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弁当による食中毒 患者数1180人余に
12月23日 18時33分

弁当による食中毒 患者数1180人余に
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山梨県甲斐市の仕出し弁当店で作られた弁当によるノロウイルスが原因の集団食中毒で、山梨県はこれまでに確認された患者数は合わせて1180人余りに上ると発表しました。
いずれも症状は軽く、入院した人はいないということです。

この集団食中毒は、今月13日、山梨県南巨摩郡の事業所で甲斐市玉川の仕出し弁当店「るんるんランチ」が作った弁当を食べた数人が下痢や吐き気の症状を訴えていると連絡があったものです。
山梨県のこれまでの調査で、患者や従業員などからノロウイルスが検出され、県はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定し、ほかに患者がいないか調査しています。
県によりますと、これまでに確認された患者数は山梨県内の372の事業所で合わせて1184人に上るということです。
いずれも症状は軽く、入院した人はいないということです。
県は今月10日から12日にかけて作られた弁当を中心に引き続き食中毒の原因となった食材の特定を行うとともに、この店では山梨県内などの企業に1日当たりおよそ3800食の弁当を提供していることから、さらに患者が増えるおそれがあるとみて調べています。

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