経歴
関西大学仏文学科卒業後、産経新聞社入社。本社社会部で遊軍や行政担当、司法キャップなどを歴任。小児医療連載「失われた命」でアップジョン医学記事賞、「武蔵野のローレライ」で第7回文藝春秋「Number」スポーツノンフィクション新人賞を受賞、2001年に独立し、
フィリピン人ボクサー、ベビー・ゴステロの波乱万丈の生涯を追った初の書き下ろし長編「拳の漂流」(講談社)で咲くやこの花賞、ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。卓球界の巨星・荻村伊智朗の人生を吉祥寺の卓球場主・上原久枝との交流を軸に描いた「ピンポンさん」(同)が話題を集めた。
現在は「Number」誌をはじめ、数多くの媒体に幅広いテーマで執筆活動を展開、2009年12月に阪神大震災をテーマにした初の児童書「にいちゃんのランドセル」を刊行した。この秋から、関西大学の非常勤講師としてジャーナリズム論を教えている。