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「ペニーオークション」って何?安すぎて怪しくない? 運営元に直撃取材してみた

2010年9月1日 21:00

最近よく見るペニーオークション。「ラクサツ!」を取材してみた。

最近、ネット上でよく「○○オク」という広告を見る。ペニーオークションと言って、iPodや大型液晶テレビなど家電製品が激安、それも何十円何百円という破格で手に入るらしい。この手の「激安!破格!」には、まず疑いの目から入る記者。「凄い!」「熱い!」とオススメされればされるほど、何か裏があるのではないかと勘繰ってしまう。

しかし、食わず嫌いは勿体ない。実際のところ、得なのか?損なのか?…そんなことを思案しながら、ペニーオークションに手を出せずにいる人々を代表して、実際にペニーオークションの運営業者に取材した。




今回取材に協力いただいたのは、ペニーオークションサイト「ラクサツ!」を運営する株式会社MEDIA TRUSTの村井良雄氏だ。

まずペニーオークションの説明から。ペニーオークションとはアメリカを起点にここ数年で一気に世界へ広まった仕組みで、簡単に言えばオークションにギャンブル要素を加えた「ネットオークションの進化系」だという。具体的には、利用者はまず入札時に手数料を支払う。その後新たな入札者が現れると商品の価格が一定の設定金額に従って上がっていき、落札締め切り時間が数秒延長される。そして、通常のオークション通り最高値で入札した人が落札できるという仕組みだ。手数料は返却されない。つまり、落札できなかった人たちは、商品は購入できなかったのに手数料を払わねばならず、損失が発生するという仕組みになっている。

これだけ聞くと、何と損なシステムだと思うだろう。確かに、従来の競売やネットオークションでは、落札者以外の入札者は1円も払わずに済むからだ。しかし、そこに安さのカラクリがあるのだ。

前出の村井氏によると、入札する毎に手数料を支払うということは、落札する気もないのに闇雲に金額を釣り上げようとして入札する「荒らし」を排除することにつながるのだという。また、本気でその商品を手に入れようとする人しか参加しないので、競合相手が減り、結果的に落札金額が通常のネットオークションより低くなるという理屈になる。

そして、そもそもペニーオークションを運営するサイト自体が、入札者の手数料による収益を見込めるので、最低入札価格を極限まで下げることができるというわけだ。実際に、「ラクサツ!」では先月の落札結果として、iPad 64GBが定価の99.5%オフとなる365円で落札されているほか、PlayStation 3 120GBが235円、Nikon デジタル一眼レフカメラ D90が514円、SONY BRAVIA 32V型液晶テレビが4,215円と、いずれも目を疑うような金額で競り落とされている。

なるほど、こうして安さのカラクリが分かると、今すぐにでも始めてみたくなる。しかし、冒頭にも述べた通り、最近は「○○オク」というサイトがたくさんあり、初心者にとってはどのサイトが良いのか判断に悩む。また、「サクラを使って手数料を取るだけの悪徳業者もいる」という噂も聞く。どこに行けば、安心・安全なのか。

そこでご紹介したいのは、やはり今回取材に協力いただいた「ラクサツ!」だ。「ラクサツ!」では、家電の最新モデルやiPod、大型テレビなどの人気商品を全品新品で、「0円」から出品する。通常のオークションでは自分の希望金額を設定して入札するが、「ラクサツ!」ではサイト内の独自通貨「プラ」を購入し、それを使用することでオークションに入札できる。1回入札する度に「プラ」を1枚消費し、商品の落札価格が10円ずつ上昇していく。

さらに「ラクサツ!」では、落札価格が1円ずつ上がる「1円オークション」や、忙しい時にも入札したい「自動入札制度」、落札にコインを消費しない「フリーオークション」も設けており、用途や好みに合わせてオークション方法を選べるようになっているのが特長だ。

「いきなり始めるのは不安」「落札できず損するのが怖い」という人もご安心を。「ラクサツ!」の会員登録は無料で、登録者には全員5コインが進呈される。最初の5回までは完全無料で、ペニーオークションを体感できるのだ。

それでも不安、というひとのために、「ラクサツ!」では他社にはない「ビギナーオークション」という独自の制度を設けている。これは、一部商品について、今まで一度も落札したことのないユーザーだけが参加できる限定オークションで、「本当に落札できるの?」という不安を払拭してくれる。

ギャンブル性はあるものの、競馬やパチンコのような大損はないのがペニーオークションの特長だ。「ラクサツ!」を楽しく活用して、生活に彩りを添えよう。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)


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