2012/11/29 (読了時間1分)
この記事は長部(おさべ)が担当しました。
■ 私は開発ができません。けど、作りたい。
「自分は開発できなくて困ってます。。エンジニアはどうやって集めたんですか?」と学生によく聞かれます。今日はそんな「作りたいけど作れない人」に向けたエントリーです。
じつは、私も開発ができません。
大学4年生の夏、ふと「この人生が終わってしまうのではないか?」と思い、とりあえず何かアプリを作ってみることにしました。会社をつくる半年前の出来事です。
そこで初めてプログラミングが必要だと知りました。
自分でもプログラミング勉強してみたのですが、全然歯が立ちません。
もうこれはだめだ、エンジニアと一緒にやるしかない!ということでまだ見ぬ彼らを探し始めたのです。
■ えーっと……エンジニアってどこにいるの?
当時私の周りにはエンジニアは一人もいませんでした。この世にエンジニアが存在すること自体が疑わしい状況でした。
とにかくエンジニアを探さなければ。
右も左もわからない私は、とにかくがむしゃらに動き回りました。
1.エンジニアの勉強会にいってみた
→誰も相手にしてくれません。それはそうですよね。だって何も知らないのですから。話についていけません。ある歌手のオフ会に曲一つも知らずに飛び込むようなものです。
2.twitterでエンジニアに直アポしてみた
→誰も相手にしてくれません。それはそうですよね。だってフォロワー数50人くらいの大学生が「突然お会いしたい」とリプとDMを飛ばすわけです。しかも、私は男です。今考えればかなり厳しいことをしていました。
3.求人を出してみた
→誰も相手にしてくれません。それはそうですよね。競合は出資をもらっていたり、もう立派な企業であったり。そこに「一緒にアプリを作りませんか?」とフォロワー数50人くらいの大学生がいうわけです。これは無謀でしたね。
■ エンジニアを探すな
結構動いているつもりなのに、結局エンジニアは見つからない日々が過ぎます。
…そんなある日。
「起業したい学生飲み会」たるものをfacebookで見つけたのです。もろターゲットの私は迷わず(半分無意識で)参加ボタンをクリックしたのです。
…当日。
そこには同じく起業したい学生がたくさんいました。
大手企業のインターン生、留学経験のある人、学生団体のトップ、学生エンジニアなどなどたくさんの学生が集まっていました。
、、、ん?あれ??
学生エンジニアがいるじゃないですか!
まさかエンジニアと出会えると思っていなかった私はテンションが上がりまくりです。
不思議なのは、彼らと話をしていても、ほとんど技術の話にならないということです。みんな起業という切り口で話をしてくれます。将来何をしたいのか、何を作りたいのか、そんな話ばかりです。
同じ将来を語れる人を探してください。
じつは、今の代表の眞子(エンジニア)とはそこで出会いました。
■ 技術がある人ではなく、志が同じ仲間を探せ
考えてみれば、起業したい人の中にエンジニアもいるはずです。単純なように思えますが、なかなか気づかないものです。
本質は将来のビジョンが一致する人と会社をやるべきです。
そしてその仲間がたまたまエンジニアだった、という形が望ましいと感じます。
共感してくれる人を探すと、きっとその中にエンジニアもいるはずです。
まずは大学の仲のよい友達から誘ってみるのがおすすめです。エンジニアでなくてもまったく問題ありません。誘い続けると次第に共感してくれる人にどんどん会えるようになります。遅かれ早かれ(エンジニアを探すよりは断然早く)、エンジニアとも出会えるはずです。
最後に一言
ちなみにそんなエンジニアたちと感動コレクションlogをつくっています。