「八重の桜」綾瀬さんら福島をＰＲ

12月24日 16時46分

震災や原発事故で大きな被害を受けた福島県の魅力をＰＲする催しが東京で開かれ、来年のＮＨＫの大河ドラマ「八重の桜」で主役を演じる女優の綾瀬はるかさんらが、物語の舞台となる福島のよさを語りました。

この催しは、福島県が企画したもので、東京・有楽町の会場には、地元の名物を食べられるコーナーや特産品を販売する店舗が並んだほか、かつて映画の題材ともなった、いわき市のフラダンスチームによるフラダンスの披露も行われました。
また、会場では来月から福島県を舞台に始まるＮＨＫの大河ドラマ「八重の桜」の主役を演じる女優の綾瀬はるかさんらが、福島の魅力やドラマの見どころを語るトークショーも開かれました。
この中で、綾瀬さんは「ドラマで演じる八重という女性は、激動の時代にも諦めずに前を向いて生きた人なので、東北や全国の人たちに見てもらえればうれしいです」と話しました。
そして、会場に集まった人たちは「福島の再生と発展を願って『八重の桜』で頑張ろう」と被災地に向けてエールを送りました。
会場を訪れた福島県出身の５５歳の女性は「多くの人たちが会場に来てくれてよかったです。自分も含めて福島や震災のことを忘れずにいるのは大切なことだと思います」と話していました。