2012/12/01(土曜) 19:14

中国、インドの国連安保理常任理事国入りを支持

中国政府の関係者が、「中国は、国連安全保障常任理事国入りに関するインドの要求に反対することはないだろう」としました。

 

イルナー通信によりますと、中国政務全国委員会のメンバーの一人は、インドの首都ニューデリで開催された中国の指導部交代による国内外への影響を検討する会議において、「国連安全保障理事会の構造改革は、必須のものである。なぜなら、安保理に発展途上国からより多くの代表が参加すべきだからであり、この方向性、中国は、インドの安保理常任理事国入りに反対しない」と語りました。

国連の加盟国の大半は、安保理が国連の全ての加盟国の代表でなく、この機関への各地域の代表は平等に決められていないと考えており、このため、安保理の理事国の数を19から25の間に増やすよう求めました。

インドは、ブラジル、ドイツ、日本と共に、国連安保理常任理事国入りを求めています。インドは、ここ数年、自国のこの要求に対する現在の安保理常任理事国など各国の支持を受け取るため多くの努力を払ってきました。

国連総会のあるワークグループは、1994年から、安保理常任理事国数の増加問題を審議していますが、これまで各国の間に大きな意見の対立が存在するため、結論に達していません。 

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