元大竹市主幹の強制わいせつ:元職員に猶予付き判決−−山口地裁岩国支部 /広島
毎日新聞 2012年12月26日 地方版
小学生の女児2人への強制わいせつと山口県迷惑行為防止条例違反の罪に問われた大竹市の元職員、上中清次被告(54)に対し、山口地裁岩国支部の高見進太郎裁判官は25日、懲役2年、執行猶予3年と罰金10万円(求刑・懲役2年と罰金20万円)の有罪判決を言い渡した。執行猶予は保護観察付きで、性犯罪者処遇プログラムなどでの更生を求めた。
判決によると、上中被告は8月8日夕、山口県岩国市内のスーパーの階段踊り場で、小学生の女児(8)のスカートをめくったほか、9月3日午後には同市内の公園で、小学生の女児(6)のスカートをまくりあげ、口づけなどをした。【大山典男】