2012.12.27 12:00

松井秀、ついに“引退”か(2/4ページ)

引退の可能性が浮上した松井。レイズのユニホームが最後となるのか

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 今年8月にレイズを退団してから、自宅のあるニューヨーク市内で浪人生活を送っていた松井。来季メジャーのグラウンドに再び立つことを目標に心身を整えていると思われたが、今季限りでユニホームを脱ぐことを選択する可能性が高まってきた。

 プロ入り後初めて、所属先が決まらないまま開幕を迎えた今季。4月30日にレイズとマイナー契約を結び、5月29日にはメジャー昇格。巨人入団以来、ずっとつけてきた背番号55ではなく、35を付け、再スタートをきった。昇格当日のホワイトソックス戦で1号2ラン、さらに6月1日のオリオールズ戦で前中日のチェンから2号2ランを放ったものの、古傷を抱えた両脚の状態も思わしくなく、出場機会は激減。結局は出場34試合で打率・147、2本塁打、7打点。7月24日のオリオールズ戦の試合後に、マドン監督から戦力外を通告された。

 以来、松井には米国での現役続行、または現役引退、そして巨人などが獲得へ向けて調査を始めたことから日本球界に復帰しての現役続行の3つの選択肢があった。

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