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安倍氏 新執行部人事で“自民変わった”
12月25日 17時11分

安倍氏 新執行部人事で“自民変わった”
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自民党の安倍総裁は、党の新執行部のメンバーと共に記者会見し、「自民党は変わったことを、人事でも示すとともに、来年の参議院選挙を勝ち抜くための執行部を作った」と、人事のねらいを説明しました。

この中で、安倍総裁は、今回の党役員人事のねらいについて、「『自民党は変わった』ということを人事でも示すためと、来年の参議院選挙を勝ち抜く態勢を作るため、新執行部を作った」と述べました。
そのうえで、党役員に女性を2人起用したことについて、「選挙戦を通して、『これからの日本は、女性の力を活用していかなければ、活力を取り戻せない』という話をしてきた。女性議員は非常に少ないが、一番難しい党執行部の役員に就任してもらった」と述べました。
さらに、安倍総裁は、選挙対策局長を党3役と同等の選挙対策委員長に格上げしたことついて、「参議院選挙の重要性について党全体が認識するためにも、新たに委員長ポストを創設した」と述べました。

高村副総裁

留任した高村副総裁は、「安倍総裁から、党に常時来られなくなるので、『副総裁職をラインとしてやってもらいたい』と指示を受けた。党4役など、つかさつかさの人が働きやすいよう心がけ、責任を共有するつもりで、党内全般に目配りしたい。党が一丸となって総理・総裁を支え、内閣の後方支援をしっかりやっていきたい」と述べました。

石破幹事長

留任した石破幹事長は、「来年夏の参議院選挙に勝って、初めて、安定した政権運営ができる。党利党略のためではなく、国家・国民のために、自民党が勝たなければならず、全身全霊で参議院選挙に臨みたい。安倍総裁の下で一致結束して、最大の緊張感と最大の責任感を持って取り組みたい。国会運営については、野党の意見にも耳を傾け、謙虚で誠実に対応していきたい」と述べました。

野田総務会長

野田総務会長は、「新しい自民党が、新しい力を持って、国民の期待にしっかりと応えることができるよう、全力を尽くしていきたい。まずは、来年夏の参議院選挙で勝って、政治を安定させることで、山積している問題を解決し、次の世代に日本の安定を約束していきたい」と述べました。

高市政調会長

高市政務調査会長は、「予算編成や税制改正の権限を持つ政権与党として、内閣と一体となって、しっかりと一つ一つの具体的な政策を示していかなければならない。民主党政権では、政府・与党が時にバラバラに発言・行動することが見受けられたが、一つの責任あるメッセージを、すべての政策について国民に示していきたい」と述べました。

河村選挙対策委員長

河村選挙対策委員長は、「3年3か月前に下野して以来、政権奪回のために、選挙対策にまい進してきた。政権奪回の夢は実現するが、総仕上げは来年の参議院選挙だ。自民党内の結束や、公明党との結束が大事であり、政策実行力も問われる。おごらず、緩まず、全力を挙げて選挙対策に取り組みたい」と述べました。

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