メダルをかむのはなぜ?おいしいの?
連日連夜メディアをにぎわせているロンドンオリンピック。栄光のメダルを獲得した選手は大写しで満面の笑み。そしてメダルをかじるポーズ。私たちがかじりつくのはテレビになりますが、ところで、なぜメダルをかむのでしょう?教えて!gooでも質問がありました。
「オリンピックでメダルをかむ選手」
「何か意味があるのでしょうか?どの国の選手もよくやっているようです。それともかむ指示をだすカメラマンが多いのでしょうか」
質問者のmacchoyさんは、選手自身の意思なのか、指示されているのかも気になっています。
■ホンモノか?それともチョコレートか?
懇切丁寧にネットで検索して回答したqualheartさんによると、「現在はカメラマンが要望するのでメダルをかむ選手が多いようですね」とのこと。なるほど、最近は選手の意思ではないのかも。…すると、昔は違ったのでしょうか?
「最初にメダルをかんだのは、(中略)…1988年ソウル五輪の水泳男子200m自由形で優勝したオーストラリアのダンカン・アームストロング選手らしいです。まあメダルをかむのは、たぶん金の純度を確かめるためにかんで確認するのが一般的だからだと思います」(qualheartさん)
「実はメダルの中にはチョコレートが入っています」(take-on3さん)
中身がチョコレートだったら仰天ですが、金の純度をかんで確かめる説が有力でしょうか。
1896年にアテネで始まった近代オリンピックが今のオリンピックの流れですが、メダルをかむ行為の歴史はまだ浅いよう。Sayapamaさんは、日本におけるメダルをかむ歴史をひもといてくれています。
「日本人で初めてメダルをかむ写真を撮られたのは、1996年のアトランタでの柔道で金メダルを得た野村選手です。(中略)…野村選手がメダルをかんだのかの真意は不明ですが、『自分の物だとのアピール』『江戸時代などに小判が本物か判断する為にかんだ事があったから』などなど想像は色々出来ます」
しかし、オリンピックの金メダルは、開催国の経済的格差を考慮され、重量の92.5%は銀とし、金メッキを施すことが既定されているため、いまやパフォーマンスと言えそう。
■達成感をかみしめる
「オリンピックでメダルをとるのは、並大抵のことでは実現しません。(中略)…ハングリー精神の積み重ねの結果、試合に勝ってメダルを獲得した選手は、その安心感からハングリーの状態を満たそうとして思わずメダルをかんでしまうのです」(councellorさん)
ハングリー精神の境地が表現されていたとは…そこそこの努力しか重ねなかった私には到底理解できなかったわけです。
■え…そんな理由ってアリ?
「メダルをかむと歯茎から血が出ませんか?血が出たそれは歯槽膿漏です」
「ええっ!?あなたは金をかまないの?普通は世界中誰だって1日一度はかむもんだよ」
「記事を読むと『記念に金歯にしようと思います』とのコメントが書かれているようですよ」
いずれもtake-on3さんが挙げたユーモアあふれる回答です。
さぁ、今メダルをかんだ選手は以上のどの理由だと思いますか。
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