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「黒子のバスケ」同人誌など参加自粛 損害は1千万円超 29~31日のコミケ
東京都江東区の東京ビッグサイトで29~31日に開催される世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ)で、人気漫画の同人誌販売が自粛されることになり波紋を呼んでいる。主催者側に脅迫状が送られてきたことによる措置。この漫画の同人誌販売を予定していたサークルは約900もあり、参加費の返金や警備の強化などで主催者側の損害は1千万円を超えるという。
販売自粛が決まったのは、週刊少年ジャンプ連載の人気バスケットボール漫画「黒子のバスケ」の同人誌やグッズなど。
「黒子のバスケ」をめぐっては、10月から関連イベントの中止を要求するなどの脅迫状が相次いで送りつけられている。
10月21日に関連イベントを開催する予定だったビッグサイトにも、同月13日に脅迫状が届いていた。この際は警備を強化した上でイベントを開催していた。
コミケを主催する「コミックマーケット準備会」に脅迫状が届いたのは10月29日。「黒子のバスケのサークルを参加させるな」との内容で、差出人は「喪服の死神」となっていたという。準備会はすぐに警視庁に届け出た。
準備会は警備を強化した上で通常通り開催することを希望したが、2度目の脅迫となったビッグサイト側などが黒子のバスケサークルの参加見合わせを要請。12月8日に同サークルの参加自粛が発表された。
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