麦わら細工で「蛇」の絵馬づくり |

「金運も上がるように」と小判も描かれる |
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兵庫県豊岡市の城崎温泉では、来年の干支の「蛇」を麦わら細工で描いた絵馬作りが行われています。
麦わら細工は、豊岡市の城崎温泉に江戸時代から続く伝統工芸で、こちらの土産店では新年に向けて、麦わら細工をあしらった絵馬作りが行われています。
この道50年のベテランの職人が、顔料で様々な色に染められた麦わらを息を吹いて湿らせてから開き、来年の干支・蛇の形に切り出していきます。
絵馬に貼り付けられる蛇は赤・緑・黄色の3種類で「冷え切った景気を上げ、金運も上がるように」との願いを込めて、小判も添えられています。
この絵馬は約200枚作られ、1枚1600円で販売されるということです。
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2012/12/25 0:51:
更新) |
クリスマス寒波 大雪に注意 |

京都・京丹後市 |
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24日は上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まった影響で、近畿の北部は大雪に見舞われました。
23日夜遅くに降りだした雪は、近畿の北部で30cmを超える積雪になり、京都府北部には一時大雪警報が出されました。
24日午後6時現在の積雪は京丹後市で35cmと平年の約5倍、滋賀県長浜市で31cmと平年の約2倍になっています。
【京丹後市民】
「ことしは雪が降り出すのが早い。去年も大雪で大変やったけど。ことしはホワイトクリスマスですね」
兵庫県豊岡市の城崎温泉では、突然降り積もった雪に驚きの声が上がりました。
【観光客】
「朝起きたら真っ白だったんでびっくりした」
【観光客】
「これは宿の長靴を借りた。きのう下駄だった」
【宿の従業員】
「雪が降ると道路の雪かきが日課になって大変です。お正月前にこんなに降ったらかなわない」
冬型の気圧配置は24日夜にいったん弱まりますが、雪は26日まで断続的に降る見通しで、近畿北部の多いところでは25日午後6時までに20cmの雪が降ると予想されています。
気象台では路面の凍結や交通機関の乱れなどに注意を呼びかけています。
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2012/12/24 19:13
更新) |
慰霊と復興のモニュメント 11人の名前が加わる |

震災からまもなく18年 |
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阪神・淡路大震災で亡くなった人の名前を刻む神戸のモニュメントに、新たに11人の名前が加わりました。
あの日からもうすぐ18年、家族の思いがこもった「生きた証」です。
神戸市中央区の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」。
阪神・淡路大震災で犠牲となった人たちを偲ぶこの場所に、今年も新たな名前が刻まれました。
神戸市長田区で暮らしていた森浩さん(当時60歳)。
がんを患い、神戸市立西市民病院に入院した3日後、震災に襲われました。
転院を繰り返すうちに容体が悪化し、兵庫県三田市の病院で2ヵ月後に亡くなりました。
【森さんの息子】
「あの大震災に関連があって亡くなったという風に家族は考えていましたので、モニュメントに名前がないというのは寂しいかったですよね」
モニュメントには、森さんのように、震災後のストレスや体調の悪化が原因で亡くなった人たちについても、家族の希望に応じて名前が刻まれています。
【森さんの息子】
「神戸に帰りたいって言いながら、そう思いながら亡くなりましたので、帰って来られて良かったなという気がします。改めてまた別の意味で震災と向き合うことができる」
モニュメントには、震災の経験を伝えてきた母親の名前も刻まれました。
去年亡くなった加藤満子さん(当時61歳)。
娘のはるかさん(当時11歳)は、震災で倒壊した自宅の下敷きになって命を奪われました。
その年の夏、自宅の跡には、はるかさんの持っていたひまわりの種が花を咲かせました。
この花は『はるかのひまわり』と名付けられ、家族は種を配りながら命の大切さを伝えてきました。
【はるかさんの姉・いつかさん(2006年)】
「命というものをヒマワリを通じて感じてもらえるようになったらという気持ちで」
<復興のシンボルとして広がったはるかのひまわり>
<母・満子さんは、はるかさんと一緒に名前を刻みたいと願っていた>
【はるかさんの姉・いつかさん】
「確かにこの17年、18年は、自分にとってはすごくしんどい長い時間だったけれども、でもその中でいろんな人に支えられて、いろんな人に出会った。『はるかのひまわり』というものが原点になって、いろんな人に伝えていけたらいいなと思ってます」
慰霊と復興のモニュメントに名前が刻まれたのは、4933人となりました。
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2012/12/24 19:17
更新) |
70歳男性死亡 顔に殴られた痕 |

何者かに暴行され、帰宅後入浴中に死亡か |
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大阪市東淀川区の共同住宅で、住人の70歳の男性が死亡しているのが見つかりました。
顔には殴られた痕があり、警察は、傷害の疑いで捜査しています。
21日午後、大阪市東淀川区豊里7丁目の共和荘の5階の一室を訪れた管理人が、住人の田村直大さん(70)が、風呂に沈んで死んでいるのを見つけました。
警察の調べによると、田村さんの体内からはアルコールが検出され、死因は、溺死でした。
【近所の住民】
「お酒をちょくちょく飲んで、深夜に歌を歌いながら帰ってきていた」
また、田村さんの顔には、強く殴られた跡があるほか、目の上の骨が折れていました。
警察は、田村さんが何者かに暴行された後、自宅に戻り入浴中に溺れ死んだ疑いもあるとみて、傷害容疑で捜査しています。
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2012/12/24 15:06
更新) |
関西空港でクリスマスカードをプレゼント |

スタッフが思いを込めて書いたカードです! |
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24日はクリスマスイブです。
関西空港では、日本航空の職員が、サンタクロースの衣装で手作りのクリスマスカードを配っています。
【日本航空女性職員】
「メリークリスマス」
関西空港では、サンタクロースに扮した日本航空の職員が、クリスマスカードにキャンディを添えてプレゼントしました。
2000枚のクリスマスカードは、関西空港に勤務するスタッフ一人一人が思いを込めて手書きしました。
【日本航空職員】
「クリスマスだからこれ、どうぞ」
【子供たち】
「ありがとう」「やったぁ」
このイベントは25日も行われます。
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2012/12/24 15:06
更新) |
クリスマスキャンドル消し忘れ家が全焼 |

「玄関に置いたクリスマスキャンドルの火を消し忘れた」と住人男性 |
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24日朝、兵庫県宝塚市の住宅を全焼する火事があり、住人3人が軽いケガをしました。
クリスマスキャンドルの消し忘れが出火の原因とみられます。
午前4時45分頃、宝塚市光ガ丘1丁目の住宅が燃えていると、119番通報がありました。
火は、約2時間後に消し止められましたが、2階建ての住宅約85平方メートルが全焼し、この家に住む小汐大介さん(39)と妻(38)、10歳の長女が煙を吸うなど軽いけがです。
警察に対し小汐さんは、「木製の入れ物に入れ玄関に置いたクリスマスキャンドルの火を消し忘れた」と話しているということです。
【火事を目撃した男性】
「玄関の入り口が燃えてた。5分から10分したら急に2階に燃え移った」
警察と消防は、ロウソクの火が燃え移ったとみて、詳しい出火原因を調べています。
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2012/12/24 12:04
更新) |
20代男性が集団暴行受け意識不明 知人の男2人を殺人未遂容疑で逮捕 |

容疑者2人は「交際女性を巡ってトラブルがあった」と話す |
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今月20日、大阪市東住吉区の駐車場で、男性が複数の男に殴られ意識不明となっている事件で、警察は、男性の知人の男2人を逮捕しました。
今月20日午後11時過ぎ、東住吉区住道矢田の駐車場で、東住吉区に住む20代の元とび職の男性が、複数の男に暴行されているのを通りがかった人が見つけ、警察に通報しました。
男性は、現在も意識不明のままです。
警察は、交友関係を中心に捜査していましたが、知人の建築業・内村翔也容疑者(28)と、とび職・山川雄容疑者(21)が、通報があった駐車場を含む複数の場所で、男性に暴行を繰り返したとして、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
調べに対し2人は、「交際女性を巡ってトラブルがあった。暴行したことは間違いないが、殺そうとまでは考えていなかった」などと、容疑を一部否認しています。
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2012/12/24 12:03
更新) |
「太閤さんの聚楽第」石垣を公開 |

”権力の象徴”で開かれていた大名たちの宴会に思いを馳せ・・・ |
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豊臣秀吉が建造したとされる邸宅「聚楽第」の跡で見つかった石垣が、公開されています。
聚楽第の石垣が発掘された京都市上京区の工事現場には、多くの人が訪れています。
聚楽第は、豊臣秀吉が1587年に建造し、徳川家康などの戦国大名を招いて宴会を開くなど、権力の象徴とされていました。
その後、秀吉自ら破壊したと考えられていましたが、今月21日、京都府などの調査で、土台となる石垣が32メートルにわたり、当時のままの状態で残っていることが確認されました。
【訪れた人は】
「すごく歴史を感じる」
「417年ぶりに発掘された石垣を目の当たりにできて感激」
訪れた人は当時、最高の技術で造られた石垣を見て驚きの声をあげていました。
公開は、24日午後3時までです。
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2012/12/24 12:01
更新) |
震災がれき試験焼却専門家「安全で適切」 |
大阪府と大阪市が行ったいわゆる「震災がれき」の試験焼却について、外部の専門家は「測定と処理の方法は適切だった」と結論付けました。
大阪府庁で行われた会議には、大学で放射線の研究などをしている4人の専門家が出席しました。
大阪府と大阪市は先月、岩手県から受け入れる予定の震災がれきの試験焼却を行いました。
その結果、「焼却灰の放射性物質の濃度は安全基準を下回っていて、焼却で出たガスから放射性物質は検出されなかった」と発表しています。
23日の会議で専門家は、「試験焼却での測定の方法は適切で、安全な処理が出来ている」と結論付けました。
これを受けて大阪府と大阪市は来年2月以降、およそ3万6000トンの震災がれきを受け入れることになります。
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2012/12/24 8:24:
更新) |