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酒井法子 主演舞台千秋楽で涙「この素晴らしい瞬間を宝物に」

観客の声援に涙をにじませる酒井法子
観客の声援に涙をにじませる酒井法子
Photo By スポニチ

 女優の酒井法子(41)が24日、東京都渋谷区の文化総合センター大和田さくらホールで、芸能界復帰作となる主演舞台「碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜」の千秋楽を迎えた。15日の初日から10日間、計14公演を無事完走。客席で長男(13)が見守る中、カーテンコールでは目を潤ませて「この素晴らしい瞬間を宝物にして一生心の中に…」と感激していた。

 カーテンコールで「のりピーッ!」と客席から何度も声が飛び、立ち上がって拍手を送るファンも。酒井は目を潤ませ「舞台というのは本当に皆さんと一期一会。この素晴らしい瞬間を宝物にして一生心の中に…」と思いを語り「本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 この日は客席で長男やママ友が観劇。長男は初日も駆け付けていた。楽屋に戻った酒井は、共演者の出迎えに声を上げて泣いた。スポニチ本紙などの取材に「ホッとしました。疲れもありますが楽しかった」と晴れやかな表情を見せ「また舞台をやりたい」と力強く言った。

 日本中に衝撃を与えた事件から3年4カ月。わずか3週間の稽古で本番を迎えた。復帰に批判の声もあった中、初日は緊張の色を隠せず、共演の今井雅之(51)のアドリブにうまく対応できなかった。しかし、この日は突然抱きついてきた今井を笑顔で抱き返すなど、女優としての勘がよみがえった様子。歌声も力強くなっていた。

 楽屋での発声練習は一度も欠かさず、終演後の食事会でも喉への影響を考慮して温かいお茶しか飲まなかった。演出を務めた斎藤歩(48)は「最後まで必死だったと思う。セリフ変更などいろんな課題を与えたけど、すべてクリアしてくれた」と評価。今井も「開幕2日目に“酒井法子が戻った”と思う瞬間があった。やっぱりオーラも華もある」と絶賛。演出家としても活動しており「ぜひ使ってみたい。実はもうオファーしているんだ」と明かした。

 全14公演で計7500人を動員。舞台への客足が鈍る年末だったことを考慮すると「立派な数字」と主催者。しかし、復帰作という話題性があったのも事実。女優としての真の評価はこれからで、いかにひたむきに仕事に打ち込んでいくかが再起への鍵になる。

 終演後、都内の飲食店で開かれた打ち上げパーティー。共演者はもちろん、裏方スタッフにも「お疲れさまでした。ありがとうございました」と頭を下げて回っていたのが印象的だった。

[ 2012年12月25日 06:00 ]

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