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ライフ

アニメキャラの設定には「現実っぽさ」が大切だと制作関係者

2012.03.21 16:00

テレビ東京系子ども向け番組『しまじろう ヘソカ 』が4月をもって新番組『しまじろうのわお!』にリニューアルをすることが、「しまじろう」のキャラクターを管理するベネッセコーポレーションより5日に発表された。これまではヒツジキャラの「らむりん」がレギュラーメンバーを張っていたのだが3月最後の放送回で引っ越しをするという設定で 、今後はネコキャラの「にゃっきい」が番組および、同社が発行する幼児向け教育教材「こどもちゃれんじ」でも使われる。そして、アニメはCG化されるという。

今回のリニューアルだが、背後には社会的な状況の変化がある。元々アニメというものは、『サザエさん』(フジテレビ系)のように、核家族化が進むものの3世代同居が普通だった時代をそのまま受け継ぐ場合はあれど、何らかの変化はさせるもの(実は『サザエさん』でも、カツオの部屋にK-POPアイドルのポスターが貼られるなど、時代に合わせている)。

今回の『しまじろうのわお!』が時代に対応したもののひとつは「 ワーキングマザーの登場」というものだ。ベネッセコーポレーションの担当者は「これまで、しまじろうを中心とした『こどもちゃれんじ』登場キャラのお母さんは専業主婦が中心でした。ただ、現状を見たらワーキングマザーも増え、子どもを保育園に預けたり、祖父母の協力を得たりしながら仕事をしているお母さんも多いです。より多くの視聴者に登場キャラと自身を重ね合わせていただきたいのです」とにゃっきい一家登場の理由を語る。

 つまり、現実世界と合致するリアリティが重要だということだが、それではなぜ、ヒツジキャラの「らむりん」はなぜ、ネコの「にゃっきい」になったのか。元々女子キャラはウサギの「みみりん」がいたが、「らむりん」と「女の子らしい」キャラとしてかぶりがあった。違いもキチンとは描き切れていなかった反省があったのだという。ここでもキーワードは「リアリティ」だ。

 現実の女の子は「おしとやかで礼儀正しく、スカートをはく」といったステレオタイプの女の子だけではない。お茶目もいれば、ツンデレもいるし、厳しい子もいる。にゃっきいが担う役割は、他のキャラクターを引っ張っていく、いわばお姉さん的なキャラなのだが、同時に大人っぽさと生意気さを兼ね備えている。そんなキャラを作ろうと考えた末に、うまれたキャラなのだ。

 このように、設定の面でもリアリティ増強作戦がされていたわけだが、前出の担当者は作中の表現でもより、リアリティをもって制作をしていきたいと語る。

「たとえば、これまでしまじろうのお母さんって感情が上げ下げしないといいますか…、子育てをしていない感じがあったのですね。まさにアニメにおける『理想のお母さん』みたいな感じだったのですが、これからはリアルのお母さん同様に喜怒哀楽を出すとか、子供をギュッと抱きしめる、とかそういった演出も加えたいと思います。

だって、これまでいつも家にいた子どもが幼稚園に行くようになったらお母さんは成長への喜びを感じる反面、寂しい でしょ? だからこそ、しまじろうが幼稚園に行っている間にお母さんが寂しがったりするような、リアリティある部分を深め、普通の人間の営みを人間くさくよりリアルに描いていきたいと思います」

 アニメの「設定」というものは、時代とともに変わるものだが、担当者は「もしかしたら今後、しまじろうのお母さんがスマホでツイッターをやってることなんかも描かなくてはいけなくなるかもしれませんね」とも迫りくる「リアリティ溢れるアニメの設定」について語った。


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