適度な飲酒で自殺率低下? 奈良県が検証結果人口10万人当たりの自殺死亡数が全国で最も低い奈良県は、県民の適度な飲酒などが想定要因の一つとする報告書をまとめ、25日、発表した。他の要因として世帯平均貯蓄額の多さやストレス度の低さ、宗教的なつながりなども挙げた。 昨年の奈良県の自殺死亡率は全国で最も低く、過去10年間でも5回にわたり最下位を記録するなど、国内でも有数の低位県。 県はこの特徴に着目し、要因を探ることで他府県の予防対策に生かそうと協議会を設置。過去の統計データを都道府県と比較し、県民約3千人を対象に35項目について意識調査を実施した。 【共同通信】
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