JR大宮駅から徒歩20分、氷川神社の隣にある、大宮公園内にある、小動物園にやってきました!!!
隣には、子供が遊べる遊園地もありましたよ!!!それでは早速、動物園に行ってみたいと思います♪
ニホンツキノワグマのヨリーちゃんです。ヨリーちゃん、かわいいです。
ヨリーちゃんは、寄居町の神社の木の上にいる所を発見されて、大捕物をしたあげく、大宮公園内小動物園に引き取られたのでそうです。当時は、TVに出たりして、結構話題になっていたんだそうですよ。
熊は冬の冬眠中に、穴の中で子供を産みます。
そして春になると、2ヶ月から3ヶ月になった子供を連れて、穴から出てきます。
ヨリーちゃんは、秋に街中で保護されたので、おそらく産まれて6ヶ月位に拾われたという事です。
大宮公園小動物園にきたばかりの頃は、まだコアラ位の大きさだったんですよ。今はもう2歳になりました。これから、まだまだ大きくなるそうです!!!
ハイエナ一家のお父さんの、ホシくんがいました。
ハイエナは、なんと日本では3つの動物園でしか見れないのだそうです。
静岡の日本平動物園と大阪の天王寺動物園と、この大宮公園内小動物園だけ!!
関東では、ここだけなんです!!!ハイエナは不気味な声で泣きます。
他のお母さんや子供達が見あたりません。。。
一家全員で一つの檻に入る事はなく、お父さん、お母さんと子供、で交代交代に、外の檻に入ります。
というのも、ハイエナはメスが強い動物で、群れのリーダーはメスなんだそうです。
オスは群れの下位になってしまうので、お父さんとお母さんを繁殖期以外に一緒の檻に
入れてしまうと、いじめられてしまうんだそうです。
現在は、午前中はお母さんのキラちゃん&子供のレイちゃんの親子を、午後お父さんのホシ君を展示しています。
ハイエナ一家のお母さんと子供は、今は裏の檻にいるということで、特別に裏の檻を見せていただける事になりました。動物園の裏に入るなんて初めてです♪ドキドキです!!!
裏の檻には、一家の一番小さい子供でオスのセレンちゃんがいました。
群れの中では、一番弱い立場なんだそうです。
なので、皆と同じ檻に入れることは出来ず、1匹で別の檻に入っています。
隣の檻には、お母さんのキラちゃんと、オスの子供のレイちゃんがいました。
メスの方が体格が一回り大きいし、力も強いんだそうです。
レイちゃんは男の子ですが、今はまだ子供なので、お母さんと同じ檻の中にいることが出来ます。
しかし、性成熟してしまうと、お父さんと同じように、お母さんと同じ檻に入れる事は出来ないんだそうです。
だいたい2歳位になったら、ばらばらにしなければならないのだそうです。
場合によっては、オスは一頭ずつ飼うか、オス同士弱い物同士を同じ檻に入れて飼うか、色々試してみようとしているんだそうです。
ハイエナは顔が犬のようで、耳が丸いのが特徴です。
ハイエナは、エサを咀嚼せずにそのまま飲み込みます。だから奥歯が平らである必要がありません。そのため、奥歯まで尖っているのが特徴で、骨をバリバリ噛み砕きます。
また、ハイエナの赤ちゃんは生まれたときは真っ黒で、何ヶ月かたつと今のような斑模様ができてくるんだそうです。
そして年を取り、おじいちゃんおばあちゃんになっていくと、今度はブチ模様が薄れていく
んだそうです。
ハイエナのご飯になる、牛の肋骨と大腿骨を見せていただきました。すごい大きさです!!
これらの骨をガリガリ噛み砕いて、胃の中に入れてしまうのだそうです。胃酸がものすごく強いんですね。あとかたもなく食べてしまうそうです。また、顎の力を鍛えるためにも、骨を与えるそうです。
ハイエナさん達が、骨をガリガリする姿は、土、日、祝日の午後1時30分から
『 ブチハイエナのガリガリタイム 』というイベントとして見ることができます!!!
セレンちゃんのための水入れが、一晩でこの様相です。。。びっくりですね。怖いですねぇ〜〜
「とりたちのらくえん」にやってきました。
このサイズの通り抜けのバードケージは、全国的に見ても、中々ないそうですよ!!!
このケージの中を、鳥達は自由に飛び回ります。すごいです。
ゲージの中には、鳥の鳴き声が響いています。
なんだか、ジャングルに来たみたい!!
ここには、クロトキ・アオメキバタン・ムギワラトキ・オシドリ・シロトキ・カルガモ
コシジロヤマドリ・オオフラミンゴ・ハッカン・ワライカワセミがいるそうです。
すぐ近くに鳥達がいますよ!!
柵がないので、フラミンゴがこんなに近くに!!!
フラミンゴがなぜ片足で立っているかというと、足が冷たいからだそうです。
鳥は体温が高く40度以上あるんだそうです。さらにそこに羽毛が生えているので、羽毛の中に、互い違いに足を入れています。足の関節は人間と逆方向に曲がります。膝が後ろ側に曲がるんです。綺麗に足を入れていますよ。
首も体の羽毛の中に埋めて暖を取っているんだそうです。
フラミンゴのくちばしがブラシのようになっていて、水の中から餌を濾しながら食べます。
餌の中には赤い色素がはいっているんだそうです。それでこんなに綺麗なピンクなんですね。くちばしもすごく綺麗なピンクですよ。
オシドリがいました。オシドリは、オスの方が羽の色が綺麗です。メスの方が地味なんだそうですよ。
ワライカワセミが木に止まっているのを発見!!!すごい特徴のある鳴き声です。
ボタンインコがいました。色がとてもきれいです!!
ボタンインコは、オスとメスがとても仲良しなので、英名で「LOVE BIRD」と呼ぶんだそうです。なんだか、素敵ですね ♪ひまわりの種や、穀類を餌にしているそうです。
埼玉県の特産と言われている、タマシャモがいました。色が普通の鶏とは違い、カラフルです。まるで、暑い気候の国の鳥のようです。タマシャモ専門店ではタマシャモが食べれるそうですよ。
丁寧なご説明、どうもありがとうございました ♪
こちらの動物園には、54種215点の動物達がいるんだそうです。
小動物園とは思えない規模ですよね。
そんなたくさんの動物達を、4人の職員の皆さんで動物たちの飼育をされているのだそうです。餌をあげて掃除をして夕方の餌をあげて、翌日の餌の仕込みをしたら、一日はあっという間に過ぎてしまうそうです。すごいですね〜〜
こんなにたくさんの動物達がいるのに、この動物園はなんと無料で入園できるんです!!!
是非一度、行ってみて下さいね ♪
大宮公園小動物園(おおみやこうえんしょうどうぶつえん)
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4
TEL : 048-641-6510
開園時間:10:00〜16:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の時は、その翌日)及び 12/29から12/31
※氷川神社の隣にあるので、元日は開園しています。