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聚楽第の石積みを一般公開
12月24日 13時36分

聚楽第の石積みを一般公開
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豊臣秀吉が京都に構えた邸宅「聚楽第」の石垣の一部とみられる石積みが見つかり、24日初めて一般に公開されました。

聚楽第は400年余り前に豊臣秀吉が京都に建てた豪華な邸宅です。
豊臣家の後継者争いの結果、秀吉がわずか8年後に徹底的に壊すよう命じたと言われ、遺構が見つかることはほとんどないとされてきましたが、京都府埋蔵文化財調査研究センターが京都市上京区の工事現場の地下6メートルから発掘しました。
公開されたのは「聚楽第」の本丸の石垣とみられる石積みで、高さおよそ2メートル、長さ32メートルあります。
それぞれの石は、直径1メートル前後の大きなものを加工せずに積んでいます。
一般公開には大勢の人が次々に訪れ、調査員から石垣の建造方法などについて説明を受けたり写真を撮影したりしていました。
京都市山科区から訪れた78歳の男性は「こんなにはっきり石垣が見られるとは思わなかった。見事な石垣で、昔の人は偉かったなと感じました」と話していました。

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