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【裁判】舞鶴殺害事件・逆転無罪 検察側が最高裁に上告

12/26 01:14

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4年前、京都府舞鶴市で女子高校生が殺害された事件の控訴審で逆転無罪判決を受けた被告について検察側は25日、最高裁に上告しました。

中勝美被告は2008年5月、京都府舞鶴市で当時高校1年生だった小杉美穂さん(当時15)を殺害した罪などに問われていましたが、今月12日、大阪高裁で、1審の無期懲役の判決を破棄する「逆転無罪判決」を受けました。大阪高裁は無罪とした理由を、検察側が証拠とした目撃証言は信用できず、中被告の供述内容も捜査段階で誘導された可能性があるためとしていました。大阪高検は、25日、2審判決を不服として、最高裁に上告しました。小杉さんの母親は、「検察官の主張が認められる日が来ることを信じて待ち続けたい」とコメントしています。

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