購読のお申込み

PR
PR
PR

佐賀新聞ニュース&スポーツ

この時間のニュース
スポーツニュース

おすすめ情報

さがぐらし

“さがぐらし”はじめませんか?
佐賀市が展開する定住サポート事業の、地域SNS連動型キャンペーンサイトです。

ブライダルさが

結婚情報サイト「ブライダルさが」
マイルーム機能、ドレス検索など、お二人の素敵なブライダルを演出します。

Q_Jin_60_60.gif

県内求人情報 「Q-Jin」
1週間以内に紙上に掲載されたQ-Jinの情報を掲示しています。

佐賀就活ナビ

佐賀で働く人へ「さが就活ナビ」
産・学・官プロジェクト事業の県内就職情報サイトがオープン!

子育て応援の店

子育て応援の店事業
登録店で会員証を提示すると、子育てにやさしいサービスが受けられます。

h_saganews.gif

はてなブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 Deliciousに登録 Twitterに投稿
印刷する 印刷する
トップ |行政・社会 |事件・事故 |経済・農業 |まちの話題
全国初、二つの学位取得可能に 佐女子短大

 佐賀女子短大は18日、韓国の短大の蔚山(ウルサン)科学大学と「ダブルディグリー制度」の協定を結んだ。来年度から学生が留学を通して両短大の学位を取得できるようになり、全国の短大で初めて導入する。国際感覚を持つ人材の育成や若者同士の交流促進とともに、国際基準に合わせた教育の質の確保を目指す。

 ダブルディグリー制度は日本と海外の大学が教育課程や単位互換などを取り決め、双方の学位を授与する取り組み。文部科学省が大学の国際化の一環で推進し、4年制大では導入が進んでいる。佐賀女子短大と蔚山科学大は2010年、留学に関する提携協定を結んでおり、新たに同制度を加えることにした。

 対象はキャリアデザイン学科の希望者で、人数の制限は設けない。短大で1年間学んだ後、蔚山科学大に1年間留学し、韓国語をはじめ、英語や日本語教育、IT関連など専門科目を受講する。留学先の授業料は不要で、生活費などは自己負担となる。必要な単位を取得すると、双方の卒業証書を受け取ることができる。蔚山科学大は韓国の大手自動車メーカーの現代自動車が設立している。

 佐賀女子短大であった協定書調印式で、山田直行学長は「教育の質の保障が求められる中、制度導入は国際的なレベルに達している証しとなる。身近で負担も少ない韓国留学を促し、国際教育支援につなげたい」とあいさつ。蔚山科学大の李秀東(イスドン)総長は「先進的な日本の福祉や幼児教育の分野を韓国の学生が学べる機会になる。根が強い木は風で倒れないというように、両国の交流が根強くなれば」と述べた。

2012年12月19日更新
ダブルディグリー制度の協定を結び、握手する山田直行学長(右)と李秀東総長

ダブルディグリー制度の協定を結び、握手する山田直行学長(右)と李秀東総長


ロード中 関連記事を取得中...

Copyright(c)Saga Shimbun Co.,Ltd