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2012年12月26日(水) 19:55 |
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アルネ津山訴訟、原告の訴え棄却
津山市の再開発ビル「アルネ津山」の再建を目的に、津山市が多額の公費を投入したことは不当だとして、市民団体などが当時の津山市長らに公費の返還を求めている裁判で、岡山地裁は原告の訴えを棄却しました。
訴えていたのは、市民オンブズマン津山や市民団体のメンバーです。 訴えによりますと、原告側は2005年、経営難に陥っていた再開発ビル「アルネ津山」の再建を目的に、津山市がおよそ40億円の公費で施設の一部を購入したことが不当だったとして、当時の津山市長ら3人に公費の返還を求めていました。 原告側は、購入された施設の価値が専門家の鑑定では購入額の半分程度だったことから、購入価格が不当に高いと主張していました。 26日の判決で岡山地裁は「アルネ津山を再建させる目的からするとやむを得ない価格で、著しく不当に高額ともいえない」などと原告の訴えを棄却しました。 原告側は控訴するかは協議して決めたいとしています。
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