2012年 12月 25日 |
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金山寺で火事 重要文化財の本堂全焼
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24日夜、岡山市北区の金山寺で、国の重要文化財に指定されている本堂を全焼する火事がありました。24日午後7時30分頃、岡山市北区にある金山寺が燃えているのを近所の人が見つけ、119番通報しました。消防車14台が出動して消火活動にあたりましたが、山の中腹にあるため水圧が低く消火活動に手間取り、火は2時間半に渡って燃え続けました。この火事で、国の重要文化財に指定されている木造平屋建ての寺の本堂、約165平方メートルを全焼しました。寺では、住職が1人で暮らしていましたが、出火当時は赤磐市の実家に帰っており、不在でした。警察の調べに対し住職は、「本堂では、不在の時も含め1日中ろうそくの火を絶やさずつけていた」と話しており、警察と消防が今朝から合同で実況見分し、漏電の可能性も含め出火原因を調べています。金山寺は、約1300年前に創建された天台宗の寺で、戦火により焼失しましたが、約400年前に岡山城主で戦国大名の宇喜多家によって再興されたと言われています。焼失した本堂は、国の重要文化財に指定されていました。
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今季最低気温続々…厳しい冷え込み
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25日の瀬戸内は寒気の影響で冷え込み、岡山・香川のほとんどの地点で今シーズン一番の寒さとなりました。各地の最低気温は真庭市上長田で氷点下9・2度、新見市千屋で氷点下7・5度、津山市で氷点下4・7度となったほか、東かがわ市引田では12月の観測史上最低となる氷点下3度を記録するなど、ほとんどの観測地点で1月から2月の最も寒い時期を下回る冷え込みとなりました。今シーズン一番の最低気温を記録した津山市では、午前8時ごろから雪が舞い、一段と寒さを感じる朝となりました。また、池の一面が凍った市内の観光名所衆楽園では、小雪が舞うなか散歩する人の姿も見られました。気象台によりますと、25日の予想最高気温は岡山と高松が8度、津山が6度と平年と比べ3度ほど低く、厳しい寒さは今週一杯続くということです。
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香川から54年ぶりの幕内力士誕生
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香川県から54年ぶりの幕内力士誕生です。来年1月の大相撲初場所の新番付が発表され、小豆島出身の琴勇輝関が新入幕を果たしました。24日発表された新番付で、香川県出身の琴勇輝関は西前頭15枚目に昇進、54年ぶりの香川県出身の幕内力士誕生となりました。琴勇輝関は小豆島出身の21歳で、先場所、東の十両3枚目で9勝6敗の好成績を挙げました。琴勇輝関は、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で親方とともに記者会見に臨み、新入幕の喜びと初場所にかける意気込みを語りました。大相撲初場所は、来年1月13日に東京の両国国技館で初日を迎えます。
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