山田町災害復興支援隊

FIDR（国際開発救援財団）様と、SAVE The children japan様の支援により
町内計6か所（細浦2か所、旧北日本銀行前2か所、旧薬王堂前、山田病院仮設）のバス停を、今年の4月5日に設置していただきました。

山田町役場からの依頼で支援隊の防犯パトロール隊が毎日、点検・清掃を行っています。






最近は気温も高いですが、担当隊員たちはきれいなバス停を目標に掃除しています！




設置したての頃は汚れていましたが清掃活動を行ううちにバス停を利用する方々も綺麗に使用していただけるようになりました。







雨風もしのげて、震災前よりも立派なバス停をいただき、支援していただいた、FIDR様、SAVE The children japan様に感謝しています。ありがとうございました！

これからも、きれいに使わせていただきます!(^^)!

震災から１０ヶ月が過ぎ山田町沿岸部にも信号が設置され少しずつ灯りが戻ってきてはいますが、地震でできた突然の溝やデコボコした道路などは明るい時間でも車では走りにくく大変危険を感じます。また犯罪も油断できません。毎日みなさんが安心・安全に過ごせるよう、防犯パトロール小隊は、朝から晩まで山田町内を見回っています。

朝８：００の朝礼の様子。パトロール車とゼトロスを携え安全確認。




８：３０～１６：００は仮設住宅の巡回パトロール、続いて １６：００～１９：００は小中学校の通学路パトロール 




また要請時にはゼトロスを使い山田湾の海底に沈んだ瓦礫の引き揚げ作業もします。ゼトロスの運転は 大型免許を持つ防犯パトロール隊員なら安心。





冬はすでに暗くなる１６：３０から２４：００まで夜間巡回パトロール。パトロール車の頭につけている青色回転灯を点灯しながら暗闇の住宅街を巡回しています。深夜までお疲れ様です・・





また一方では、９：３０～１６：３０まで御蔵の湯駐車場誘導。今は真冬の寒い中、凍えながらも笑顔で誘導をしています。





また県内一斉の行方不明者合同捜索時には、消防・警察に協力し特務中隊と一緒に捜索に加わります。






防犯パトロール小隊は山田町の安全と復旧のため、今日も任務に就いています！

９日から始まった東日本大震災に伴う行方不明者の集中捜索は、今日で３日目。最終日です。
１日目は小谷鳥（こやどり）地区、２日目は浦の浜地区、今日３日目は大沢地区を捜索しています。






海と陸、それぞれ分かれて捜索します。海上では海上保安庁が捜索し、山田町災害復興支援隊は警察についていきながら、家、車、道路の側溝や、物かげ、しげみを重点的に探します。










先日釜石では８ヶ月間見落とされていた車の中から遺体が発見されたため、今回の捜索では徹底した捜索が求められます。山田町の行方不明者は９日、１０日の２日間では発見に至っていません。



今日も懸命な捜索は続きます。