また、今年4月末から5月にかけて、元NFLの選手が立て続けに拳銃自殺する事件も起きている。そのうちの1人は、2年前に引退したばかりで名ラインバッカーとしてプロボウル(オールスター戦)に12度選ばれた名選手、元サンディエゴ・チャージャーズのジュニア・セアウだったからショックは大きかった。
■CDCも脳振盪の問題について警告
もちろんこうした事件や事故、そして自殺は、選手の個人的な問題が原因なのかもしれない。だが、頭をよぎるのは近年、NFLで大きな問題として指摘されている「脳振盪問題」だ。
激しいタックルがつきものの競技で、度重なる衝撃による脳へのダメージは大きく、引退してから深刻な後遺症を訴える選手も少なくない。アルツハイマー病になる率が高いというデータもある。
頭痛、短気、落ち着きのなさ、感情的になりすぎる、不眠、記憶喪失、目まい、倦怠(けんたい)感など……。CDCも脳振盪による後遺症の問題について注意喚起している。
■グッデルコミッショナーが啓蒙活動に乗り出す
NFLはかねてよりドメスティックバイオレンス(DV、家庭内暴力)や飲酒運転、拳銃に関する問題などに頭を悩ませてきた。
AP通信によると、06年には68選手がなんらかの事件を起こして逮捕され、これは全選手の交通違反の切符数よりも多かったという。
そのため、この年にNFLのコミッショナーに就任したロジャー・グッデル氏が啓蒙活動に乗り出し、DV、飲酒運転、銃保有による逮捕者をおよそ40%も減らした。それでも昨年、NFL32チーム中21チームで逮捕者が出たとされる。
また、NFLは脳振盪、脳の損傷関連で100件以上も元NFL選手が原告になった訴訟を抱えているといわれている。「脳への影響に関する情報を開示してこなかった」という理由だ。
グッデルコミッショナーはこうした「脳振盪」の問題に熱心で、ずっと危険なタックルに代表されるような「“戦闘士精神(warrior mentality)”の文化を変えないといけない」と話してきた。
米プロフットボールリーグ(NFL)が脳振盪(しんとう)問題で揺れている。12月に入ってから、現役選手が交際相手を射殺した後に自殺する事件があったほか、飲酒運転の末にカーブを曲がりそこねて同乗のチーム…続き (12/22)
アイスホッケー男子の2014年ソチ五輪への道が早々と断たれた。北米プロのNHLを経験した唯一の日本人、GK福藤豊(日光アイスバックス)が五輪予選に初出場しながら、地元日光での1次予選に敗れた。トリノ…続き (11/23)
世界5大マラソンの一つで、11月4日に開催される予定だったニューヨークシティー・マラソンは米東海岸を襲ったハリケーン「サンディ」の影響で中止された。中止決定が大会2日前とあって、参加予定者の多くが世…続き (11/13)
選手名 | 開始 | スコア | 対戦相手 | 出場 |
---|---|---|---|---|
長友佑都 インテルミラノ |
12/22 20:30 |
1-1 | ジェノア | - |
宮市亮 ウィガン |
12/22 21:45 |
0-1 | アーセナル | - |
長谷部誠 ウォルフスブルク |
12/15 23:30 |
0-2 | Eフランクフルト | 先発 |
内田篤人 シャルケ |
12/16 2:30 |
1-3 | フライブルク | 先発 |
香川真司 マンチェスターU |
12/23 22:30 |
1-1 | スウォンジー | - |
岡崎慎司 シュツットガルト |
12/15 23:30 |
1-3 | マインツ | - |
清武弘嗣 ニュルンベルク |
12/17 1:30 |
1-1 | ブレーメン | 先発 |
酒井宏樹 ハノーバー |
12/15 23:30 |
1-2 | デュッセルドルフ | - |
各種サービスの説明をご覧ください。