井浦新さんインタビュー

第7回(2012/2/19放送「光らない君」)では、佐藤義清と初めて出会うシーンがありますね?

収録はずいぶん前でしたが、よく覚えています。義清とのシーンは崇徳上皇の唯一の幸せな時間…という感じで。
それ以外は権力争いや、鳥羽上皇とのしがらみの中での生活という演技がほとんどでしたので、印象深いですね。

佐藤義清というのは、崇徳上皇が唯一の心を開ける存在だと思うのです。そういう『想い』を大切にシーンを演じました。

崇徳上皇(18)と義清(19)は年齢も近いですね。上皇は義清にどんな感情を抱くんでしょうか?

義清の存在は…歌や芸術など共通の趣味を共有できる唯一の「友」だと思います。「同志」というより、そういう気持の方が強くありました。

佐藤義清役の藤木直人さんとは、役作りについてお話をされたのですか?

藤木さんと事前に話しはしていないです。芝居だけの会話でした。でもそれがとても心地よかったです。
お互いそういう気持だったのではないでしょうか?

歴史では、義清(西行)との関係は崇徳上皇が亡くなってからも続くのですが、ドラマで今後どのように描かれるのかとても興味深いですね?

「唯一の友」、とても印象深いお話でした。ところが次回、崇徳上皇は義清へ強い怒りの感情をぶつけます。
その理由について詳しく伺いますので、お楽しみに。

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