韓国、境界画定案を国連提出 大陸棚境界線を沖縄トラフまで主張
東シナ海の資源争いが激しさを増している。韓国政府は26日、韓国の大陸棚の境界線を、沖縄トラフまで拡張することを求めた境界画定案を、国連の委員会に提出した。
韓国政府が今回提出した案では、「韓国の大陸棚は、地形や地質的に、韓国沿岸から200カイリを超えた、350カイリの海域まで伸びている」と主張している。
しかし国連は、近隣国との利害が生じる場合、当事者間で協議するよう定めていて、日本はこれまで通り、「海洋権益を侵害する」として、異議を申し立てる方針。
大陸棚の境界をめぐっては、中国政府も12月14日に、東シナ海の中国沿岸から沖縄トラフまでを中国の大陸棚であると主張する案を、委員会に提出している。