トップページ文化・エンタメニュース一覧AKB48 シングル上位を独占
ニュース詳細

AKB48 シングル上位を独占
12月21日 5時49分

AKB48 シングル上位を独占

国内の音楽CDの年間売り上げランキングが21日に発表され、シングルでは、ミリオンセラーが相次いだ人気アイドルグループ「AKB48」の曲が、2年連続でベスト5を独占しました。

国内の音楽CDの売り上げを調べているオリコンによりますと、今月17日までの1年間のシングルCDの売り上げ1位は、「AKB48」の「真夏のSounds good!」で、売り上げ枚数は182万枚でした。
また、2位は「GIVE ME FIVE!」、3位は「ギンガムチェック」で、5位までが「AKB48」の曲となり、いずれも売り上げが100万枚を超えて2年連続で上位を独占しました。
AKB48のCDについては、メンバーとの握手券などの特典を目当てに1人で複数枚、購入するファンが多かったことも影響しているとみられますが、ことし8月に結成当初からのメンバーだった前田敦子さんがグループを卒業するなど、話題を集めた1年を象徴する結果となりました。
また、CDのアルバムでは、人気グループ「Mr.Children」が、デビューから20周年を記念してヒット曲を集めて発表したベストアルバムの2作がいずれもミリオンセラーとなり、1位と2位を独占しました。
このほか、桑田佳祐さんや松任谷由実さんなど、20年以上、活動しているアーティストが上位に入っています。
こうしたことから、CDやDVDなどを含めた全体の売上げは、およそ3100億円だった去年を上回る見通しです。
前の年を上回るのは6年ぶりで、オリコンでは「アイドルの活躍だけでなく活動の長いアーティストが存在感を示したことが全体の底上げにつながっている」と分析しています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ