胸が痛みます。
3.「生産量目標は県内一律 13年産米の市町村配分」(12/22 08:30)
http://www.minyu-net.com/news/news/1222/news1.html
4.「南相馬で13年産米の作付け見送り 農地除染進まず」(12/22 10:20)
http://www.minyu-net.com/news/news/1222/news11.html
5.「年内最後の一斉捜索 県警、沿岸部で400人態勢」(12/22 10:00)
http://www.minyu-net.com/news/news/1222/news7.html
6.「浪江町が「染色体検査」 被ばく線量推定へ自治体初」(12/22 10:20)
http://www.minyu-net.com/news/news/1222/news9.html
記事「・・・浪江町は、震災時0~18歳の子どもを対象に、原発事故直後から
の被ばく放射線量を推定できる細胞の染色体検査を含む血液検査に乗り出す」
「・・・・・血液中の細胞の染色体異常の形や数などの変化を調べることで、初
期被ばく線量を詳細に推定することができるという。また、内部・外部被ばく線
量を合わせた身体全体の被ばく線量も推定する。検査結果が判明するまでは半年
ほどかかる見通し。」
他紙では、
7.「食品線量検査対象に 東電自治体賠償 機器購入など」福島民報12月22日
http://www.minpo.jp/news/detail/201212225609
記事「・・・・自治体からは『対応が遅い』との批判が出ている。
・・・・今頃になって、・・・すでに食物による内部被曝は相当に進んでいると
思います。
仮に今後検査したとしても「基準以下」といって使ってしまえば低線量被曝は続
きます。
8.「打ち切り撤回へ県の対応が重要東電賠償で知事に要請(共産)党福島県議
団」しんぶん赤旗12月22日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-22/2012122204_01_1.html
記事「・・・・東京電力が先に示した原発事故による避難区域以外の県民への精
神的損害などの賠償を今年8月分までの支払いで打ち切る方針について、見直し
を求めるよう佐藤雄平知事あてに申し入れました。」「・・・(福島県の)関根
次長は『一律の賠償は終わり、個別の被害への賠償はこれで終わりではない』と
東電と同様の説明をしました。各県議は『個別対応でなく、“県は全県民を相手
にしている”と言わないとだめだ。県の対応が問われている』『被害は続いてい
るというのが県民の認識』などと強調しました。」
脱原発の行動、
9.「『脱原発』根付かせる 衆院選後初 官邸前デモ」東京新聞12月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012122202100004.html
記事「『国民の半分以上が脱原発を支持しているのに、あんなに自民が勝つとは
思わなかった』。江戸川区の無職森川朝子さん(63)も無念そう。『自民圧勝
の見方が事前に広がり“投票しても変わらない”と棄権した人も多かったのでは』
と分析した。
一方、民主党にも厳しい声が出た。新宿区の公務員末浪伸二さん(41)は『原
発廃止の方向性を示すようでいながら、大飯原発を再稼働させるなど矛盾が多
く、信用できなかった』と言う。」
10.「自民の勝手にさせない“原発ゼロ”の声さらに 官邸前行動」しんぶん赤
旗12月22日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-22/2012122201_01_1.html
記事「・・・冬至の厳しい寒さを吹き飛ばすように、8000人(主催者発表)
の参加者は『全原発即時廃炉』『再稼働反対』と唱和。『原発ゼロにむけて力を
あわせて運動を広げよう』と訴えました。」・・・・「首都圏反原発連合のミサ
オ・レッドウルフさんは『来週もさらに大人数で新内閣に向けて抗議を続けてい
きましょう』と訴えました。」

今届いた西日本新聞朝刊では、原発・電力という言葉が見当たりません??
28面福岡都市圏面に、小さな記事が最下段にあります、
11.「原発事故避難者 福岡市で相談会 親子ら20人参加」
・・・・福島のからの避難者のためです、千代診療所であったそうです。主催
は、民主医療機関連合会。参加者の一人は「子供の健康や、貯金を取り崩しての
生活に不安は尽きないが、専門家や同じ境遇の人たちと話せて楽になった」と。
きょうはほんとうにこれだけです。新聞社のネットでも少なかったです。

★ 川崎順哉 さんから:
青柳様
<年の瀬に想う>
今年の終わろうとしています。
フクシマが収束もしていないのに皮肉な関係性だと嘆いています。
我が従兄弟が常日頃から口にするのが、
「日本人は≪平和ボケ≫している」。
これは戦後の日本が繁栄を謳歌し、
平和な生活に浸りすぎた事を批判しての言論。
私は従兄弟に言うのは、
「元からボケていたのが日本人ではないのか」と。

何度も引き合いに出すが『悪魔のささやき:加賀乙彦著』。
これには徳川の独裁的な時代に庶民が物事を考えなくなったと。
つまり自分達が置かれている社会や制度を考えなくても、
それなりの暮らしが営める環境にあった事に起因するのではと。
我思うに、
この時代までは武家社会であるが故に、
力による独裁だったのではないだろうか。
これが政治的に法的に確立されたのが明治ではないかと。
つまり「神州国家日本」という国家観の元に
「皇国臣民」と化した国民。
この「皇国臣民」という言葉は、
一般的には朝鮮半島を植民地化する時に用いられたが、
生来の日本人は自らが臣民である事に違和感を覚えなかった。
私は、この皇国臣民を「精神的な奴隷」と考えている。
暑い夏の最中、家の中で冷えた飲み物を飲む白人。
その白人が所有する農園で汗まみれになって働く黒人。
この白人と黒人という関係性ならば主従関係も解り易いのでは。
しかし、日本人はその意識が希薄なのではないだろうか。
この社会体制に中江兆民は嘆き、
小林多喜二は『蟹工船』で警鐘を鳴らしたのではないだろうか。
だけど、気がつかなかった。
つまりボケているからではないだろうか。
それが日本人のDNAに脈々と受け継がれているのでは。
今の日本が、それを如実に物語っていると映る。
その意味では知識、知性、理性の関係性に
欠陥があっても何ら不思議ではない。

浜岡原発の防潮堤(工事費約1000億円)。
この写真をウルフに添付したら、
「これで次の津波を防げるのか?」と。

★  小川みさこさ(鹿児島市議) さんから:
「今、問題の原子力規制委員会の6原発の地盤調査ですが・・・・
川内原発建設時の地質調査の怪!(国会議事録をクリック下さい)
ずさんな地盤(ボーリング差し替え)調査について住民作業員からの告発を、
昭和52年当時の衆議院議員・村山喜一さんが国会で質問されている議事録をみ
つけました!
第077回国会 予算委員会 第23号 昭和51年3月4日(木
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/077/0380/07703040380023a.html
第078回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号 昭和51年10月21日(木)
村山喜一さんが4回目の登壇で質疑
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/078/0560/07810210560006a.html

★  前田 朗 さんから:
「纐纈厚『領土問題と歴史認識』」をブログにアップしました。
http://maeda-akira.blogspot.jp/2012/12/blog-post_22.html

○-----集会等のお知らせ-----○

● 原発労災・梅田隆亮さん第4回口頭弁論 ●
日 時:12月26日(水)
場 所:福岡地方裁判所(301号大法廷)
門前集会: 14:00
入廷行動: 14:15
裁判開始: 14:30 準備書面提出  意見陳述
報告集会: 15:00 (裁判所内 福岡県弁護士会館)
支援カンパ: 郵便振替口座 01700-1-125911
加入者名: 原発労働裁判・梅田さんを支える会
銀行振込:ゆうちょ銀行 一七九店(179)当座0125911

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午前10時から午後5時。(土・日曜・休日は閉設)
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・・・・【転載おわり】