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国際
【from Editor】来月18日は「国際移民デー」
移民導入には劇薬の側面も否定できない。今回の総選挙でもほとんど争点にはなっていない。わざわざこの時点で火中のクリを拾う物好きな政治家はいない。
だがひょっとしたら、空気が変わりつつあるのではないか、と坂中氏はいう。というのは、このところ政財界や官界の勉強会に呼ばれることが増えてきたからだ。霞が関の官僚が省庁横断的に集まるある勉強会で、坂中氏は「今後日本が直面する最大の問題である移民問題を長く研究している方」と紹介されたという。「選挙が終わって新しい政権が発足したら、ひょっとして、満を持したかたちで移民問題が議論の俎上(そじょう)にのぼってくるかもしれない」
シンポジウムと同時に論文コンテストも開かれる。すでに応募は締め切られたが、60通以上の力作が集まった。これも一種のサインかも、と坂中氏はいう。時代は急激に変わりつつあるのではないか、と考えると、刺激的な気分になる。(フジサンケイビジネスアイ編集長 松尾理也)
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