2010年6月3日
総会後に会見する米長邦雄会長
日本将棋連盟(米長邦雄会長)の第61回通常総会が5月26日、東京・千駄ケ谷であり、次期会長を棋士(正会員)の直接選挙で選ぶ、定款の一部変更案を賛成多数で可決した。従来は理事8人を選挙で選び、理事の互選で会長を決めていた。公益法人改革に沿って給与や退職金などの制度も見直す。
引退規定も見直すことになった。現在は順位戦C級2組から降級してフリークラスに入ると原則60歳で定年となるが、他の棋戦でシード権を持つなど活躍していれば、その棋戦に限って参加できるようになる。今後、棋戦主催者と協議して決める。
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