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2012-12-24 08:05:22

ゆとり教育の遺物の医学部の入試面接

テーマ:徒然記
朝新聞を読んでいたら、前にブログで話題にした下村博文氏が文部科学大臣に内定したようなことが書いてあった

そうなることを願いたい

教育産業出身ということだが、これまで日本の教育産業は低く見られすぎてきた

外国の(とくにアジア他国の)参考書などを見ればわかることだが、日本の参考書、とくに大学受験レベルのものはものすごくわかりやすい

だいぶ改善されたとはいえ、教科書はレベルが低いのにわかりにくく、参考書はレベルが高いのにわかりやすい

これが官と民の違いだということがはっきりわかる

授業がわからない子がいたら、文部科学省はカリキュラムを減らすことで対応しようとしたが(これがゆとり教育である)、教育産業はわかりやすい講師で対応しようとした(これがカリスマ講師である)

日本が、公教育費がOECD最低レベルなのに、かつては世界一の学力を誇り、今でも、アジアの周辺国には負けるが、少なくとも高校生の学力では、それなりの位置にいるのは、やはり民間教育の力だろう

にもかかわらず、文部科学省関係の審議会の委員に、教育能力の低い大学教授のような人ばかりが選ばれ、民間教育からは本当に選ばれない(ここでいう民間教育は私立の高校や大学のことではなく、教育産業のことである)

問題は、文部科学副大臣まで経験があり、キャリアも教育産業出身なのに(そこの進学実績がそんなにすごいとか、生徒の学力を伸ばしているかというと、もっとすごいところはいくらでもあるが)、なぜか今回の初入閣に際して、なぜか環境大臣の候補になっていた

文部科学省からの抵抗が強かったのか、あるいは、官邸サイドが、教育産業(これも原発と同じで、勝手に悪いイメージがついている)出身のイメージを嫌がったのかのどちらかだろう

どちらにせよ、安倍氏がいい「お友達」を適材適所で使うことは評価できる

学力を上げるのに、わけのわからない入試制度の改革より、民間教育の発想を取りいれてもらえるほうが(塾などに奨学金だっていいくらいだし、教育バウチャーの発想もいい)、よほど教育はましになる。ただ、公教育もしっかりしてもらえないと、親が教育熱心でなかったり、いくらバウチャーがあっても教育産業の経営が成り立たないような僻地の教育レベルが下がってしまうので、あまり民の発想だけでは難しいということもわかってほしいが

本当は、教育にもっと実績のある人の登用を願いたいが、とにかく、これまでのど素人の大人よりははるかに期待できる

さて、民間教育の発想では想像のできないような事件がまた起こっている

本日掲載ということだったので(まだ、掲載を確認できていないし、地方版にだけ載っているのかもしれない)、このブログに書かないできたが、秋田大学医学部の入試面接のことで、取材を受けた

昨年の入試で得点が十分足りているのに、前期、後期とも面接で落とされたとのことで、得点開示では、両方とも面接の得点が0点だったとのことだ

記者があってみると、普通の印象の子どもでなぜ0点かわからないという話だった

可能性があるとすれば、起立性調節障害のために、体調が悪く、高校に合格したが進学しない

そのため、高認試験を経ての受験だったとのことだ

この不合格と面接試験0点が秋田大学の体質を表しているとしか思えない

一つは医学部でありながら、病気の人に病気を抱えながら生きることを支えていこうという姿勢がなく、病人は、医者になんかなるなと排除する姿勢をもつ大学であること

二つ目は、文部科学省はいじめ問題や不登校問題を背景に、学校に行けない人間は無理に行かなくても再チャレンジできるようにと、旧来の大検試験を大幅に簡素化し、高認試験の制度を作ったのに、それの合格者を排除する姿勢のある大学であるということだ

いじめられっ子がこれでは浮かばれない

がまんして学校に通わないと、医学部には入れないよと公言しているようなものだ

私が文科省の役人なら、これにはきちんと説明を求めるだろう、なんのために高認試験を作ったかわからないからだ

三つ目は、この大学の精神科の教授や、一般化の教授が人の心の傷のわからないクズの集まりだということだ

病気を抱える子どもが一生懸命勉強して、大学に受かったのに、お前は医者に向かないと0点を与えて、どれだけその子どもが傷つくかがわからない奴が、医学部の教授であり、この大学の精神科の教授である

むしろ、こういう教授たちに認められて、この面接に受かった子どもたちのほうが心配になる

病人は社会生活に戻す必要はない、いくらいじめれられも人間は傷つくものでないという、勝者の人生観をもった奴らばかりがうかるのかもしれない

4つ目は、やはりこの大学の精神科の教授がクズであることの裏付けになることだが、15分の面接で、医者に向くか向かないのかがわかると思いあがっているということだ

たった15分で人間のことがわかると思っているから、3分診療で平気な医者を育てることになる

この大学の精神科の清水徹男という教授は不眠の専門家ということになっているが、おそらく脳波をとって薬を渡すというタイプの医者なのだろう

不眠にはいろいろな種類がある

ストレスからきているものや、寝付かれないような心配事を抱えているもの、眠れないことに「とらわれ」ている者、うつ病性の不眠、高齢者のような浅い睡眠が増える不眠

やはりきちんと話を聞いて処方するのが、筋だろうし、これですら、初診なら15分で終わらせないのがプロというものだ

東大でも、患者の話など聞くから誤診するというような画像診断の専門家が精神科の教授になったそうだが、まだ入試面接をやらないだけましだ

第一、私は医学部に入試面接が必要なのかに疑問をもっている

というのは、バイオの時代だから、医学部の卒業生はみんな医者になるわけでない

コミュニケーション能力は低いが研究能力は抜群の人もいる(人に聞いた話だが、山中教授のチームにもそういう人がいて、その人の発想はすごいそうだが、インタビューにも答えられないような人らしい)

こういう人も医学部に入れないと、日本は研究で外国に勝てなくなる

面接をやるなら、医師国家試験のときにやればいい

あるいは、コミュニケーション能力のない人にそれをつけるのは、医学教育の中でやるべきだ

国語の読解ができる(センターで8割は国語でとれないと、国立の医学部は難しい)のだから、ちゃんと教えればできるようになるはずだ

生物学的精神医学のような人間しか精神科にいないから、学生にコミュニケーション能力を教えられないのかもしれないが、アメリカでは教育の一環である

前に群馬大学でも、親の介護経験を経た主婦が合格点を取りながら、面接で落とされている

生涯学習の精神をまったく無視している

論文の数だけで教授を決めるから、面接官がおかしいのに、そんな人間が医者になれる人間を決めている

だいたい、学力より面接というのが、ゆとり教育の遺物の発想だ(自民党の公約にもそう書いてあるが、下村氏はどんな考え方なのだろう?)

確かに学力が高い人より、15分の面接(本当の人間性がわからない程度のテレビや演説の時間ごまかせる能力)のほうが政治家にはなりやすいだろう

アメリカは面接重視だが、はるかに時間をかけて、面接のプロが面接する

下村文科相には、こういうおかしな大学をなんとかしてもらいたいし、手腕に期待したい(政治家が大学に介入すると、田中真紀子氏みたいになるのに、こりてやらないのかもしれないが)

それにしても、現役で秋田に受かるだけの学力のある子なら、緑鐡で1年勉強してもらえば、面接のない理3に合格させる自信はあるのだが

病気はあるが、学力のある子に、資格を与えないで、生活保護問題だって解決しない気がする


2012-12-23 18:00:55

民主党の宣伝力

テーマ:徒然記
昨日は、とても嬉しい一日

ちょっとしたパーティに呼ばれていたのだが、いつもお世話になっている人から電話があって、『あら輝』に誘われる

昔から通っている店だが、店をたたんでロンドンに行かれるということがあって、閉店まで予約がまったく取れなくなっている

実は、人に頼まれて、ご主人に教えていただいた携帯番号にかけて頼み込んでも、さすがに先生の頼みでも空いていないんで、キャンセルが出たらお電話しますという話だった

それが、行けることになった

そして、今年、最高のマグロを口にすることができた

やはりうまい

ロンドンでは日本から生の魚を輸入できないので、オリジナルの素材でやるそうだ(LAやニューヨークならそれが可能なのだが)

でも、日本の素材でやるなら、外国の人に日本に来てもらうのがいちばんいい、自分がロンドンに行く以上は、ロンドンでベストの素材でやってみるという心意気がすごい

あと、一昨日初めてお会いした河野英太郎さんについても、本も読まないで、紹介するのは失礼と思って、本『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』を買ってきた

本日、ざっと目を通したが、よくまとまったいい本だ

当たり前のことが書いてあるのだが、当たり前のことができていない人が多すぎる

でも、言われないと気づかないことはたくさんある

私の2冊目の本が、『受験勉強入門』(今はPHPで文庫化され『受験は要領 テクニック編』となっている)という本だったが、こっちの本のほうが、判型も大きいし、図も多いし、また理論の背景もずっとしっかりしているが、なんかテイストが似ていて好きだ

さて、民主党が代表選を行うらしい

また、地味に議員だけで決めるのだろうか?

自民党は野党に転落してからも、総裁選は、きちんと全国で選挙運動をやった

そして、それがそれなりに話題になった
(マスコミが書くほどではなくて、今の安倍氏が選ばれた、直近の選挙でも、名古屋駅前でたまたま見たが人の集まりが少なくてびっくりした記憶がある)

民主党もこのままフェードアウトするのでなく、二大政党制の一翼に残りたいのなら、きちんと党首選をやって、反原発政党になるのか、ヨーロッパ型の社民政党になるのか、アメリカ型の新自由主義だが、アメリカの民主党に近いリベラル政党になるのかを、各々の候補が、全国で明らかにして、それを訴えた上で、まだ党員だってたくさんいるのだから、いくら人が集まらなくても、1カ月くらい、全国で選挙運動をやったらどうだろう

まだ、消えていないし、まだ自民党や官僚の暴走は止められる印象を作りなおさないで、なんとなく、議員票で海江田氏が選ばれる(実際に大規模選挙運動の結果ならともかくとして)ようだと、参院選も暗いだろう

株価が上がって、円安が進んで、なんとなく自民党でよかった(実際は、やる前からそうなっているのだが)で、参院選まで自民党もミスをしなければ、あとの3年は自民党の独裁になってしまう

もちろん、貧困な福祉で何人死ぬかわからない

日本人が共産党や社民党が嫌いな以上、もう少し、民主党に国民にアピール力をもってほしいものだ




2012-12-22 11:47:00

フグの白トリフ漬け

テーマ:グルメ記
昨日は、忘年会のダブルヘッダー

前半戦は、ディスカバー21の忘年パーティ

いつも派手な出し物で楽しませてもらっているが、今年はけっこう地味だった

ただ、嬉しいことが一つあった

河野英太郎酸という方が、今年このディスカバー21から出したいちばん売れた本ということで表彰された

『99% の人がしていないたった 1% の仕事のコツ』という本だ

まだ読んでいないが、メールであれ、会議であれ、報連相であれ、基本的なコツをうまくまとめた本のようだ

私のような人間でも一通り目を通す価値がありそうだ

で、その人が表彰された時のスピーチで、このパーティで私と会えて嬉しかった、私の本を読んだおかげで、いなかのろくに進学を意識していなかった16歳の少年が東大に合格することになったというような意味の話をしてくれた

本には人の人生を変える力があるとも

確かに、私は大した人間ではないが、中に書かれるテクニックには異論があるかもしれないが、『受験は要領』を読んでやる気になった、転機になったと言って下さる方は多い

もう一つ嬉しいのは、この方が私の弟子というのはおこがましいが、少なくとも、ある人の受験テクニックや勉強法や仕事術の本を読んでもオリジナルの人の能力においついたり、それ以上の能力を身につけることは通常考えにくいことだ

タイガーウッズのゴルフの本を読んでも、彼より上手くなる人はまずいないだろう

私の勉強法の本を読んで、成績は上がるだろうが、理3に入るのは難しいかもしれない

と思っていたら、毎年のようにかなりの数で私の本を読んで理3に受かったという人がいる

そして、3年くらい前に、私の通信教育の受講生から理3のトップ合格が出た

まねをしたり、アレンジしたりするのでも、師を超えることがあり得る

そして、この河野さんはビジネス書で師を超えたということだろう

おそらく勉強法を工夫して東大に受かったという体験があるから、仕事でもきちんと工夫をする習慣が身に付いたのではないだろうか?

受験勉強の価値はまさにここにある

だから、今後も地方の受験生のために、本も出し続けるし、通信教育も続けていたい

で、次の会は、私の3本目の映画の慰労会

六本木のフグの名店浜藤で、白トリフとふぐの組み合わせでいろいろつくっていただく

ワインは、コントラフォンとルフレーブのムルソーの飲み比べにした

で、今年度は私の発案で、白トリフを上からかけるだけでなく、白トリフで下味をつけるヅケをやってもらった

それなりにおいしいが、もう少し改善の必要がありそうだ

毎年、紹介するジョルジョバルディの白トリフ漬けのカルパッチョとはちょっと違う味だ

でも、もちろん十分おいしい

ほかの料理もおいしい

実は、とても楽しい仲間と飲んでいたのだが、いい仲間といい酒といい食事は人間を幸せにする



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