11月の米自動車販売、年率換算で約5年ぶり高水準に
<サンディ襲来で需要持ち越し>
10月末に東部に大きな被害をもたらしたサンディの影響で、同月の販売台数はアナリストの予想に届かなかったが、その分の需要が11月に持ち越された。
さらに自動車の平均使用年数が11年をわずかに超える水準に上昇したことも追い風となった。業界関係者は今後も需要が押し上げられると見込んでいる。
GMの米販売担当バイスプレジデント、カート・マクニール氏は今年の業界全体の販売台数について、同社の予想レンジである1400万─1450万台の上限達成に向かっていると指摘。アナリストの多くが2012年は1440万台に達すると見込んでいる。これは2007年以降で最高の水準。
<安定した回復>
調査会社トゥルーカードットコムのアナリスト、ジェシー・トプラック氏は来年の販売台数が1540万台となると見込む。
またドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)米国部門(VOWG_p.DE: 株価, 企業情報, レポート)のジョナサン・ブラウニング最高経営責任者(CEO)は、景気や今年12月および2013年初めの自動車販売の安定した回復が続くことを見込んでいる。ただ、財政問題をめぐる合意が成立しなかった場合の消費者信頼感に及ぼす悪影響に懸念を表明した。
GMのマクニール氏も、合意がまとまるまで2013年の業界全体の販売台数の予想提示を控える考え。
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