■ボコノン教の用語
ボコノン教の用語を以下にまとめます。索引(インデント)をつくろうかと思いましたが、ミントン夫人に性格や趣向を見抜かれそうなのでやめときます。単に面倒くさいってのもあります。
・フォーマ 無害な非真実。
・カラース 民族、制度、職業、家族、階級など一切の領域にとらわれず、神の御心を行うためのチームのこと。ボコノン教において重要な要素となる。端的にいえば、好き嫌いに関係なく、自分の人生に関わってくる人間を意味する。ボコノン教では、人類はたくさんのチームで構成されているとしている。
・カンカン 人間をカラースのなかに組み入れる道具。
・シヌーカス
人生の巻きひげ。カラースのメンバーと遭遇すること。
・ワンピーター
カラースの軸となるもの。気、岩、動物、思想、本などあらゆるものがワンピーターとなりうる。カラースのメンバーは、ワンピーターの周りを混沌と回転することになる。円運動をするのは、カラースの精神・魂であり、肉体ではないことに注意。なお、カラースにワンピーターは必ず存在する。
・ヴィンディット 人間が、ボコノン教の方向へ突然ひと押しされること。ひとたびヴィンディットに襲われると、人間は、時間のすべての瞬間、さまよう人類のすべてが一体化するボコノン教的幻影を見るという。
・ランラン 人びとをある思索の路線からそらす人間のこと。ランランは、カラースから外れそうになっているメンバーの思考を打ち消し、馬鹿げたものにしてしまう。カラースの番人的な役割を果たす。
・デュプラス
二人だけで緊密に構成されるカラース。深い恋に落ちているデュプラスは、変わってはいるが誤りのない洞察力を身につける。なお、デュプラスのメンバーは、一方が死ぬと残りも一週間以内にあとを追うことになる。
・グランファルーン 人間が誤って作ってしまう間違ったカラース。それらしく見えても、ボコノン教的には無意味な存在。例として、同郷・同窓会、共産党、アメリカ愛国婦人団体、ジェネラル・エレクトリック社、国際秘密共済組合、あらゆる時代のあらゆる大陸のあらゆる国家など。
|